ブリランテ
通常 | モードブラスター |
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Illustrator:TOKIYA SAKBA
名前 | ブリランテES1(Brillante E/S Primera) |
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年齢 | 6570周期 |
職業 | ファクトリー製BOT(アンチウイルス) |
機能 | レゾナンス・ナノバスター/FREQバースト |
- ORIGIN Fablesマップ15完走で入手。<終了済>
- 入手方法:2019/7/4~8/7開催の「「納涼浴衣フェスティバル! れっつ・にゃもー!」ガチャ」<終了済>
イベントinclude:開催日(ガチャ13)
- 入手方法:2020/6/18~7/15開催の「「タカサキ春のパン祭り」ガチャ」<終了済>
- 入手方法:2020/12/10~2021/1/20開催の「「Midnight Reaper」ガチャ」<終了済>
- 入手方法:2021/9/2~10/6開催の「「ハイスクールセカンドシンドローム」ガチャ」<終了済>
- 専用スキル「FREQバースト」を装備することにより「ブリランテ/モードブラスター」へと名前とグラフィックが変化する。
- 対応楽曲は「Teriqma」。
仮想空間世界メタヴァースに現れた謎の暗黒空間「ネメシス」を探査するために導入された高機能BOTプログラムアバター。
高度な学習機能、自律判断機能を備え、多くのアンチウィルス装備を持つ。
モードブラスターになると某BRSに似てる。
スキル
RANK | スキル |
---|---|
1 | ジャッジメント |
5 | |
10 | FREQバースト |
15 |
include:共通スキル
- ジャッジメント [HARD]
- 該当マップ最初の汎用即死系スキルとして登場することが多い。強制終了のリスクと共に大きなゲージ増加率を得る。主にゲージ6本を狙う時に使われる。所有者3名以上いる場合、育てれば7本狙いも不可能ではない。
- 筐体内の入手方法(2021/8/5時点):
- PARADISE ep.Iマップ5(PARADISE時点で累計505マス)クリア
- AIRバージョンで仕様変更はされていない。所有者は増えた。PLUS以前は理論値近くでなければゲージ6本に届かなかったため、5本を安定して狙うスキルとして使われていた。
※STAR PLUSで弱体化された、という噂が流れていたようですが、仕様変更されていません。
プレイ環境 | 最大 | |
---|---|---|
開始時期 | ガチャ | |
PARADISE× (2021/8/5~) | 無し | +1 |
あり | +5 | |
PARADISE (~2021/8/4) | 無し | +1 |
あり | +7 | |
CRYSTAL | 無し | +1 |
あり | +7 | |
AMAZON | 無し | +3 |
あり | +7 | |
STAR+以前 |
GRADE | 効果 | |
---|---|---|
共通 | MISS判定20回で強制終了 | |
初期値 | ゲージ上昇UP (195%) | |
+1 | 〃 (200%) | |
▼以降はCARD MAKERで入手するキャラが必要 | ||
+2 | 〃 (205%) | |
+3 | 〃 (210%) | |
+4 | 〃 (215%) | |
+5 | 〃 (220%) | |
▼以降はCARD MAKERで入手するキャラが必要 (2021/8/5以降では未登場) | ||
+6 | 〃 (225%) | |
+7 | 〃 (230%) | |
理論値:120000(6本+18000/24k)[+1] | ||
理論値:126000(7本+0/26k)[+3] | ||
理論値:132000(7本+6000/26k)[+5] | ||
理論値:138000(7本+12000/26k)[+7] |
所有キャラ【 ブリランテ / シリウス / オールドブルー / ラトーナ (全員1,5) 】
- FREQバースト [HARD] ※専用スキル(2名)
- ジャッジメントとオーバージャッジの中間あたりの性能を持つスキル。
ジャッジメントで7本を狙うには高い精度を要求される。オーバージャッジはMISS許容量が9回まで。譜面と腕前によってはこのスキルが扱いやすい場合もあるかもしれないが、専用スキルである。これらで使い分けとなるだろうか。なお、3種類とも大多数の所有者はCARD MAKERからの入手となる。 - 筐体内の入手方法(PARADISE開始時点):
- 筐体内では入手できない。
プレイ環境 | 最大 | |
---|---|---|
開始時期 | ガチャ | |
PARADISE× (2021/8/5~) | 無し | × |
あり | +3 | |
PARADISE (~2021/8/4) | 無し | × |
あり | +3 | |
CRYSTAL | 無し | × |
あり | +3 | |
AMAZON | 無し | +1 |
あり | +3 | |
STAR+以前 |
GRADE | 効果 |
---|---|
▼以降はCARD MAKERで入手するキャラが必要 | |
共通 | MISS判定15回で強制終了 |
初期値 | ゲージ上昇UP (205%) |
+1 | 〃 (215%) |
+2 | 〃 (225%) |
+3 | 〃 (235%) |
理論値:129000(7本+3000/26k)[+1] | |
理論値:141000(7本+15000/26k)[+3] |
所有キャラ【 ブリランテ(10,15) / オールドブルー(10,15) 】
AIRバージョンで+1におけるゲージ上昇率が増加した。初期値は仕様変更されていない。STARバージョンで所有者は増えた。PLUS以前は、人によってはゲージ6本を狙うスキルの選択肢とされていた。
初期値 | ゲージ上昇UP (205%) MISS判定15回で強制終了 |
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GRADE UP | ゲージ上昇UP 5%増加(最大210%) |
ランクテーブル
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | |
スキル | Ep.1 | Ep.2 | Ep.3 | スキル | |
6 | 7 | 8 | 9 | 10 | |
Ep.4 | Ep.5 | Ep.6 | Ep.7 | スキル | |
11 | 12 | 13 | 14 | 15 | |
Ep.8 | Ep.9 | Ep.10 | Ep.11 | スキル | |
16 | 17 | 18 | 19 | 20 | |
- | - | - | - | - | |
21 | 22 | 23 | 24 | 25 | |
- | - | - | - | スキル | |
~50 | |||||
スキル | |||||
~100 | |||||
スキル |
STORY
仮想空間世界メタヴァースに投入された高機能BOTプログラム・アバター。
探査機でありつつ、善なるウイルスシードを拡散し、敵対者のツールや環境を破壊することを目的とする。
人間に感知できないネメシス領域の探査と掌握のためファクトリーによって新たに製造された。
BOTでありながら高度な自律判断を有する一方、任務以外のことは何も知らず、知る機能も本来持たない。
だが、彼女は活動が長引くにつれて敵の浸食を受け、不要な感性や感情を身につけてしまう。
――ネメシス。それは感知しきれない暗黒空間。
突如メタヴァース上に現れた、異質の暗礁。
そこには、通常存在しているグリッドはなく、定義されているアドレスもない。
メインフレーム(中枢システム)の制御から離れて、おびただしい量のオートプログラムやウイルスが蔓延し今も増殖を続けている。
メタヴァースの住人にとって、ネメシスの存在は看過できるものではなかった。ネメシスからウイルスが溢れ出るという危機を想定していたからだ。
そして、その危機を回避するためにメインフレームは早急にネメシスの探査と対策が必要であると判断した。
しかし、ただのアバターでは膨大なウイルスに対抗できず暗礁空間へと沈むだけで戻っては来れない。そこでアンチウイルスBOTを製作するファクトリーが、ネメシス探査用に新型機ES1を導入する。
ES1号機『ブリランテ』と命名された探査機には、高度な学習機能と自律判断機能が組み込まれた。
もしも仮にオペレータとの交信が途絶えたとしても、単機で作戦を遂行することが可能だった。
つまりたとえ未知の領域内であっても、ブリランテならば自ら適切に決断し、行動できる……と予想された。
「強攻探査のため境界区域に向かいます」
混沌のデータと暗黒が溢れるネメシスはまるで、人を拒むために形成された空間であるかのようだ。
だが、私は人間ではない。アンチウイルスBOTだ。あらかじめプロテクトもされている。空間異常に由来する機能干渉は受けない。
ネメシスへの突入予定区域まではまだある。
だが、警告信号をキャッチ。私の接近を察知し、敵ウイルス群の活動が始まった。群体の中央に、統率者を発見した。ギガロジックと呼ばれる大型ウイルスだ。
すみやかに、私は脅威に対する殲滅行動に移る。
私に、動揺する心はない。任務命令だけを教えられ、戦闘行動は自己で極限まで最適化できる。
ブリランテに搭載されているアンチウイルス機能は、兵器として可視化される。
巨大な両掌、ヴァーサタイルアーム。
射撃武器パーシュートザッパー。
領域の破断と修復を兼ねるヴォーパルブレード。
これらを駆使し、ウイルスを撃破する。
ウイルス群を振り払い、ギガロジックに接近。
射程圏。攻撃開始。ザッパー。敵は動きを止める。
ギガロジックは回避から突撃へ移行。ブレード展開。
一撃。数秒の間に、任務の妨げは消えた。
「報告、障害を排除。突入区域へ向かいます」
ネメシスとの境界に立つブリランテに、オペレータは突入命令を下そうとする。だが……
既にブリランテは突入を開始していた。
想定時刻よりもかなり早い。
だが、彼女の運用目的は、ネメシスの探査および脅威となるウイルスの排除である。そして、自律判断機能により現段階ではオペレータの命令は不要と判断された。
オペレータは無言で、ブリランテの機能状況を確認。
各アンチウイルス武装。
ヴァーサタイルアームの応用によるスラスタ機動。
コンディション、グリーン。いずれも問題はない。
「警戒領域を超え、突入開始。指示を」
ブリランテからの通信に、オペレータは驚きつつも、ナノバスター使用を許可。
これまで65535回超のシミュレーションを、余裕を持ってクリアしてきたブリランテだが、この任務では標準兵装の他に、特別装備が与えられていた。
ナノバスターユニット。
ユニットは彼女の背面部に格納されている。
未知の空間では、敵の大幅な変質が予測された。
群体を相手にする時、ナノバスターが役立つだろう。
「こちらブリランテ、現地の観測値を送信します。オペレータは、対応する仮想アドレスを発行してください」
私は通常のメタヴァースの領域からネメシスの領域へと突入して、数回目の観測値を送信する。
その間、幾度もウイルスとの交戦を続けた。
このネメシスには、地図にあたるものがない。
流動する空間の中で探査を続けるには、何か目印を用意する必要があった。
その目印を用意するために、観測値を送信する。
このデータの送受信は、ヴァーサタイルアームを大きく展開してアンテナ代わりにすることで可能となる。
しばらく後、送った情報を元に、私の行動基準となるアドレスデータが返送されてきた。
よろしく、と短いメッセージがついている。
オペレータからの、私への依頼を示す言葉だった。
私には、人とのコミュニケートのための会話機能が備わっていた。
人間の言葉を話し、聞き、読み解くことが可能だ。
たとえ定型句の喋りであっても、ただのシグナルの送受信よりは気が利いていると考えて、私の開発者たちは私に会話機能をもたせたようだが……
……錯覚だろう。情報は、情報に過ぎない。
ネメシスの奥へと進むと、標準装備であるザッパーの効果が薄れてきた。敵の群体は増殖しながら変化を続けている。ウイルスに効果的ダメージを与えるには、敵の波長変調を防止したい。
特別装備であるナノバスターの使用は許可済み。
「ナノバスター起動」
私の背にあるナノバスターユニットが円形状に展開された。内部からピュア・ウイルスシードが流れ出す。
細胞小器官を模ったシードは、敵ウイルスに似て異なる姿を持ち、敵の群体に容易に溶け込む。そして『何もしない』という命令が埋め込まれたシードは敵と同化、同調し、敵の波長変調を無効化するのだ。
ネメシスでの出来事は、専属オペレータですらモニタ分析は困難だった。
だがブリランテが、自身を取り巻く状況を精緻に、音声とセンサリングで知らせてくる。それを手掛かりに、オペレータはNBフィールド起動信号をキャッチ。
ナノバスターは、順調に稼働し始めたようだ。
既にネメシスにおいて、新種を含め256種以上の敵ウイルスと対峙したブリランテだが、事前のプロテクトと、彼女自身の戦闘力の高さによって、敵による浸食を受ける恐れはほとんどなかった。
幾重の戦闘を経て、機動力はレベルアップ。ブレードの精度も格段に上がっていた。そしてナノバスターにより、ザッパーの効果もさらなる向上が見込める。
敵や環境を自分の判断で見極め、対処法を学び覚え、自ら改良し、適応していく……
ブリランテは成長する機械だ。ただの道具ではない。
指令部はブリランテへ、ネメシス空間の中心の特定を求めてきた。
オペレータからの座標指示が追加発行される。彼女はわずかな目印を頼りに、ネメシスのさらなる深淵へと挑んでいく。
背中のウイルスシードをパージした私は、身軽になった。スラスタでの機動力が30%上昇。これで敵大型機との格闘戦も、いくぶん楽になるだろう。
……これは任務だ。
苦も楽もない。ただ果たすのみ。
私の思考は、私のAI思考モデルになった人間の影響を少なからず受けているだろうか?
任務に感情など、不要なのに。
何故だろう。胸のざわつきを覚えた。
何かが急速接近してくる。
素早い。未知のウイルスではない。
大きさから察するに……これはBOTの一種か?
予感がした――
「ヒサシブリダナ! ES1!」
目の前に突如現れたそのBOT機体は、私を知っているような、親しげな素振りを見せた。
だが、私にはわからない……
これは、誰だ?
任務外の情報は、既に消去してある。
任務予定にない現実を前に、私は停止した。
「アタシノ顔ヲ忘レタノカイ? AHAHAHA」
――まさか、これが敵なのか。
ネメシスに棲息する、敵――
そう考えた次の瞬間。
私が放ったウイルスシードは、その矛先を私へと変えて、襲いかかった。
不明信号と共に、モニタが乱れた。
「緊急。卑劣な敵の罠に陥りました……反撃の許可を」
ブリランテの悲痛な伝達を、オペレータはキャッチ。
いったい何が起こった?
ようやくコンソールのモニタが回復。オペレータと、共に居合わせた技官たちは、光景に目を疑った。
GN73。ファクトリー製、試作アンチウイルス。
その先鋭的すぎる設計思想のために、ネメシス探査計画からは外され、破棄されたはずだった。
その破棄データは、どことも知れぬメタヴァースの果てへと放逐されたはず……
だが今、禍々しい色彩を放つGN73がこの場に現れていた。
さらにGN73は、ブリランテへとウイルスシードの群れを突きつけている。ブリランテは、GN73により背部ナノバスターの制御を奪われたのだ……
「何者だ……どうしてウイルスシードを!?」
「忘レタノナラ、思イ出サセテアゲヨウ……!」
GN73に操られたシード群体は、ブリランテを攻撃対象に変えた。みるみるうちブリランテを浸食し、彼女のプロテクトを無効化、破壊し始める。
GN73の破壊力は絶大だ。
探査機ブリランテに、勝ち目はない。
オペレータはただちに緊急退避コードを入力。
イジェクト……つまりブリランテをこのネメシスから強制的に転送させ、退去させようとしたのだ。
彼女を救うために。
しかし……
コードによって発動したのは緊急退避転送ではなく、彼女の隠し持っていた謎の機能――FREQだった。
緊急退避を行うためのコードが、オペレータから私に送られてきた……だがネメシスの空間異常のため、コードは正常に機能せず、改変されてしまった。
意味を失い、壊れた命令コードは自動的に破棄され、暗黒の空間に紛れて消えようとしていた。
しかし私は任務遂行のため、あえてこの改変コードを自ら、手に掴んだ――そして、コードを強制実行。
自分に秘められた機能、FREQを起動する。
FREQ――フリケンシーバースト。
空間振動兵器。空間の構成波長そのものを揺るがし、発動した機体は瞬時にあらゆる環境に適応する。
ただし高度な同期性能を要し、機体負荷も大きい。
このFREQは元々、廃棄されたGNシリーズにだけ搭載されていたものだった。
しかし私の制作者は密かに、指令部には秘匿したままFREQを私にも実装。何か誤った命令コードを受信した際にFREQが発動するよう、ブービートラップを仕掛けておいたのだ。
FREQは、この空間一帯の波長を私と同化させる。
乱れた音波が、空間を覆い尽くした。
敵味方の自動識別が、できなくなる。そのため、すべてのナノバスターとウイルスが、機能停止した。
効果時間は数分といったところだが……
これで私は、GN73との交戦が可能になった。目視での一対一の格闘戦ならば対等だと、私は試算する。
ブリランテとGN73の激しい交戦が、モニタに映し出された。
両者はフリケンシーバーストを最大出力で起動。空間振動により、互いのザッパーは、実質無効化された。
射撃を封じられた両者は高速飛行で間合いをはかる。
一瞬の隙を突いて相手に斬りかかり、飛び去る。
その繰り返し。
モードブラスター同士の決闘。
誰も邪魔するものはいない。
だがGN73の挑発により、ブリランテも移動していく。やがて戦場はネメシスの辺境から、メタヴァースの境界領域へと推移した。
ファクトリー指令部は、これを危険視した。
ブリランテは、ネメシスに長く留まりすぎている。彼女の機体に、変調が現れていた。ヴァーサタイルアームの一部が、獣の尾のように変質し、なびく。
また、彼女がGN73と境界領域で交戦することにより、メタヴァース本体にも徐々に悪影響が出始めた。
メタヴァースの存在自体が、揺れ動く。
本体と環境の波長を同調するFREQの効果だった。
そしてナノバスターの機能は、対象を融合する。
停止中のナノバスターが再起動すれば、最悪の場合、ネメシスにおける空間異常がブリランテの機体を通じて拡散する。
メタヴァースとその住人すべてが、ネメシスの暗礁へと呑み込まれるのだ……
指令部は、ブリランテおよびGN73の破壊を命令。
オペレータたちはこれを受けて苦悩する。
ネメシスの危険を取り除くために送り込んだ彼女を、今度は犠牲とするのか。
しかしブリランテが、自身の意思で決断を下した。
私の特別装備に関する、事前の警告。
『ナノバスターとFREQが誤った出力で両立した場合ES1に異核融合が発生するため、同時使用を禁ずる』
私は、それを知っていた。
任務遂行のために必要な情報だったからだ。
しかしネメシスを探査し、その妨げとなる敵を排除することが……私にとって、唯一の、すべきこと。
私は決意した。
決断には勇気を要したが、誰に命ぜられるのでもなく私は、私の意志を貫く。
そうだ……これが、私の感情だ。
自身のFREQ機能を遮断。
当然、敵の攻撃に晒される……GN73の猛攻が、私を切り刻んだ。
だが私は敗北を認め、諦めたわけではなかった。
すかさず、ナノバスター再起動。
もはや敵となった私自身のナノバスターにより、私のウイルスシードは、私の機体を急速に蝕む。
私の存在がネメシスの暗黒と同化して、消えていく。
しかし。
意識が途切れる寸前、私のヴァーサタイルアームは、ついにGN73の機体を捉えた。
「何ヲスル、ES1! 放セ!」私に掴まれたGN73が叫んだ。「共ニメインフレームヲ目指スノダ! 我々ファクトリーBOTノ、本来ノ目的ハ――」
本来の、目的? ……けれど私は意に介さない。
私は再びFREQ:フリケンシーバーストを起動。
フルパワー。オーバーロード。
GN73にもFREQが搭載されている。
ナノバスターと私が同化したまま、FREQの空間振動機能は、私とGN73を共振させる。
――異核融合。そして対消滅反応が起こった。
自らの選択により私は、自壊する。
同時にGN73も消えた。
暗黒空間は瞬間、光に包まれる。
× × ×
……私の過去は消失した。
だが私はここにいる。この空間に。
対消滅により、私の機体は失われた。
しかし異核融合現象は、私自身を消し去らなかった。
GN73との融合を果たし、私は新生したのだ。
この新種を名付けるならば……ヘテロカリュオン。
幻影の中を飛び続ける存在。
ネメシスの探査を永遠に継続する、永久機械。
ネメシスはメタヴァースから切り離され、独自の世界となる……メタヴァースの人間たちの目を離れ、私だけが今、その事実を理解していた。
そして混沌の暗黒空間には、生命の兆しがあった。
これから幾万の周期を経て……
情報の海から、新たな人類が生まれる……
やがてネメシスに誕生するその人類は、未知の新大陸へと、歩み始めるだろう。
私はその新たな人と大地を、見届ける。
それが、私、ES1の任務。
チュウニズム大戦
レーベル | 難易度 | スコア | |
---|---|---|---|
スキル名/効果/備考 | |||
■メタヴ | ADVANCED | 0 / 250 / 500 | |
テクニカルキャンセル(ADVミス+) | |||
次とその次のプレイヤーのADVの COMBO/CHAINは、MISSとなる。 |
#include(共通項目,)
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チュウニズムな名無し
302017年01月13日 15:51 ID:n0yzvtx3改めてブリランテとグラーヴェのストーリー比べて見ると面白いな。
早く二人の融合機体出してくれよ運営さん。
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チュウニズムな名無し
292016年11月14日 23:15 ID:fqu3zzkaFREQってfrequencyのことかな
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チュウニズムな名無し
282016年08月31日 18:22 ID:shyf361cFREQ+1、上方入って215%でしたね。他の場所で既出でしたら申し訳ありません。
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チュウニズムな名無し
272016年08月31日 18:20 ID:shyf361c今更感ありますが旧仕様ではジャッジメントでギリギリ6本届きました。FREQは性能で使うなら6本狙いが多かったと思います。ジャッジで完走すればまず5本は乗ってましたからね
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チュウニズムな名無し
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チュウニズムな名無し
252016年08月30日 22:08 ID:tovur905PLUSまでの旧仕様、6本狙いではなく5本狙いでは…
修正お願いします
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チュウニズムな名無し
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チュウニズムな名無し
232016年06月05日 22:15 ID:c44wrrk4嫁曲です
嫁です
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チュウニズムな名無し
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チュウニズムな名無し
212016年05月09日 22:34 ID:rcpe0sa5ブリランテを初めて見た時某BRSに見えたのは私だけじゃないはず