都築誠「秋晴れの束の間に」ミニ聖地巡礼
都築誠イベントストーリー「秋晴れの束の間に」のネタバレが含まれています。未読の方はご注意ください。
「秋晴れの束の間に」あらすじ
スランプのカレに課せられたのは、旅館での缶詰執筆!
カレに付き添い一生懸命手伝うアナタに待っていたごほうびは…?
秋の古都で過ごす優しい時間をどうぞ♡
モデルになった神社は?
誠さんのお誕生日から2日過ぎた2018年10月9日、【大満足?!もみじ色づく古都の旅】の都築誠イベントストーリー「秋晴れの束の間に」に登場する場所のモデルらしき神社にお参りしてきました。
とはいえ、下調べが足りなかったため台風21号の被害で立ち入り禁止場所がまだ多くあるのを知らず、肝心のところで画像がなかったりするのですが、イベストを読んで実際の場所に行ってみたいとお考えになった方に、多少なりとも参考になれば幸いです。
ストーリーのラストに二人が訪れる神社は「鴨川沿いのホテルから電車を30分乗り継いで、山中の駅から歩いて30分弱」というロケーション、「イワナガヒメ」に「結社(ゆいのやしろ)」というキーワードから、貴船神社(きふねじんじゃ・京都市左京区)だと思われます。
いただいたリーフレットの画像です
電車と駅
貴船神社の最寄り駅は叡山電車(えいざんでんしゃ)貴船口(きぶねぐち)駅になります。
「鴨川沿いのホテル」を出発して電車を乗り継いだのだとすると、鴨川と並行に地下を走る京阪本線を使って出町柳(でまちやなぎ)駅で叡電に乗り換えたということだろうと思われます。
貴船口は本当に山の中にある、かわいらしい駅です。叡電は電車もかわいいです。運転士さんが切符や定期券を確認するワンマン電車で、2両編成でした。
紅葉シーズンには観光客も大変多くなりますが、叡電の車窓から楽しめる「もみじのトンネル」と呼ばれる区間も見どころです。
貴船口から神社
誠さんたちは駅から30分歩いてましたが、神社まで徒歩5分という位置まで行く京都バスが運行しています。どの便も叡電との接続のタイミングが良いのですぐ乗り換えることができ、実際には山道を長く歩かなくても大丈夫です。
2018年10月現在の運賃は片道160円、乗車時間は5分くらいです。ただしこの路線の京都バスは地下鉄・バスの一日・二日券が使えません。
もちろん、約2kmのゆるい登り坂なので、イベストと同じように徒歩でも行けます。たまに車が通る程度の歩きやすい舗装された道路で、渓流を横目に見ながらのハイキングという感じです。とはいえルートはバスと同じですし道中の景観がすごく良いというわけでもないので、特にこだわりがないようならバスをおすすめします。
今年はなかなか気温が下がらず、山の上でももみじはまだ色づいていないようです。
神社の参道が見えてきました。
本宮から結社
灯篭が並んだ石段の上に本宮があります。拝観料は無料です。
お守りや御朱印などは本宮の前の社務所で授与されます。今回、せっかくなので御朱印をいただいてきました。初穂料は300円で、番号札をもらってあとで御朱印と交換になるので、先にお願いしてから境内をまわるのがいいみたいです。
本宮は水の供給を司る神、高龗神(たかおかみのかみ)が祀られています。
でも誠さんたちはこの灯篭の階段を上らず、道なりに結社(ゆいのやしろ)に向かっていますね。結社は磐長姫命(いわながひめのみこと)をお祀りした縁結びの神様だそうです。本宮の場所からもう少し道を登っていくと…
石段の下で通行止めです。残念ながら結社の前まで行くことは叶いませんでしたが、誠さんが言っていた「結社に続く鳥居」の写真は撮ってきました。
思えば貴船あたりはそこらじゅう倒木だらけで、結社のほうも見ると大きな木がひどくダメージを受けていて、社殿の損壊がどの程度なのかは見えませんでしたが、当分は本宮に遷されたままなのかもしれません。奥宮への道は自己責任でお参りくださいとただし書きがあるものの、実質通行止めでした。
貴船神社さんのTwitterアカウントなどもあるのですが、あまりそういった情報は書かれていないようですので、もし行かれる予定があって気になる方がいらしたら、直前に電話で状況を問い合わせされるのがよさそうだなと思いました。(2019年10月追記・修復は終わったそうで、現在はお参りができます。追記終わり)
誠さんが食い入るように見つめた由緒の看板です。
おまけ
都築先生が缶詰になっていたホテル、鴨川沿いで外資系といえば…
やっぱりザ・リッツ・カールトン京都かな…
ハイキングの格好をしていたので、ホテルの中に入ってお茶とかは全然無理でした。
家に帰って食べたシナモンの八つ橋とコーヒー牛乳はなかなかおいしかったです。