【白猫】アリエッタ・思い出【黒猫のウィズ】
降ってわいた超天才 アリエッタ・トワ わははと笑う魔道士の少女。 超天才だが災いを招くトラブルメーカー。 |
メインストーリー
思い出1
「ぎ にゃ あ。」
「主人公!!」
山が落ちて来る。空から、山が落ちてくる。心が折れかける――
すんでのところで、飛行島は落ちてくる山をかわす。山は海に落ち……島が生まれた。
「危ないところだったわね。」
「なんなのよう!!」
「大丈夫~? 生きてる?」
「アンタ誰ッ!?」
「わたしはアリエッタ! ケガとかしてない?」
「大丈夫です……」
「よかったー。いやあ、前後確認って大事だね! あはは!」
「山が落ちてきたの……ア、ア……アンタの仕業!?」
「そうだよ?」
「な、なんてことすんのよ! もう少しでペシャンコだったわ!」
「まあまあ。」
「アンタの台詞じゃないっ!」
「あはは、かわいい一! だきーっ!」
アリエッタはキャトラを抱きしめた。
「むふっ……アンタ何なのよ!」
「魔道士だよ! わははー!」
「ってことは……今の魔法なの!?」
思い出2
主人公は、できたばかりの島を見下ろした。
「これが魔法なんて、すごいわ……」
「アイリス、もっと褒めて!」
「何で山を落としたのよ!」
「あれ、どうしてだっけ? ……覚えてない。」
「なんとなくで地形変えないで!」
「キャトラったら、えらいひとみたいなことをいうんだねえ。うりうり。」
アリエッタは、キャトラを抱きしめる。
「じゃれ方はコドモなのに、やることはモンスターね。」
「……そういえば、お昼を食べるところだったわね。」
「そうだったわ……ビックリしすぎて忘れてた。」
「わたしも食べる!」
…………
………
「いやー。オムレツおいしい~! しあわせ~!」
「よく食べるわね……」
「このオムレツ、どんな魔法つかってるの?」
「フライパンをあっためるのに、ルーンを使ってます。」
「ルーン? なにそれ!」
「アンタ……ものすごい魔法を使うってのに、ルーンを知らないっての?」
「知らないなあ。もぎゅもぎゅ。」
「アリエッタさん、デザートもありますよ。」
「やったあ! アイリス好きー!」
「はい、イチゴのババロアです。」
「うおー!! ぷるんぷるんっ! いただきまーす。」
「ヘンな子だわ……!」
思い出3
一同は、アリエッタが作った島に降り立った。
「さっきできたばかりの島とは思えないわ。」
「あのさあアリエッタ。この森はー体何……?」
「なんだか寂しいから、ちょっと木を生やしてみたの。」
「軽くいってくれたわね。」
「きれいな湖が見えますね。これもアリエッタちゃんが?」
「そうだよ~。心が洗われちゃうよね! わはは!」
「アンタの魔法ってムチャクチャね。」
「これでも、結構基本に忠実なんだけどなー。」
『ガァァァッ!!』
「えっ!?」
「ま、魔物だわっ!? どうしてっ!?」
「山にもともといた魔物だね。」
「えーっと、魔物の巣をここまでもってきちゃったの!?」
「あはは!」
「見逃しちゃあ……くれなそうね。」
「へーきへーき! わたしにまかせて!
出てこい! 本!」
アリエッタが手を広げると、光の粒子が渦を巻き、一冊の分厚い本が現れる。
「この魔法書の力を見せてあげる!」
「や、山を落とすのはダメよ!」
「攻めの型――鈍器!」
アリエッタは本でウッホをぶんなぐった!
「なんでじゃああ!!」
思い出4
魔物を退け、一行はさらに島を探索する……
「ねえねえアイリス。このへんちょっと殺風景じゃない?」
辺りは荒地になっている。
「ちょっと寂しいかも。」
「出てこい、花!」
荒地に草が芽吹き……花が咲いた!
「……うわぁ……一面お花畑に!」
「きれいね……」
「でしょでしょ?」
「アンタ……ほんとヘンな娘ね。」
「そうかな? わはは!」
「アンタみたいな子に限って自覚が無いのよね。」
「キャトラにお花をプレゼント♪」
「あ、ありがと……」
「ふぁー。日差しがきもちいいね。そうだ。みんなでお昼寝しよう!」
「さっき魔物いたでしょ!」
島に、船が近づいてくる。
一艘だけではない。何隻もの船からなる大船団だ。
船はいずれも傷ついている。乗り込む人も疲れ果てている。
「ありゃ? お客さんが来たみたい!」
思い出5
「た、助かったぞ……!こんなところに島があるなんて!」
「おじいちゃん。早く水を汲みに行こう!」
『ガァァァッ!!』
「うわあーっ、魔物だー!」
「攻めの型――!! 流星!」
空から巨大な本が降り注いだ!
魔物はー瞬でKOされた!
「大丈夫?」
「おお……あなた方は命の恩人です!」
…………
………
「はい。飛行島名物のパイだよー!」
「おねえちゃん、ありがとう!」
「あはは! 褒められたー。」
「……戦争で国を追われて、ねえ。」
「そうなのです。必死で逃げ惑い、水も食料もつきかけたころ、この島が……
本当に助かりました。」
「大変だったんだね。でも大丈夫だよ!」
「魔物はみんなぶっとばしたし、みんなここに住めばいいよ!」
「この島に……?」
「このアリエッタ島にね!」
「なにそれっ!」
「よーし! わたしにまかせて!」
「アリエッタ、何をするつもり?」
「家を作るんだよ! それから街を! そうだ、お菓子屋さんもつくっちゃおう!」
「……」
「……」
「アリエッタ……」
「あれ? 嬉しくないかな?
ねえ赤髪の人! みんなどうして喜んでくれないのかな?」
思い出6 (友情覚醒)
「うわお! ぴかぴかだー! これがルーンの光なんだ!
……なんだかすっごく、……あったかい光だね。
そうか、わかった! わたしが何かしちゃ、ダメってことだよね!」
「そういうことみたいね。」
「お助けいただき、ありがとうございます。ですが我々は、自分の力で立ち上がりたいのです。」
「きっと、僕らの故郷より立派な街を作って見せるよ!」
「楽しみにしてるよ!」
「ありがとうございます! 女神様!」
「えっ……女神様~? 照れるなあ~。うヘヘ~。」
…………
………
「突拍子もないことするかと思ったら、人助けしたり。何考えてんだか……」
「ねえねえ、女神様だって!」
「聞きなさいよ!」
「聞いてるよー。あはははは!
赤髪の人! わたし、ここに来てよかった!」
「そりゃ良かったわね。……なんかアタシらもうれしいわ。」
「わたし、<こっち>のこともっと知りたい! 一緒に行こう!」
「もちろんよ、アリエッタちゃん。わたしは、みんなの友達だもんね!
「友達……ね!」
「よーし!」
飛行島が、加速し始めた!
「スピードを出したよ!」
「ぎにゃあああああ!!
飛ばされちゃう!」
「まだ見ぬ世界に、れっつごー!!」
無邪気な天変地異
その他
超魔道列伝 |
---|
00. 初登場 アリエッタ | 06/17 |
00. ソフィとリルムのグレェェート珍道中 | 08/01 |
01. 超魔道列伝 アルティメットガールズ | 2015 09/30 |
02. ソフィとリルムのトリック☆オア☆トリィィート! | 10/27 |
03. 伝説再臨! (三周年) | 03/07 |
04. ビジェック襲来 (協力バトル) | 03/09 |
05. アリエッタ編(黒ウィズGP2016) | 06/13 |
06. 超魔道列伝 アルティメットサマーガールズ! | 2016 06/30 |
07. 続 超魔道外伝 | 06/30 |
08. アルティメット七夕ガールズ | 07/07 |
09. リルム編(X'mas 2016) | 12/14 |
10. イーニア編(謹賀新年2017) | 01/01 |
11. エリス編(バレンタイン) | 02/13 |
12. イーニア編(新人王2016) | 03/31 |
13. アリエッタ編(ザ・ゴールデン2017) | 04/28 |
14. リルム編(黒ウィズGP2017) | 08/31 |
15. 超魔道列伝 アルティメットハロウィンガールズ | 2017 10/31 |
16. リルム編(黒ウィズGP2018) | 08/31 |
17. アリエッタ&エリス編(X'mas 2018) | 12/15 |
18. イーニア&アリエッタ編(6周年) | 03/05 |
19. 職・超魔道列伝 アルティメットワーキングガールズ! | 2019 03/29 |
20. アリエッタ編(黒ウィズGP2019) | 09/12 |
21. 大魔道杯 in アルティメットマナーガールズ | 12/20 |
画像 | 説明 |
---|---|
アリエッタ・トワ cv.黒沢ともよ超究極の天才魔道少女。幼くして様々な魔法学を修め、多くの魔法を編み出した。 | |
エリス=マギア・シャルム cv.安済知佳既に廃れたと言われる封印魔法に特化し、世界に名を轟かしていた一族の生まれ。 | |
リルム・ロロット魔道士の名門「ロロット家」の娘。父親が封印していた〈魔杖エターナル・ロア〉を持ち出し、家の掟である武者修行の旅をしている。 | |
レナ・イラプション cv.中原麻衣『爆炎のレナ』という通り名で有名で、何かにつけ爆発させてきた過去を持つ。 | |
ソフィ・ハーネット cv.山崎はるか魔法の研究で作った新薬が大ヒット。ハーネット商会を作り、新薬を世界展開しているため、最近は非常に忙しい。 | |
イーニア・ストラマー cv.久野美咲長年、魔道士協会の理事を努め、世界中の魔道士を切り盛りしてきたとてもえらい魔道士。 | |
エターナル・ロア 自分を使う者に絶大な力を与えるかわりに、やがてその持ち主の精神と身体を奪い取ってしまう悪しき杖。 | |
メリィ・ミツボシ | |
グウィン・ネルビア | |
古代都市トランディア |