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ミミ

最終更新日時 :
1人が閲覧中
作成者: ゲストユーザー
最終更新者: ゲストユーザー


Illustrator:夢ノ内


名前ミミ
年齢6歳
職業郵便局員
趣味新作コスメチェック

女子力の高い、おっちょこちょいの郵便局員(♂)。

スキル

RANKスキル
1エアーライド
5
10
15




  • エアーライド [TARGET]
  • AIR/AIR-ACTION成功時にボーナスが入る。
  • AIR-HOLDにはボーナスが入らない点に注意。リザルトのAIRのノート数(この数値にはAIR-HOLDも含む)が有効回数を超えているからといって使い切れると早合点しないように。
  • 91回消費すれば初期値でもゲージ5本が可能だが、そのためには譜面を選ぶ必要がある。どちらのマップでも、スキル入手したてであれば5本狙いの選択肢には入るだろうか。+3からはゲージ6本が可能になり(191回消費)、+12からは7本可能になる(300回消費)。譜面は選ぶが、即死系以外で6本を狙うスキルの選択肢になり得る。詳細はこちらを参照。
  • 筐体内の入手方法(2021/8/5時点):
  • 筐体内では入手できない。
プレイ環境と最大GRADEの関係
プレイ環境最大
開始時期ガチャ
PARADISE×
(2021/8/5~)
無し×
あり
PARADISE
(~2021/8/4)
無し+3
あり+17
CRYSTAL無し+7
あり+17
AMAZON無し+11
あり+17
STAR+以前
GRADE効果
▼以降はCARD MAKERで入手するキャラが必要
(2021/8/5以降では未登場)
初期値AIR/AIR-ACTION成功時に
ボーナス +220
(150回=33000)
+1 (165回=36300)
+2 (180回=39600)
+3 (195回=42900)
+4 (210回=46200)
+5 (225回=49500)
+6 (240回=52800)
+7 (255回=56100)
+8 (270回=59400)
+9 (285回=62700)
+10 (290回=63800)
+11 (295回=64900)
+12 (300回=66000)
+13 (305回=67100)
+14 (310回=68200)
+15 (315回=69300)
+16 (320回=70400)
+17 (325回=71500)
理論値:102900(6本+2900/22k)[+3]
理論値:116100(6本+14100/22k)[+7]
理論値:124900(6本+22900/24k)[+11]
理論値:131500(7本+5500/26k)[+17]

所有キャラ【 NEO / 天音エイジ(1,5) / ミミ / マリーメイア / 舞浜 優芽

PLUSまでの旧仕様

AIRバージョンから有効回数が変更されている。

初期値では減少しているが、GRADEによる差分と所有者が増加したことにより、最終的には変更前より増加している。

初期値AIR/AIR-ACTION成功時にボーナス +220(165回=36300)
GRADE UPAIR/AIR-ACTIONボーナス 5回増加(最大180回)

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ランクテーブル

12345
スキルEp.1Ep.2Ep.3スキル
678910
Ep.4Ep.5Ep.6Ep.7スキル
1112131415
Ep.8Ep.9Ep.10Ep.11スキル
1617181920
-----
2122232425
----スキル
~50
スキル
~100
スキル

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STORY

EPISODE1 心は乙女? の郵便局員「ぼくはミミ。しゃべる動物たちが暮らすグンマ県の郵便局で働いてるの。性別? もちろん、男の子よ」

 ここはしゃべる動物と人間が仲良く生活している不思議な世界『グンマ県』。

 このグンマ県のサファリ市でも、大勢の動物たちが毎日楽しく暮らしています。


 その中でもサファリ市の郵便局員のミミさんはいたく個性的です。ミミさんはとっても女子力が高いお兄さんで、新作コスメや、ファッションの情報にとても詳しくて、郵便局に勤める若い女の子たちはミミさんのブログをいつもチェックしています。


 ……でも本職の郵便配達の方は、ちょっとだけ問題があるのかも?

 ミミさんは少しおっちょこちょいで、よくトラブルを起こしてしまうのです。けれどミミさん本人に悪気はなく、いつも笑顔を忘れずに一生懸命に手紙を運んでいます。


 そんな明るくて面白いミミさんは郵便局の人気者。少しぐらいミスがあっても、みんな温かく見守っているのでした。

EPISODE2 新年のご挨拶をお届け!「年賀状を届ける途中で休憩してたら、いつの間にかゴミ収集車に運ばれちゃってたみたい。失敗失敗♪」

 季節はお正月。年賀状の配達で、郵便局は大忙しです!


 「ひぃ~! 年末から忙しくて、もう大変! こんなに忙しかったら、お肌が荒れちゃうわ!」


 ミミさんは、何度も何度も配達に出掛けます。


 「ああん! そろそろボルドーデパートの初売りセールが始まっちゃう! 福袋はチェックしておきたいのにー!」


 オシャレなミミさんにとって、安くて可愛い洋服が買える初売りセールは、何としても参加したいところでした。

 気ばかりが急いてしまって、ミミさんはなんだか余計に疲れてしまいます。


 「ふぅ……少し休憩しましょう。確か、お正月もやってるカフェが近くにあったわね」


 ミミさんは、そのまま荷物を置いて近くのカフェに入ってしまいました。……ですが荷物を置いた場所が悪かったのです。そこは粗大ゴミ置き場の隣でした。


 ミミさんがラテアートが可愛いカフェラテを楽しんでいる間に、収集車がやってきて、なんと年賀状を持って行ってしまいました!


 「……さて、と! 配達の続きをしましょうか……ってアレ?こんなに荷物が少なかったかしら?」


 ミミさんは一瞬疑問に思いましたが、根っからのポジティブなのでこう思いました。


 「ま、頑張ったから早くに配り終えたんでしょ! 気にしない、気にしない!さ、初売りセールに行こうっと!」


 ……その後、収集車のおじさんが、年賀状に気が付いて、郵便局に届けてくれたので、事無きを得ましたが、結局、郵便局員全員が大慌てで年賀状を届けることになったのでした。もちろん、ミミさんはお正月から局長に、きつーく怒られてしまいました。

EPISODE3 焼き立てパンをお届け!「焼き立てパンの配達……いい匂いでついつまみ食いしちゃったわ……でも局長にバレて怒られちゃった」

 今日のミミさんのお仕事は、サファリ市でも大人気のパン屋さん『West&East』の配達です。


 「はい、このメモのお家に届けてくださいね~」

 「任せてちょうだい!」


 店長の『パンタ』から焼き立てパンを渡されたミミさんは、思わず喉を鳴らしてしまいます。


 (お、美味しそう~! パンタくんのお店のパンって今『行列に並んでも食べたいパン屋』ランキングでトップなのよね~! ああ、お昼もまだ食べてないし……)


 『1つくらい食べてもバレないかも?』と悪魔がミミさんの耳元で囁きますが、ミミさんはその誘惑を退けました。


 (ダメダメ! これは大事なお届け物なんだから!ぼくが勝手に食べていいものじゃないわ!)


 ……そんな風に、最初は理性があったミミさんですが、配達していくうちに段々と空腹に気持ちが負けていってしまいます。


 (……ああ、もうダメ!)


 最後の配達先は、なんと郵便局!局長からの依頼でした。


 (局長は優しいし、それに最近老眼が進んだって言ってたし……1個くらい食べてもバレないわよね!)


 ついにミミさんは誘惑に負けて1つだけクリームパンを食べてしまいました。そのことを知らん顔してミミさんは局長にパンを届けます。


 「……はい、局長。パンタくんのお店のパンよ」

 「おお、ありがとう、ミミくん。楽しみにしてたんだよ……ん? これ、数が足りなくないかい?」

 「知らないわ~! 気のせいじゃないかしら?」

 「……ミミくん、そういうセリフは口についているクリームを拭ってから言いたまえ」


 ミミさんの浅はかなウソはあっという間に局長にバレてしまい、ミミさんはパンタのお店まで戻って、自腹でクリームパンを弁償することになりました。


 「あ~ん! このお金で、今日は化粧水を買う予定だったのに~!」


 ……自業自得ですよ、ミミさん。

EPISODE4 ミミは恋する人の味方よ「シャイな友達からラブレターの配達と告白の見届けを頼まれたの! え? 現場に来たのは別人だった?」

 ある日、ミミさんは友達のインコの『コザクラ』さんに呼び出されました。


 「実は僕、好きな人ができたんだ……」


 内気で大人しいコザクラさんに訪れた春!恋バナが大好物なミミさんは、喜んで相談に乗ります。


 「早く告白しましょうよ!」

 「で、でも……直接会って告白するのは、ちょっと無理かも。緊張しちゃって、多分何もしゃべれなくなっちゃうよ……」

 「それじゃあラブレターは? とりあえずお手紙だけ最初に出しておいて、返事が来たら、直接告白をしなさいよ。ラブレターは、ぼくが運んであげるから!」

 「そ、そうだね!」


 コザクラさんは丁寧に自分の気持ちを綴ったラブレターを書くと、ミミさんに預けました。


 「これ……『サザナミ』さんに届けてね」

 「分かったわ!」


 ミミさんは大事な親友の想いを届けるために、張り切りました!……ですが、うっかり住所を途中で忘れてしまったのです。


 「困ったわ~、この辺のお家のはずなんだけど。……あっ! あった!」


 『サザナミ』という表札を発見したミミさんは、そのお家のポストにラブレターを投函しました。


 「よし! 後は恋が成就するように祈りましょう!」


 ……数日後、コザクラさんから『いよいよ相手に実際に会って、想いを伝えることになった』と聞いたミミさんは、親友の告白の現場を見守ることになりました。


 「緊張するなぁ……」

 「大丈夫! ドーンと構えてなさい!」


 やがて……やって来たのは、スリムで野性的な印象のヤマネコさんでした。ヤマネコさんはコザクラさんを見て、嬉しそうに言います。


 「まあ! 可愛くて美味しそうなインコさん!」

 「えっ!? ちょっと!? ぼ、僕が手紙を出したのは『サザナミ』さんで……」

 「だから私が『サザナミ』よ」


 なんとミミさんは『サザナミ』さん間違いをしてしまったのです! コザクラさんの想い人は、ヤマネコではなくサザナミインコだったいうのに!


 そんなことには気が付かないミミさんは、コザクラさんの告白が上手くいったと勘違い。


 「じゃあ、お邪魔虫は帰るわね~! 2人ともお幸せに~!」


 混乱するコザクラさんを置いて、ミミさんはさっさと帰ってしまいました。


 (ふふふ。人助けをすると、気分がいいわ~!)

EPISODE5 なぜか荷物が大爆発!「伝票の文字が汚くて宛先が読めないわ~。送り主に聞こうと思ったんだけどなぜか荷物が爆発したの!」

 ある日、ミミさんは強面のサメの男から荷物の配達を頼まれました。


 「……これ……サファリ……。警察……ペンデ……に……」

 (なあに~? この人、顔を隠して、声もボソボソしてるし、聞き取りにくいわね~?)


 男の様子を不審に思いながらも、ミミさんは荷物を受け取りました。……ですが。


 「やだッ! これ、文字が汚くて、伝票の宛先が読めないじゃないッ!」


 おまけに先程の男は、声もくぐもってよく聞こえなかったため、これではどこに荷物を届けたらいいのか分かりません。


 「困ったわ~……そうだ! 送り主に聞きに行きましょう!」


 伝票の送り主欄はなんとか辛うじて読み取れました。なのでミミさんは荷物を持って、急いで送り主の元に向かいます。


 「すみませ~ん! さっきの荷物のことなんですけど~!」


 玄関から顔を現したのは、ついさっきの強面のサメの男です。


 「……なんだ?」

 「この荷物なんですけど」


 サメの男はなぜか、ミミさんが差し出した荷物を見て大慌て!


 「ば、馬鹿ッ! そ、それを今すぐ、ここから!」

 「え? なに? どういうこと?」


 そうこうしている内に、なぜかミミさんの持っていた荷物は大爆発!男はその場から逃げていきます!


 「きゃーーッ!?」


 荷物の中からポップコーンが次から次へと飛び出してきて止まりません!


 「もう! なんなのよーッ!!」


 ……それからミミさんは、何も悪くないのに、爆発物を持っていたと警察に疑われて、連行されてしまいました。

EPISODE6 真っ赤な文字のお手紙?「何この不気味な手紙。文字が全部真っ赤じゃない。『WELCOME』? お店のDMか何かかしら?」

 ある日のこと、ミミさんがいつものように配達をしていると……。


 「やだッ! 何この手紙ッ!」


 それはおどろおどろしいほど赤い文字で『WELCOME』と書かれた手紙でした。


 「真っ赤な文字で『WELCOME』ねえ? ……趣味が悪い手紙だわ。どっかのお店のDMかしら? それともV系バンドのイベント告知?」


 よく見ると、宛先が書いていないし、差出人も不明なようです。


 「……これじゃ届けようがないわねー。それにしても、本当に気味の悪い手紙だわ~。見てるだけで背筋がゾクゾクしてくるものッ! ……これ、血文字とかじゃないでしょうね?」


 本来であれば、差出人不明の手紙をどうするか、局長に相談しなくてはいけないのですが……。うっかりしているミミさんは、そのことも忘れて、不気味な手紙を自分のデスクに入れっぱなしにしてしまいました。


 「あっ! そういえば、あの手紙、どうしたっけ?」


 数日後、急に手紙のことを思い出したミミさんは机の中をひっくり返したのですが……。


 「あれ? ないわね?」


 いつの間にか、真っ赤な文字で綴られた例の手紙は消えていました。


 「……ま、いいわ! 不気味な手紙だったし! あんな手紙、もらっても喜ぶ人、いないでしょう!」


 切り替えの早いミミさんは、すぐに『WELCOME』の手紙のことは忘れてしまったのでした。 

EPISODE7 宅配サービスの悲劇「郵便局で新しく始めた宅配サービス、好評だけど届けるのは大変よぉ。ヤダ! 荷物倒しちゃった!」

 最近、サファリ市の郵便局が始めた宅配サービス『Madagascar(マダガスカル)』。

 『すぐ届く』『簡単に注文できる』とお客さんからは大人気ですが、届ける方は大変です。

 荷物の量も多いし、お客さんが不在だった時は再配達にも行かなくてはなりません。

 ミミさんたち配達員は、毎日毎日サファリ市を行ったり来たりです。


 「ひぃー! 目が回りそうよぉー! ……でも大事なお客さんのためなら!」


 どんなに忙しくても、ミミさんは懸命に働きました。……ですが、ちょっと慌てん坊だったのです。


 「あッ!」


 一度にたくさんの荷物を運ぼうとしたミミさんは誤って荷物の山を倒してしまいました!


 「た、大変ッ!」


 ミミさんは慌てて荷物を直します。……しかし実はこの時、伝票と荷物の組み合わせをバラバラにしてしまったのです!


 そうとも気が付かないミミさんは、そのまま荷物を運んでしまったから、さあ大変!


 「えッ!? こんな荷物頼んでないわ!」

 「俺のゲーム、いつ届くんだろう……」


 お客さんからは大ブーイングの嵐です!……このミミさんの失敗により、宅配サービス『Madagascar』は終了することになりました。


 お客さんたちは悲しみましたが、喜んだ人たちもいます。そう、ミミさんたち郵便配達員の皆さんです。


 「いやー、『Madagascar』のせいでゆっくりご飯も食べられないくらい忙しかったから、助かったよ」

 「これで残業が無くなって、ゆっくり眠れるよ!」


 ……結果的には、これで良かったのかもしれませんね? 

EPISODE8 恐怖・呪いの生き人形!「呪いの生き人形……このままお寺でお焚き上げするらしいけど……なんだかちょっと可哀想ねえ」

 ――その日、ミミさんは、ある荷物を届けて欲しいと頼まれたんですね。

 荷物を預けたのは……仮にこの方を『イナガワ』さんとしておきましょうか……。とにかく不気味なおじいさんヤギでした。


 「……『これ』をお寺に届けてください。中から何か物音や声がするかもしれませんが、気にしないで。貴方は、『これ』をお寺に届けてくれればいいんです」

 「は、はぁ……」


 荷物を受け取った瞬間――。ミミさんの背筋はゾクーッとした。


 (いやだなー、いやだなー、なーんかおかしいな)


 ……そう思ったミミさんは、イナガワさんに荷物の中身を尋ねたんですね。すると……。


 「……この中には、古い日本人形が入っています。だけど、ただの人形じゃあありません。……コイツは生きているんですよ」

 「えッ!?」


 そう、荷物の正体は恐ろしい呪いの生き人形だったんですね!

 あまりに恐ろしいので、このままお寺で供養してもらうんだそうです。

 ミミさんはとにかく荷物を受け取り、お寺に向かうことにしました。……ところが。


 「しくしくしくしく……」


 お寺に向かう途中、小さな女の子の声が聞こえてくるんですね。


 (やだ、待ってよぉ~……もしかしたら~)


 案の定、声は呪いの生き人形を入れた箱から聞こえてくるのでした。


 「いや~! ぼく、か弱いポストマンだから、ホラーなのはダメなのよ~!」


 ミミさんは最初は怯えていたんですね。でも、段々と気持ちが変わっていったんです。


 「このままだと私は、お寺でお炊き上げされてしまいます。もう人を呪ったりしないから、それだけは勘弁してください……」

 (……なんだか可哀想になってきたわ。ちょっと個性的な子だけど、この子もぼくと同じでか弱い乙女? なんだものね)

 「……分かったわ! あたしが何とかしましょう!」


 ――こうして、ミミさんは新しいルームメイトを手に入れたんですね。

 今ではお人形と毎日、女子トークを楽しんでいるそうですよ。


 いやー、こういう話って、本当にあるんですね。

EPISODE9 秘密のブツの中身は?「局長から絶対に中身を見ちゃダメって言われたの。……そう言われると余計に見たくなるけど、我慢!」

 ある日、ミミさんは深刻な表情をした局長に呼び出されました。


 (やだ、この間、うっかり局長の分のラーメンを食べちゃったの、バレたのかしら?)


 そんなことを考えていたのですが、局長の話というのは荷物の配達でした。


 「……この小包を、グンマ県知事まで届けて欲しい。ただし、中身は絶対に見てはいけないよ?」


 なぜか局長は窓の外を気にしながら小声で言います。それに対してミミさんは、いつものようにお気楽です。


 「はーい! 分かりましたー!」


 ……ミミさんは、少し遠出になりますが、グンマ県庁まで出掛けることになりました。


 (……この小包、見ちゃダメって言われると、返って見たくなるのが人の性ってやつよねー。……こっそり開けちゃおうかな?)


 心の中で悪魔のミミさんが囁きます。ですが、同時に天使のミミさんも言いました。


 (ダメダメ! ミミ! 他人様の荷物を勝手に開けるなんて、郵便局員失格よッ!……それに、いつになく局長が真剣な顔をしていたじゃないッ!)


 しばし、ミミさんの中で天使と悪魔が戦っていましたが……勝ったのは珍しく天使のミミさんでした。


 (そうね、この小包の中を見るのはよしましょう……それにしても、なんだか騒がしい日ねぇ)


 ミミさんの脇を、パトカーが通り過ぎていきます。どうやら交通事故があったようです。さっきご飯を食べたカフェでは爆発騒動もありました。


 ……実はミミさんは知りませんが、小包の正体はグンマ県のトップシークレットだったのです。

 この小包を狙って『トチギ』『イバラキ』『サイタマ』などの各国のエージェントが、ミミさんを事故に見せかけて暗殺しようとしていたのですが……。持ち前のポジティブシンキングと、強運のおかげでミミさんは事故にも事件にも巻き込まれなかったのでした。


 「さ! 早いところ、配達しちゃいましょう!」


 こうして各国の陰謀に気が付くこともなく、ミミさんは無事にグンマ県のトップシークレットを守り切ったのでした。

EPISODE10 家族の絆を届けたい!「配達したおうちで、小さな子が亡くなったお父さんからのお手紙を待ってたの。何とかしてあげたいな」

 ――ある日のこと、いつもと同じようにミミさんが郵便配達をしていると、あるお家の中から小さな女の子が飛び出してきました。


 「こんにちは! 郵便配達のお兄さん!」

 「うふふふ。とってもいいご挨拶ね、こんにちは」

 「ねえ、今日はうちにお手紙ある?」

 「ええ、これよ」


 ミミさんは女の子に手紙をいくつか渡したのですがその差出人の名前を見た女の子の表情は、見る見るうちに暗くなってしまいました。


 「……なんだ、今日もパパのお手紙はないのか」


 女の子は悲しそうに呟くと、おうちの中に入って行ってしまいました。残されたミミさんは、訳が分からずキョトンとしてしまいます。

 すると、お家の中から慌てて女の子のお母さんが出てきました。


 「す、すみません……」

 「ああ、いいのよ……それにしてもあの子、随分とパパのお手紙を期待して待ってるみたいね? 旦那さん、単身赴任でもなさってるの?」


 何気なく聞いたミミさんですが、お母さんは悲しそうな顔で答えました。


 「はい……以前は」

 「以前は?」

 「その……夫は、つい先日単身赴任先で、亡くなったんです。でも、あの子はまだ小さくて、それを理解できていないんです……私も『パパは遠くにいる』と誤魔化すような説明しかできなくって」

 「そうなの……辛いことを聞いちゃってごめんなさい」

 「いえ、いいんです。でもあの子、ああやって毎日、単身赴任先から届いていた夫の手紙を待ってるんです。……その姿を見る度に、ちゃんと説明しないとって、思うんですが……中々上手くいかなくて」

 「………」


 切なそうに笑うお母さんに、ミミさんは何も言葉を掛けてあげることができませんでした。


 (……なんとかあの母娘を励ましてあげたいけど……どうしたらいいのかしら?) 

EPISODE11 ???からのお手紙「夢であの子のお父さんから手紙を渡されたんだけど目が覚めても本当にあったの! 早く届けましょう」

 ――その日の夜、ミミさんは不思議な夢を見ました。見知らぬ男の人がミミさんの前に立っていたのです。


 (あら、結構イケメンじゃない……でもこの人、誰かに似ているような?)


 男の人は優し気な笑みを浮かべて、ミミさんに手紙を差し出しました。


 「……すみません、この手紙をあの子に。……娘に届けていただけますか? そして妻とあの子に伝えてください。『ずっと愛している』と……」

 「えッ!? ちょ、貴方は……!」


 そこでミミさんは目を覚ましました。


 「……やけにはっきりとした夢だったわね~」


 そんなことを思いながら、ふとサイドボードに目をやると……。


 「えッ!? 何この手紙ッ! こんな手紙、寝る前には置いてなかったのにッ!」


 そこでミミさんの乙女(?)の勘にピンときました!


 (そうだ! これはあの子のお父さんの手紙よ! さっきの夢、ただの夢じゃなかったんだわ!)


 そう確信したミミさんは、ノーメイクのまま昨日の母娘のもとに手紙を届けに行きます。


 お母さんと女の子は、朝早くから……。しかもノーメイクのミミさんが現れたことに、驚いていたようですが、ミミさんが差し出した手紙を見ると、もっとびっくり!


 「……あ! これ、パパの字だ! わーい! やっとパパからのお手紙が届いたー!」


 女の子は手紙を受け取って、大喜びで家の中に戻って行きました。


 「あ、あの! あの手紙、いったいどこで?」

 「ふふふ。世の中って不思議なことがあるものね~」


 ミミさんはお母さんに夢のことを話しました。


 「……旦那さん、天国でも貴女たちのこと心配してるみたいよ、『ずっと愛してる』だって。……良かったわね」


 ミミさんの言葉を聞いたお母さんは涙を流してミミさんに感謝をしました。ミミさんも母娘に幸せを配達できて、大満足です!


 (ふふふ、朝から良いことをすると気分がいいわね~! さ、家に帰って、メイクをしましょう!)


 ……ミミさんは、鼻歌交じりで帰宅するとのんびりとメイクをしたのですが……。ちょっとゆったりし過ぎてしまったようです。

 結局、その日は遅刻をして、局長から怒られてしまったのでした。

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チュウニズム大戦

レーベル難易度スコア
スキル名/効果/備考
♠アニマ? / ? / ?
備考:詳細は要調査

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コメント (ミミ)
  • 総コメント数25
  • 最終投稿日時 2019年05月27日 17:36
    • チュウニズムな名無し
    25
    2019年05月27日 17:36 ID:ta9n1p57

    >>23

    数が足りてないやん!どうしてくれんのこれ

    • チュウニズムな名無し
    24
    2018年06月22日 21:10 ID:oa99tkbx

    >>17

    (いやだなー、いやだなー、なーんかおかしいな)

    • チュウニズムな名無し
    23
    2018年06月11日 07:40 ID:omap3m7m

    パンくらい…食べてもバレへんか(某ホモビ)

    • チュウニズムな名無し
    22
    2018年04月27日 23:54 ID:f8mxumec

    Godが力をつけて異世界にも干渉できるようになった説

    • チュウニズムな名無し
    21
    2018年04月25日 23:36 ID:ibgo04tr

    >>16

    天災タイプ「そうだよ」

    • チュウニズムな名無し
    20
    2018年04月24日 10:08 ID:htb4946v

    >>19

    リリアリスはネズミと一緒に旅に出てるしそもそも人なんて1度も呪ってない

    • チュウニズムな名無し
    19
    2018年04月23日 16:04 ID:g3p1se04

    Episode8の呪いの人形ってリリアリス?

    • チュウニズムな名無し
    18
    2018年04月21日 22:15 ID:tipzkijh

    ミミくんげっとぉ!うぉ~モフモフさせろぉ~~~!!

    • チュウニズムな名無し
    17
    2018年04月21日 14:49 ID:nqv92ruw

    某ホラーの人っぽいヤギを出すSEGAの狂気を感じた

    • チュウニズムな名無し
    16
    2018年04月21日 13:25 ID:bdbcbxsf

    G.O.Dさん当たり前のように他レーベルに出張しないでください

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