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黒亀 北斗

最終更新日時 :
1人が閲覧中
作成者: ゲストユーザー
最終更新者: ゲストユーザー


通常玄武降臨

Illustrator:むらいち


名前黒亀 北斗
年齢17歳
職業高校生(昼)、ゴーストバスター(夜)
CV阿部敦※デュエルで入手可能なシステムボイス

玄武の従者として妖怪退治をやっている男子高生。

黒亀 北斗通常 / 中野の守護者

他のキャラのSTORYで彼らしき人物が災難に遭っている模様。

システムボイス(CV:阿部敦 / 「今日も明日も妖怪退治」デュエルで入手)
  • デュエル進行中(状況:妖怪調査)
登場……しゃーない。もう一件、調査をするかなー
攻撃……ビンゴ!
……そんな簡単に言わないでくださいよ。玄武様
マジで!? 超助かる!
撃破くぅー! ……ゴーストバスターは辛いよ!
  • リザルト
SSS……魑魅魍魎よ! あるべき場所に戻れ!
WARFARE!
SS臨・兵・闘・者・皆・陣・列・在・前!
りん ぴょう とう しゃ かい じん れつ ざい ぜん
S悪霊退散! うりゃあああ!
A-AAA今回は何とかなったけど……なんかイヤな予感
B-BBB逃がしちゃったか……
面倒くさいことになりそうだなあ……はぁ
Cゲッ!? 仕留めたと思った妖怪が蘇った!?
Dあははー……ですよねー……
  • スタンダードコース拡張分
モード選択モードを選択するかな
マップ選択マップを選択するかな
チケット選択チケットを選択するかな
コース選択コースを選択するかな
クラスエンブレム更新クラスエンブレムを更新したぜ
ソート変更ちょい〇〇順でソートをします
クエストクリア
限界突破ふふふ……これこれ!
覚醒版俺、登場ってね!
コンティニュー?コンティニュー…します?
コンティニュー俺、お財布きびしーんですけど?
終了シーユーネクストプレイ!

スキル

RANKスキル
1ゲージブースト・エアー
5
10
15破邪の呪符

include:共通スキル


  • ゲージブースト・エアー [NORMAL]
  • 純粋にゲージ上昇率が増えるスキル。一定回数のAIRを成功させると更に増える。GRADE UPで必要回数が減る。
    ゲージ5本狙いのスキルとして使え、譜面次第では6本も可能。
  • 筐体内の入手方法(2021/8/5時点):
  • 筐体内では入手できない。
  • AIR ep.IIマップ5のマップボーナス(+1、ソラマチ・メメであれば合わせて+3)に名指しで指定されていた。
プレイ環境と最大GRADEの関係
プレイ環境最大
開始時期ガチャ
PARADISE×
(2021/8/5~)
無し×
あり+3
PARADISE
(~2021/8/4)
無し×
あり+5
CRYSTAL無し+1
あり+8
AMAZON無し+1
あり+8
STAR+以前
GRADE効果
▼以降はCARD MAKERで入手するキャラが必要
共通ゲージ上昇UP(160%)
初期値AIR50回以上成功すると
更にゲージ上昇UP(190%)
+1AIR45回以上〃
+2AIR40回以上〃
+3AIR35回以上〃
▼以降はCARD MAKERで入手するキャラが必要
(2021/8/5以降では未登場)
+4AIR30回以上〃
+5AIR25回以上〃
▼以降はCARD MAKERで入手するキャラが必要
(PARADISE以降では未登場)
+6AIR20回以上〃
+7AIR18回以上〃
+8AIR16回以上〃
理論値:不定(譜面依存)

所有キャラ【 ソラマチ・メメ / 黒亀 北斗(1,5,10) / 新田 ちえ(1,5)

スキル考察
  • 「ゲージブースト+7の理論値(99,000)を超える」「6本(102,000)に到達する」場合に、ゲージ全体の何%を消化するまでに回数を使い切ればよいか、それに初期の増加量(160%)を加味するとどれだけのゲージ量になるかの一覧。
  • こう書くと分かりにくいが、要するに「回数を使い切った時にほとんどMISSしておらず、その時のゲージ量が一番右の欄の値より少なければ目標達成できる可能性が高い」ということである。
目標ゲージ割合増加量加味
ゲジブ+7超え83.33%79996(4本+99.98%)
6本到達66.66%63993(4本+19.97%)
ノーツの成功や評価状況で効果が変化するスキル

特定のノーツや評価で一定以上成功すると、効果が強化されるスキル。

スキルの分類は基本的に、対象が評価であれば[TECHNICAL]、TAP、または元の上昇率が高いのであれば[NORMAL]、それ以外、あるいは他のノーツの比重が高ければ[TARGET]。一部例外あり。

スキル名上昇率(初期/強化後)
ノルマ(対象:回数)
上昇率以外の効果
[NORMAL]
ゲージブースト・エアー+8160%/190%
AIR:16回
※汎用スキル
無双風神+3100%/150%~300%
AIR:50回x4(4段階強化)
軽減率:0%/50%~80%
盛るぜぇ~超盛るぜぇ~+3140%/180%
TAP+ダメージ:90回
ゲージブースト・
スタープラス
+5
160%/180%
ExTAP:10回
※汎用スキル
スターストリーム+3140%/210%
AIR:40回
新世紀中学生+11100%/214%
JCx3+J=999
疲労回復のために、
ジョギングして
行きましょう
+3
160%/190%
TAP+ダメージ:60回
[TARGET]
【踊ってみた】サウンド
プレイヤー【渋沢 ノノ】
+1
100%/200%
TAP+ExTAPx3+
FLICKx5=365
SS=終了ボーナス+2525
きんいろの日々+4130%/180%
ExTAP:5回
虎と竜+3140%/180%
ExTAP+HOLD:90回
あみたん+3140%/180%
SLIDE+FLICK:90回
バーピーで全身を
まんべんなく
トレーニング!
+3
160%/190%
ExTAP+HOLD:60回
階段上りは、
いいトレーニングに
なるんだぜ!
+3
160%/190%
SLIDE+FLICK:60回
木登りは、とっても優秀な
トレーニングなんです!
+3
160%/190%
AIR:20回
[TECHNICAL]
あの日見た花の名前を
僕達はまだ知らない。
+5
100%/220%
JCx3+J=999
劇団ひととせ+11100%/225%
JCx3+J=999

  • 破邪の呪符 [CATASTROPHY] ※専用スキル
  • コンボエクステンド・フォルテの即死版といったところ。回数制限が無い代わりに通常のゲージ上昇は無くなっている。
  • 全く同じ即死条件の魔神の領域がノート数を問わず8本に届くので、使うならそれ以上(8本=6回発動、9本=7回発動、10本=8回発動)を狙いたい。
  • STARで神へのギグが大幅に強化されて微妙な位置になっていたが、AMAZON PLUSであちらに再び修正が入ったことで、腕前次第で使い分けの選択肢に入る立ち位置に戻った。
GRADE効果
初期値250コンボごとにボーナス+27000
全てのノーツ成功時にゲージが上昇しない
ATTACK以下3回で強制終了
ゲージ10本必要条件:2000ノーツ
発動回数ごとの獲得ゲージ量
発動回数ノート数獲得ゲージ量
1回25027000(2本+1000/16k)
2回50054000(3本+12000/18k)
3回75081000(5本+1000/22k)
4回1000108000(6本+6000/24k)
5回1250135000(7本+9000/26k)
6回1500162000(8本+10000/28k)
7回1750189000(9本+9000/30k)
8回2000216000(10本+6000/30k)

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ランクテーブル

12345
スキルEp.1Ep.2Ep.3スキル
678910
Ep.4Ep.5Ep.6Ep.7スキル
1112131415
Ep.8Ep.9Ep.10Ep.11スキル
1617181920
-----
2122232425
----スキル

#include(include:上位ランクテーブル仮置き,)

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STORY

EPISODE1 信じられないと思いますが「俺の名前は黒亀北斗。基本、普通の高校生 ……なんですが、夜はゴーストバスターやってます」

 「……魑魅魍魎よ、あるべき場所に戻れ!WARFARE!」


 草木も眠る丑三つ時。俺の叫びと共に目の前の妖怪が光の柱となって消えていく。

 「はぁ……やっと片付いたか。被害者は……?」

 俺は妖怪に憑りつかれていた被害者が無事に息をしているのを確認して、ほっと溜息をついた。

 「……無事だったみたいだな。よしよし。あとはテキトーに救急車を呼んで……と」

 俺が公衆電話(最近激減して困る)を探してウロウロしていると、突然背後から忍び笑いが聞こえてくる。


 「クスクス……」

 「何が『よしよし』だよ。あんな雑魚、もっとパパッと退治できないの?」

 「……そう思うんなら、ちょっとは手伝ってくださいよ。玄武様たち」


 俺の頭上には恐るべき美形の少年と少女が浮かんでいた。彼らは普通の人間ではない。なんと霊験あらたかな神様……玄武様なのだ。


 そしてさらに信じられないことに、俺はゴーストバスター(夜限定)なんてもんをやっているのである。

EPISODE2 ちょい俺の話をします「小さい頃おぼれた俺を助けてくれたのは2匹の亀 ……神様でそれ以来妖怪に狙われるようになった」

 どうして普通の高校生の俺がゴーストバスターなんてファンタジーな仕事をしているかというと……。


 まだ子供の頃……俺は近所の神社で友達と遊んでいた。

 その神社は『いかにも何か出る』って感じの古い神社で子供たちの間で人気があった。


 そして……当時どん臭かった俺は、うっかり神社の池にドボン。身体はあっという間に池の底に沈んでいった。


 (このまま俺は死んじゃうのか……?)

 暗い水の中、俺は朦朧とする意識で問いかけた。

 すると意外なことに誰かから答えが返ってきたのだ。


 「……お前、死にたくないのか?」

 「だ、誰!?」

 「いいから答えろ! 死にたくないのか?」

 「し、死にたくない!」

 「……いいだろう。では、お前の命を助けてやる代わりに、我らの眷属になってもらう。これから我らの手足となり、死ぬまで働いてもらうぞ?……お前、名前は?」

 「……黒亀北斗」

 「良かろう北斗! これは契約だ!」


 ……こうして俺は無事に生還したのだが、常に二匹の亀(時々人間)が付き纏うようになった。おまけに『妖怪』なんてもんまで見えるようになっちゃったんだ。

 ……俺は普通の人間として普通に生きたかったんだけどなぁ。

EPISODE3 天才タイプじゃないから「玄武様はなかなか俺に力を貸してくれない。 仕方がなく自主練で鍛えるしかなかったんだ」

 妖怪っていうのは、人の心の傷やトラウマなんかから生まれる負の存在だ。

 色んな姿形の妖怪がいて、中にはアニメや漫画に出てくるようなヤツもいる。

 俺は玄武様に憑りつかれてから、そんな妖怪どもに襲われるようになっちゃったんだ。


 「……な、なんで俺が妖怪に襲われるんだよ!」

 「普通の人間には妖怪は見えないからな、見えるお前はレアかつ邪魔な存在なんだよ。だから排除しようと襲ってくるんだろう」

 「そんな! はた迷惑な! ……だったら玄武様がどうにかしてくださいよ!すごい力を持っているんでしょう!?」

 「やだよ」

 「面倒くさいもん」

 「なにー!?」


 ……哀れな俺は、なんと自主練で妖怪に対抗する力を身に付けることになった。もっとも天才タイプじゃないし、喧嘩なんて金を払ってもしたくない俺の修行は困難を極めた。


 おまけに金もないから、大したお守りもお札も買えない。結局『木刀』で相手を殴り飛ばして散らせるという調伏スタイルに落ち着くまでに随分と時間がかかったもんだ。


 こうして俺は高校になる頃にはいっぱしのゴーストバスターとして、裏の世界でそこそこ有名になっていたのである。

EPISODE4 妖怪強くなってません?「ゲッ!? 仕留めたと思った妖怪が蘇った!? 今回は何とかなったけど……なんかイヤな予感」

「北斗! 後ろだ!」

 回想に浸っていた俺は玄武様の声で慌てて振り向いた。すると倒したはずの妖怪が、ちゃっかり復活していて、今にもこっちに攻撃を仕掛けてきそうな気配だった。

 「げっ!? な、なんで一度倒した妖怪が!?」

 相手の妖怪は俺の疑問に答えるどころか、大きく口を開けて、俺に突っ込んできた!

 俺は慌てて身を躱したが、妖怪はそのまま中のムーンモールの商店に突っ込んでしまった!


 「うわっ!? マジで!? やべー……お札をケチったせいで、結界が弱かったのかな?」

 店の被害は気になるが、今は目の前の妖怪をどうにかしないと!

 「……今度こそ! 悪霊退散! うりゃあああ!」

 ……妖怪は光となって散っていった。


 しかし……俺は確かに妖怪を滅ぼしていたはずなのに一体どうして……

 そういえば、最近妖怪退治にやたら時間がかかるようになってきた気がする。

 「あのさぁ……玄武様? 気のせいかもしれないけど……最近、妖怪が強くなってきてない?」

 「ん? なんだ、今頃気が付いたのか?」

 「あははー……ですよねー……」

 急に強くなった妖怪のことは気になるが、それよりも今は……。

 「……今日の朝から中間テストなんだよな。やべー全然勉強してねー」

 これから帰っても、大した勉強はできないだろうし

 ……どうしたもんかなー?

EPISODE5 昼の俺は普通の高校生です「中間テストなのに、何にも勉強できてねー……。仕方ないよな。夜は妖怪退治のお時間なんだから」

 結局、中間テストの初日の手応えは散々だった。

 仕方がないよなー。だって俺は夜、ゴーストバスターに一生懸命なんだ。勉強している暇はないんだよ。

 「はぁ……」

 「どうした? 北斗! 浮かない顔だな!」

 「まあね……テストの結果がヤバそーでさ」

 「あんま気にすんなよ! ……そうだ! 今日はワックンに寄ってこうぜ! 明日のテストのヤマを教えてやっから!」

 「マジで!? 超助かる!」

 やっぱり持つべきものはドSの神様じゃなくて、友達だよな! 俺は友達とムーンモールに向かった。


 「……あれ? あの店、昨日まで普通だったよな?」

 友達が指さした先には、妖怪にぶっ壊されて無残な姿になった店の姿が……。

 「んん!? そうだったけ!? お、覚えてねーな」


 それから俺たちはワックンでテスト勉強をした後、他愛もないことをダベっていた。

 「……そういえばさ、最近何か変わったことねえ?」

 こういう地道な聞き込みも、意外に重要だったりする。

 「変わったこと? そういや最近、中野ナロウウェイに怪しい人間が出入りしてるらしいな」

 「マジで!? あとはなんかない!?」

 「あとは……阿佐ヶ谷で、めっちゃ強いヤンキーの女子高生がいるとか……」

 「……それはいいや」


 中野ナロウウェイか調査してみる価値はありそうだ。

EPISODE6 何事も予防が大事「友達から聞いた怪しい人影を見たって場所はここか。正直面倒くさいけど……放ってはおけないしなぁ」

「あー……だるいわ。今すぐ帰って、テスト勉強したいわー」

 俺は、昼間友達から教えてもらった怪しい人間の目撃例があったという中野ナロウウェイに足を運んでいた。

 時刻は既に丑三つ時、辺りに人の気配はない。


 「北斗、ダルそうだねー」

 「そんなに嫌なら帰ればいいじゃん」

 「……そんな簡単に言わないでくださいよ。玄武様」

 そう、こういうことは早めに予防しておくのに限るのだ。昨日の妖怪みたいに、いきなりパワーアップをした妖怪にわんさか出られても、困るのは俺自身なんだから。


 で、いざ中野ナロウウェイを調査しても出るのは小物の妖怪ばかり。

 噂の怪しい人影とやらの姿はどこにもない。

 (っつーか、なんか意図的に小物妖怪を集められているような……?)


 いつにない違和感みたいなものを感じて、俺は溜息をついた。

 「……しゃーない。もう一件、調査をするかなー」

 俺が重い腰を上げたその時……。

 「チェストーーッ!!」

 「どわぁあああーーっ!?」


 空から巨大なハンマーを振りかざした女が降りてきた!

EPISODE7 何!? アンタ誰!?「ちょっ!? なんでいきなり俺、襲われてんの!?ヤンキーから恨まれる理由なんてないんですけど!」

 「お、親方!? 空から女子高生が!?」

 「なに、訳の分かんねーこと言ってんだよ!」

 「訳が分かんないのはアンタの方ですよ!?なんで、俺みたいな普通の善良な高校生がアンタみたいなヤンキーに襲われないといけないんだよ!」

 「はっ! 誰が普通の高校生だって? ふざけんな!普通のヤツがそんな気配をしているワケねーだろうが!」


 どうやらヤンキーは、玄武様のことが分かるらしい。

 「……玄武様、あのヤンキー、お知り合いだったりする?」

 「えー! あんな変な娘知らないよー」

 あのヤンキー、玄武様との付き合いもないらしい(単に玄武様が忘れているだけって可能性もあるが)

 それにあの様子だと話も通じないっぽい。 よーし! ここは……!


 「……逃げるが勝ちだ!!」

 「あっ!? クソ! こらテメー! 待ちやがれ!」

 待てと言われて待つヤツはいない。俺はダッシュでその場から逃げ出した。


 「はぁ……はぁ……な、なんとか撒いたか」

 俺はヤンキーハンマー女が追ってきていないことを確認すると、その場に座り込んだ。

 「はぁ……一体何なんだよ。妖怪よりヤンキーの方が怖いっつーの」

EPISODE8 あいつが噂の不審人物か「ヤンキーの女を何とか撒いて、たどり着いたムーンプラザ……あれが噂の怪しい人物なのか?」

 ヤンキー女を無事に撒いた俺は、気を取り直して北口方面に向かった。

 実は、人影の噂は中野ムーンプラザでも確認されていたのだ。


 「……今度は当たりだといいんだけなー」

 いざ、中野ムーンプラザに侵入してみると……。

 「……ビンゴ! アイツが噂の人物に違いない!」


 辛気臭い『いかにも』ってローブを被った男(?)が、ステージの上で何人かの若者を集めて何やら囁いている。


 若者たちは催眠状態にあるのか、うつろな目つきでユラユラと立っていた。ローブの男が何を言っているのかはここからだと分からないが、どうやら呪文のようなものをかけているらしい。


 すると一際大きなローブの掛け声とともに、若者たちが一気に妖怪化してしまった!


 「人間を意図的に妖怪化させる!? そんな技、聞いたことないんですけど!?」


 とにかく、見ちゃった以上は放っておけない!あんなのが街に放されたら大変だ! 俺は愛用の木刀を構えると、気を引き締めてステージに突撃をした。

EPISODE9 こんなのアリなの!?「人間が突如妖怪化した!? しかも、くっついて群体になるなんて……こんなのアリ!? どうする!?」

 妖怪化した人間は、それぞれが結構強くて、はっきり言って俺は苦戦していた。

 妖怪の強さも問題だったが……。


 (くそっ! 元が人間だから、思いっきり殴り飛ばす訳にもいかないっつーの!)

 もしこのまま調伏して、ベースになっている人間に怪我や後遺症を残してしまったら……?

 そう考えると、どうしても俺は本気を出すことができなかった。


 「はぁ……はぁ……!」

 「ククク……貴様が中野で名の知れたという、ゴーストバスターか。なんだ大したことはないではないか」

 「……そういうオタクは何者よ?」

 「……貴様ごときに名乗る名はないな!」

 「あっそ……悪玉のテンプレなセリフをどーも」


 (とにかく、被害者から妖怪をひっぺがさないと!)

 そう思って、札を構えたその瞬間……なんと! 妖怪たちはくっついて、合体しやがった!

 「……嘘だろ!? ただでさえ、強いってのに、合体とかアリ!?」

 現実ってヤツは非情で、目の前の大妖怪は俺に向かって、キッツイ一撃をお見舞いしてきた。


 「ぐはっ!?」

 大妖怪の一撃で眼鏡は割れるし制服はボロボロに……。

 (やっべー、これってピンチってやつじゃない!?)

EPISODE10 覚醒版の俺は一味違うぜ?「玄武様から力を借りて覚醒した俺はちょっと違うぜ?魑魅魍魎、あるべき場所に戻れ。WARFARE!」

 「ったく、だらしないなー北斗は」

 「ダメダメだねーダメンズってやつだ!」

 宿主のピンチだっていうのに、玄武様たちは呑気な様子で俺をdisってきた。


 「ダメンズの北斗、我らの力を貸して欲しい?」

 「ほ、欲しいです! めっちゃ貸して欲しいです!」

 「……なら、原宿のパンケーキをご馳走してね?」

 「僕は銀座の獅子屋の極上羊羹!」

 「はいっ!?」

 「……なに? 文句があるの?」

 「ないです! 今すぐ力を貸してください!」

 「よろしい! ……はいっ!」

 玄武様が祝詞のようなものを唱えると、俺の身体に力が漲ってくるのが分かった。


 「ふふふ……これこれ! 覚醒版俺、登場ってね!」

 普段の俺は、木刀やお札しか使うことができないが、玄武様の力を借りて真の力を発揮した時だけ、全ての降魔調伏ができるスペシャルな呪文を唱えることができるのだ。


 「臨(りん)兵(ぴょう)闘(とう)者(しゃ)皆(かい)陣(じん)列(れつ)在(ざい)前(ぜん)」

 俺の声と同時にお札が宙に舞い、大妖怪を包み込む。


 「……魑魅魍魎よ! あるべき場所に戻れ!WARFARE!」

 俺が呪文を唱えると、辺りは目を開けられないくらいの眩い光に包まれたのだった。

EPISODE11 今日も明日も妖怪退治「何とか妖怪は祓えたけど……謎は多い。それに玄武様へのお礼と、今日も中間テストがあるし……はぁ」

 光が収まると大妖怪は無事に消えていた。ステージの上では、大妖怪の依代になっていた人間たちが伸びていたが、全員命に別条はないようだった。

 だが……怪しいフードの男は姿を消していた。


 「逃がしちゃったか……これからも面倒くさいことになりそうだなあ……はぁ」

 相手は俺のことを知っているようだった。嫌でもまた近いうちに出会うことになるだろう。

 ……滅茶苦茶ダルいけど戦わないわけにはいかない。なんだかんだで俺はこの街やそこに住む人間が好きなんだ。


 「……人間を妖怪化することのできる謎の男か……。一体、どういうヤツで何が目的なんだ?」

 謎の男のことは気になる……。

 でも、俺にはもっと気がかりなことがあった。

 「ねー! ねー! 北斗! パンケーキ!」

 「羊羹も忘れないでよねー!」

 「あのねぇ、玄武様。今はまだ店やってないんすよ?それに……今月も俺、お財布きびしーんですけど?」

 「そんなの知らないよ! 供物をよこせー!」

 ……玄武様たちは、耳元でワーワーと喚いている。勘弁して欲しいっつーの!


 そうこうしているうちに、東の空が段々と白んできた。

 「……あー、もう朝か……あっ! 今日も中間テストじゃん!」

 当然この調子だと、今日のテストも散々だろう。

 っていうか、制服もボロボロだし!

 「くぅー! ……ゴーストバスターは辛いよ!」

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チュウニズム大戦

レーベル難易度スコア
スキル名/効果/備考
●リレイEXPERT0 / 300 / 600
エアースライド(カード入れ替え)
自分と次のプレイヤーは今回と前回出したカードの
位置を入れ替える。前回の効果は発動しない。

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#include(共通項目,)


脚注
  • *1 11/21~11/24間に一旦中断あり
コメント (黒亀 北斗)
  • 総コメント数35
  • 最終投稿日時 2021年02月08日 22:55
    • チュウニズムな名無し
    35
    2021年02月08日 22:55 ID:f6y667mb

    コースを選択するかな

    クラスエンブレムを更新したぜ

    クエストクリア!

    埋まってなかったので書いときます。

    • チュウニズムな名無し
    34
    2020年07月21日 21:49 ID:kkzie7bm

    >>31

    お財布がそげぶされそうですけどね…

    • チュウニズムな名無し
    33
    2020年07月14日 21:21 ID:tva8rpx7

    個人的CHUNITHM CRYSTALの1番の大罪は推しだった北斗君をアレと一緒に出されたことです

    本当に本当にありがとうございました

    • チュウニズムな名無し
    32
    2020年07月08日 16:35 ID:l6lqgzy6

    コンティニューするとプレイヤーの代わりに100円を入れてくれるぐう聖システムボイス

    これに加えて玄武様へのお供えもしないといけないから北斗くんしばらく貧乏生活は脱却できなさそう

    • チュウニズムな名無し
    31
    2020年06月21日 19:35 ID:crfjj0fr

    この声幻想殺してそうですき

    • チュウニズムな名無し
    30
    2020年06月21日 16:28 ID:chz5prs3

    北斗くんボイスぴったり過ぎて萌え禿げた

    • チュウニズムな名無し
    29
    2020年06月19日 17:15 ID:mrt8mgpf

    ボイス想像以上にピッタリだった

    ありがとう…

    • チュウニズムな名無し
    28
    2020年03月05日 19:38 ID:o3kl9ses

    復刻ありがとう...

    新参ウニマーには嬉しい

    • チュウニズムな名無し
    27
    2020年02月19日 22:05 ID:b84bnr4s

    >>26

    全男の子の夢

    • チュウニズムな名無し
    26
    2019年02月03日 15:04 ID:ktwzo9zf

    北斗みたいに何か秘密の職業的なのを持ちながら生活したいなと思った。

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