【メカブレイク】赤霄（セキショウ）の評価と性能

強い点

• 機体が通れないシールドでルール関与性能が高い
• 近接武器の高い機動力
• 近接性能が高く格闘機相手に強い

弱い点

• 防衛や輸送系以外のルールにはやや不向き
• 捕まえても一人では倒しきれないことも多い

相手に流体アーマーを無視する物理属性の直接ダメージを与え、スタッガーさせて吹き飛ばす。
空中でより低い位置にいる標的を攻撃する場合は、パリィ不可の振り下ろし攻撃を繰り出すようになる。
クリックで突進を開始する。長押しチャージでパリィ不可の多段回転攻撃を発動する。

グレネードを連射し、相手に爆発属性のダメージを与える。

定点ドローンを射出して広範囲の静止フィールドを生成させ、あらゆる攻撃を防ぎ、機体の移動を阻害する。
同時に、追跡ドローンを射出してフィールド内の敵を攻撃し、流体アーマーを無視する物理属性の直接ダメージを与え、スタッガーさせる。
手動停止でクールタイムを短縮できる。

前方空間にジャミングを放射し、ドローンを破壊する。
対向する敵機をスタッガーさせ、その視覚センサーを一時的に無効化する。
ただし、手持ちシールドで防御可能。爆煙は非貫通タイプのENダメージを防ぎ、貫通タイプのENダメージを大幅に軽減できる。

非貫通タイプのENダメージを防ぎ、貫通タイプのENダメージを大幅に軽減できるジャミング煙幕を展開し続け、同時に防御フィールドを展開して前方からの遠距離攻撃を防御する。
手動停止でクールタイムを短縮できる。

「赤霄(セキショウ)」のプロトタイプ「武人(ブジン)」は、戦略同盟の第3世代制式バイペッドストライカーで、フレーム構造は前世代機体の「甲虎(コウコ)」を踏襲し、機体制御のほうは「潜龍(センリュウ)」による検証を受け、すでにかなり成熟した意識投影システムを使用している。
そのため、「武人」の開発はわずか1年で終わり、復興暦14年から早くも量産されて同盟陸軍に就役している。
その後、「武人」は第一次環海紛争で大いに活躍し、連合体の第2世代機体に多大な損害を与えたが、これこそ世界各勢力が第3世代バイペッドストライカーの開発を早めた主因だとも言われている。

そして当機「赤霄」は、薪火重工が「武人」の1機をブレイク型にアップグレードしたもので、特殊な武装管理システムによって、すべての既存武装との互換性を獲得しており、様々な戦況に対処可能で、特に格闘戦にはかなり長けている。
が、その分、パイロットにも高度な操縦技術が求められる。

ルイこと向蕊(シャン・ルイ)と関わりを持ったほとんどの人は、まずそのおっとりで可愛らしい外見に騙され、その後の対戦で小柄な彼女が操縦する「赤霄(セキショウ)」に圧倒されることになる。
その絶対的な力を前に、どんな疑問も無意味となるのだ。

メカニックの娘として、ルイは父から機械改造の才能をふんだんに受け継いでいる。
しかし、シャリーの卓絶した修理の腕とは異なり、彼女の才能は明らかに物の破壊と分解に偏りすぎた。例のすご腕機械技師(メカニック)が娘に自分の仕事を継がせたくなかったのも、これが原因じゃないかと噂されるほどである。

幸いにも、「破壊王」というレッテルは、みんなのルイへの愛情に、なんら影響も与えられなかった。
彼女の部屋にはいつも可愛らしいぬいぐるみがいっぱいで、引き出しの中にも、常に溢れんばかりのヘアバンドが詰まっている。もちろん、すべてみんなからの贈り物だ。
ルイは時々、思い出の中の父がしてくれたように、髪の手入れをしてみたりする。たまには、熱心な仲間が世話役を買って出ることもある。
そういう時のルイは、決まったように、昔のことを語り始める。
彼女の問わず語りには、機体と共に過ごした日々、コミュニティのみんなのため、そして正義のために戦った幼い頃の温かな思い出もあれば、あの悪夢が如き逃亡の日々の話も出る。
ルイが持つ、そのずば抜けた実力の源泉は、まさにそこにあっただろう。彼女は一日たりとも訓練を受けたことはないが、今日までずっと、砲火の中を生き、戦いの中で育ってきたのだ。

そして今、父から受け継いだ機体(あのこ)は、もはやルイと共にこれからの道を歩めない。
でも、そのかわりに、ルイには新しい相棒も出来たのだ。このエース集(つど)う「月虹(ゲッコウ)」で、なぜこんなチビっ子のために、パイロットの一席が設けてあるか、その理由は、彼女が自分の実力で、みんなに証明して見せるだろう。