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【白猫】ディートリヒ・思い出

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ドルキマス国元帥
ディートリヒ・ベルク
造船に秀でるドルキマス国元帥。
あまりにも冷静沈着な指揮官。

メインストーリー
飛行島の思い出 
その他人物紹介関連ストーリー



思い出1



「…………」

――言い知れぬ威圧感を放つ男が、飛行島の縁に佇んでいる――

「あなたは……?」

「…………

……ドルキマス国元帥、ディートリヒ・ベルクだ。

……子供か。」

「ムムッ!? ちょっと、あなどらないでもらえるかしら!?

こう見えても主人公は、この飛行島のリーダーなんだから!」

「ほう……統率者か。とてもそうは見えないが。」

「見た目はこうでも、結構すごいんだから!」

「……主人公。結構。良い名だ。」

「あ、アラ……?」

「あの、紹介が遅れましてすみません。私はアイリス、この子はキャトラです。」

「……キャトラ……」

「ん?」

「しゃべる猫……なるほど、魔法か。節操のない話だ。」

「いいえ! アタシがしゃべるのはナチュラルボーンよ!

理由なんかないんだから!」

「そうか、失敬。私は魔法というものを、好ましく思っていなくてな。」

「なんで?」

「魔法は根拠が薄弱だ。力の源は己自身。それでいい。それに――

その魔法のせいで、突然呼び寄せられたのだ。ドルキマス軍の艦艇から、な。」

「あ、そうだったんですね……」

「そっか、迷惑くらってたんだね。ならしょうがないね。」

「まだ私も未熟だということだ。魔法ごときの力で、呼びだされてしまう程度にな。」

「あっ……いっちゃった……」

「なんだかおカタイひとねぇ……」



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思い出2




「貴君らか。」

「あらディートリヒ、まだいたのね。」

「帰る手段は確保した。もはや急ぐ必要もない。

それに、私がおらずとも我が軍は止まりはしない。そのくらいの教育は施した。」

「軍の、元帥さん……ですもんね。部下の方も、たくさんいらっしゃるんでしょうね。」

「ああ。私の手足のように動く、いかにも便利な駒だ。」

「あ~! 悪い笑顔だ~!」

「私の信義は悪ではないよ。もっとも、そう思っている者も少なくないだろうがね。」

「偉い人ってカンジのしゃべりかただわねぇ……」

「元帥ともなれば、自然、政治も身につくからな。」

「ふ~ん……」

「ディートリヒさん、急がなくなった、ということは、ゆっくりしていかれるんですね?」

「そのつもりだ。この飛行島も、中々に興味深い。

これだけの物資と人員を乗せ、空から標的に接近することが出来れば――」

「あぁっ!? また悪いこと考えてない!?」

「私は軍人だ。物を見れば戦力かどうか考えるのは当然の思考だろう。

ときに、一つ尋ねる。この島の動力は何だ?」

「動力は……ルーンです。」

「ルーン? 聞いたことがないな。」

「なんか石っぽいんだけどね、色んな力を秘めてて、便利に使えるヤツのことよ。」

「ほう……! 石程度の大きさの物が、これだけの大質量を宙に浮かべるというのか?

ならば……島を動かすだけではないだろう。敵陣へと持ち込み、その力を解き放てば……」

「あぁーっ!!だから、あんまり悪いこと考えちゃダメだってぇー!」

「職業病ということにでもしておいてくれたまえ。」



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思い出3



「貴君らに命じる。」

「ちょぉーっ!! イキナリ命令はないでしょー!」

「ならば依頼しよう。」

「もう! 最初っから素直にそう言いなさいよ!

で、なあに?」

(キャトラ……! 手玉よ、手玉だわ……!)

「書物を求めたい。」

「本ね。どうして?」

「この地域は、ドルキマス国のあった大陸との相違が非常に多い。」

「たいりく?」

「そう。こちらでは、基本的に<島>だろう? そこからして既に大きく違う。

各島ごとに特色も違う。それらの情報を、出来る限り収集したいのだ。」

「なるほどね。べんきょーねっしんなのはいいことだわ!

たくさん本を持ってきたら、お駄賃もらえるかしら?」

「ふさわしい戦地と死に場所を与えてやろう。名誉を胸に抱いて戦え。」

「またまたー、そんなことゆって♪

じゃあちょっと本を集めてくるから待っててね~♪」

「ふふふ……」

(キャトラ……!ディートリヒさん、本気だよ……!

だけど……! キャトラにふさわしい死に場所って……! どこなの……!)




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思い出4



「ディートリヒ! 本たくさん持ってきたわよー!」

「ご苦労だった。」

「あー重かったぁ……お駄賃ちょーだい!」

「いいだろう。」

ディートリヒはキャトラののどをなでた!

「ふにゃ~♪ ごろごろ~……♪

……ハッ!? じゃなくて、形のあるモノで!

もう、上手なんだから!

いまの分、割引するけど、なんかちょーだいよ!」

「ではこの勲章をやろう。」

 ディートリヒは胸の勲章を外してキャトラに手渡した。

「わ~い♪ キラキラしてる~♪」

「ディートリヒさん、いいんですか……?」

「構わんさ。こんなものただの記号に過ぎん。」

「……太っ腹ですね……!」

「どんな本を持ってきたのか、確認させてもらおう。」

「アタシオススメの名著ばかりよ!」


『簡単! ゼメキア料理百選』

『奇天烈なお祭り大集合!』

『猫の飼い方、しつけ方』

 ……


「…………」

「どーかしらね♪

ディートリヒって軍人さんでしょ?

だからあえて関係ない本にしたの!」

「…………」

「あ、あの……ディートリヒさん、ごめんなさい……」

「……謝る必要はない。」

「え?」

「食も立派な文化だ。そこから見えてくる事実もある。

それに……ふふふ……」

「お!? その猫の本、面白い?」

「『空腹を利用することが猫のしつけには最適である』か……

早速実践してみようか。なあ、キャトラよ?」

「ぎぎぎ!

ぎにゃー!」




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思い出5



 ディートリヒが、ものすごい量の本に囲まれて読書している。

「すごい数の本ですね、ディートリヒさん。」

「アタシこんなに持ってきたんだっけ?」

「足りない分は自分で入手した。」

「あ、そうなんだね。」

(キャトラ……!わかってるの、ほとんどが『足りない分』なのよ……!)

「ここにあるのは全部読んだの?」

「ああ。」


「すいません、ディートリヒさんというのは?」

「私だ。」

「飛行艇便です。お荷物をお届けに。」

「そこへ置いておいてくれ。」

「まいどあり~。」


「ちょっとディートリヒ!? また大量の本が届いたわよ!?」

「注文していたからな。」

「こんなにたくさん読むのは時間がかかりませんか?」

「相応にはな。」

「……眠っていますか? ごはんとかは……?」

「そんな暇はない。」

「それじゃあ、体を壊してしまいますよ!?」

「時間は有限だ。こちらにいる間に、出来る限りの知識を蓄えたい。」

「でも、少しは休んだ方が……」

「必要ない。」

「だけど、ちゃんと寝ないと、頭に入らないんじゃない?」

「誰に物を言っている。」

「アンタにだけど……

……ねえ、主人公? アレでさ、ちょっとは体を休めてあげられるんじゃない?」




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思い出6 (友情覚醒)



「この光は……?」

「主人公のルーンの光よ。いろいろ便利なんだから。」

「……より一層、頭が冴えていくのを感じる。

これで効率が上がるだろう。礼を言う。」

「あの、少しは良くなったと思うのですが、でも、夜はちゃんと寝た方が……

お勉強の邪魔はしたくないですが、あの……少し、心配で……」

「……この私を心配するとはな。」

「迷惑でしょうか……?」

「通常は不要だ。だが、先ほどの光の恩もある。適度に休息を取ることを約束しよう。」

「あ、ありがとうございます♪」

「それにしてもアンタって、勉強が好きなのねぇ。」

「いや。好きなのは、読書という行為自体だ。」

「そーなの?」

「思えばこうして、ゆっくりと文字にひたるということを、長らくしていなかった。

好きなようにページをめくり、文章に没頭する……なんとも贅沢な時間の使い方だ。」

「ふふ、そうですね。」

「だから、情報収集であると同時に、リフレッシュもしている。

戦争のことも忘れられる。よって、心配する必要はない。」

「ええ、安心しました♪ 思う存分、読書を楽しんでくださいね。」

「そうさせてもらおう。……この島は、読書に最適だ。」




黄昏を翔ける英雄

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人物紹介
画像説明
ディートリヒ・ベルク cv.森川智之
戦え、私の為に
ローヴィ・フロイセ cv.相坂優歌
私はローヴィ・フロイセと申します。元帥閣下の補佐、作戦遂行における指揮、その他様々な任務に携わっています。
エルナ・シェンク cv.西田望見
あはは。たまに言われますね。“元帥閣下が食事を摂っている光景がまるで想像できない”って。
レベッカ・アーレント cv.内村史子
使わずに戦争が終わったらどうしようかと思ってましたわ。うふふ――まったく寝返りサマサマね。
クラリア・シャルルリエ cv.水瀬いのり
遅い!全く遅すぎる!
貴様、軍規というものを知らないのか!
ヴィラム・オルゲン cv.名村幸太朗
ま、しがない大尉だが、よろしく頼むよ。
ブルーノ・シャルルリエ cv.浜田賢二
よくやってくれた従兵!おいおまえたち、目に焼きつけておけ!こいつは一生ものの思い出になるぞ!
ライサ・ナトゥル cv.柚木涼香
ああ!まだ着かないのかしら?
早く実戦であなたとこの船の力を見てみたいわ。
キャナル・エアガイツ cv.堀中優希
ライサさん……また魔法使いさんが怖がってますよ。
リクシス・トラオム
俺とグウィズで蹴散らしてやるさ!
ルヴァル・アウルム cv.鈴木達央
ははは――失礼。
卿は愛猫に名前をつけているのか。この地の人間にしては、珍しい。
プルミエ・シエル cv.福原綾香
天の慈悲は、あまねく公平に与えられるもの。私はそう信じております。
トァラ・アルゼンタム cv.友永朱音
グスタフ・ハイリヒベルク
アルトゥール・ハイリヒベルク cv.志賀麻登佳
王が退位し、ベルクが沈む。そうして初めて、このドルキマスに平和が訪れるのだ……。
ユリウス・ヒルベルト cv.小柳良寛
さあ、ドルキマス軍人の意地と誇りを見せてみろ!それが生半可なものであれば、このわしがへし折ってくれるぞ!
ホラーツ・アイスラー cv.てらそままさき
我が身、すでに老いてはいるが、ハイリヒベルク家のために、生涯を捧げると決めておる。
エルンスト・バルフェット cv.鶏冠井美智子
第4艦隊集結しろ。反撃の機会が巡ってきた。足並みが揃わない連合軍を、ドルキマス領から駆逐するぞ!
ラウリィ・グラント cv.佐々健太
どうやら敵じゃないようだね。
ピエラ・サバタ cv.野村真悠華
この島を管理しているの。
わたししかいないけれど……。
ドロシー・ド・ロシー cv.野村真悠華
ザビーネ・クーン cv.伊達朱里紗
メヒティルト・レンツ cv.野村麻衣子
病床に伏せっておられるお父様に代わって私が、援軍を請うて参ります。
ゲルトルーデ・リプヒム cv.上別府仁資
フェリクス・シェーファー cv.木村昴
それでも、雇い主のご意向とあっちゃあ逆らえんのが、傭兵家業の悲しさってヤツだわな。
アクロイス・リンデ cv.馬場惇平
エクサヴェル・アルガ cv.佐々健太
俺の前に立つ奴は、全部ハチの巣にしてやるよォ!




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