アーティファクト
目次 (アーティファクト)
アーティファクトとは
アーティファクト(artifact)は、英語直訳だと「人工物」だそうだが、当ゲームでは「遺物」と訳されている。アーティファクトには神秘的な力、禍々しい力など様々な力を秘めており、所持するだけで剣士に様々な恩恵をもたらす。
要はアーティファクトを手に入れると剣士が強くなる。
レベルや装備以外の、剣士の育成要素という解釈でよい。
アーティファクトの取得
アーティファクトの取得には「材料」「ジャム」いずれか、あるいは両方が必要。必要材料・ジャムを揃えた状態で、該当するアーティファクトの「製作」ボタンを押すことで、アーティファクトを取得することが出来る。
アーティファクトの育成
アーティファクトを取得した後も、更に材料・ジャムを追加することによりアーティファクトのレベルを上昇させることができる。アーティファクトをレベルアップさせると、アーティファクトの効果が上昇する。
アーティファクトの最大レベルは個別に設定されている。これは該当アーティファクトの画面内にて確認可能。
「代表アーティファクト」を設定
作成済みのアーティファクトのうちひとつを「代表アーティファクト」として設定ができる。設定したアーティファクトは性能が更に引き出され、効果値が1.5倍になる。
例:防御+10%→15%、ゴールド+30%→+45%
↓
記載されているステータスは変化していないが、効果はちゃんと1.5倍になっている。
設定できるのはひとつだけなので、自分にあった強力なアーティファクトを設定しよう。
育成を優先すべきアーティファクト
「基本的にどれも有用である」ということを大前提として、何を優先してアーティファクトを取得・育成していくのがよいか?について説明する。
アーティファクトの種類・効果についてはアーティファクト一覧ページも併せて参照いただきたい。
最優先:「痕跡」「製錬石」系統
特にどれを優先というわけではなく、挑戦中の最新難易度の「痕跡」「製錬石」を最優先で取得するのがよい。
有用な効果のものが多いということもあるが、魔石が必要数集まっていれば低コストで取得・育成できるというのが優先する理由として最も大きい。
優先1:攻撃力アップ
高火力が大正義のゲームであるため、何より攻撃力アップ系のアーティファクトを優先すべきである。
ダメージアップ系よりもかなり高めの優先度にしているのは、取得・育成コストが比較的低めのものが多いことが理由。少ないコストで効率的に剣士の火力増加を見込める。
優先2:クリティカル確率・ダメージアップ
優先1と同様の理由。クリティカルは剣士のすべての攻撃で発生し、未育成でもクリティカルダメージは150%(1.5倍)が保証されているため、攻撃力が上がればクリティカルダメージも相乗効果的に上昇していく。
クリティカル確率の上昇は武器のデフォルトオプションが「クリティカル確率」のものを装備することが最も効果が高いのだが、アーティファクトでクリティカル確率を上昇させられるものは優先的に取得・育成をしていこう。
ただし、クリティカルダメージ増加系のアーティファクトは必要ジャム数が加速度的に上昇していくため、育成コストがきついと感じたら躊躇なく育成を止めてほかのアーティファクト取得・育成に取り掛かるのがよい。
優先3-1:HP、防御系、移動速度アップ
優先1,2とは異なり、剣士の耐久性・防御力に関するアーティファクト全般を指す。「HP」「防御力」「ダメージ減少」「移動速度」がそれにあたる。
とくに「移動速度」に関しては、単なる移動手段という観点だけでなく、敵の攻撃から距離を取るという回避行動という観点から、生存確率に影響する。取得・育成コストが低いこともあるため、「移動速度」は優先しても損はない。
「HP」「防御力」「ダメージ減少」に関しては、敵の攻撃が激しくなってきて「一発でほぼ致命傷になる、または即死する」という場面が増えて攻略がつらいと感じた時に重点育成するとよい。
それ以外の場合、材料やジャムが余り気味だなと感じたときに「ついで」に取得・育成するのがよい。
優先3-2:ドロップ率上昇
同率3位。当ゲームは大量の周回前提のゲームデザインであるため、ドロップ率の上昇はゲームの効率的なプレイングにはとても効果が高い。
ただし、その周回のためには敵を速やかに撃破していけるだけの火力が備わっていることが何より大事。攻撃力とどちらを優先すべきかというと、攻撃力であろう。
また、アイテムのドロップ率は高難易度にいくにつれて全体的に底上げされていくため、いち早く高難易度で周回できるようになる方が、結果的にドロップアイテム稼ぎには効果的だったりする。
と、ネガティブな要素ばかり説明したが、それでも基本的にドロップ率上昇はゲームプレイにおいて有用な効果であることに変わりはない。これを最優先にしてもなんら間違っていない。
優先3-3:魔法耐性無視
難易度に応じて、敵には「魔法耐性」が設定されている。
この「魔法耐性」は、難易度が上昇していくにつれて
10%→30%→50%→70%→90%→100%
と魔法耐性が上昇していく。
「魔法耐性無視」は、上記の魔法耐性を相殺できる。
一見すると「魔法耐性無視」を上げないとスキルがまともに通用しないように感じるかもしれないがこのゲームの剣士の攻撃力インフレというかスキルダメージのインフレが半端ないので、ほとんどの場合では武器をひたすら強化した方がよい。
ただこれは「武器強化を優先した方が効果がある」というだけで、魔法耐性が高いとスキルダメージが目減りすることは事実なので、武器レベルを上げたあとは魔法耐性無視も育成していくようにしよう。
優先4:ダメージアップ系
ここで該当するのは「クリティカルダメージ増加」を除いた「魔法ダメージ増加」「一般攻撃ダメージ増加」を指す。
「一般攻撃ダメージ」に関しては「ぶっちゃけ全然効果を実感できない」という現実があるため、投資に見合った効果が得られないという事情から、優先度が低い。
厳密には序盤であるほど一般攻撃ダメージ上昇の効果は高いのだが、序盤はそもそもアーティファクトに割けるコストも限られているため、貴重なコストを一般攻撃ダメージ増加に投資するのは、ややもったいない。
「ダメージアップ系」に関しては、優先1・優先2と同様に優先してもよいのだが、育成コストが総じて高いため優先度を落とさざるを得ないというのが実情であるため優先度を低く評価している。
ただ、それでもダメージアップに投資して火力重視にとことん尖っていくというプレイスタイルも、別に否定しない。
優先5:MP、HP回復、MP回復
「装備品のオプションの方が遥かに優秀」
「アーティファクトの必要コストが不当に高い」
という理由から、よほどのことがないと優先する必要はない。なんならほぼ放置でいい。
ただし例外的に、ゲーム開始直後に「回復のリラ」を+2~+3にすることは、攻撃力と並ぶくらいに最優先するとよい。ゲーム序盤に、装備品に依存しないMP回復量を確保できていれば、かなり有利にゲームを進めることが出来る。とてもオススメ。
その他:魔法メガネ
「ダンジョンの構造が見えるようになる」
という、効果としては異彩を放つ魔法メガネ(遺物)。
そもそもダンジョンの構造はシンプルなので、少なくとも「攻略」という観点では全く必要ない。
これは、塔の周回をする際、常にボスまでの最短ルートを走り抜けたいという場合には、このメガネがあると道を間違えないのでストレスがなく便利という品物。逆に言うとその程度の効果であるとも言えるが、人によっては真っ先に欲しいと考えるアイテムであろう。
優先するかどうか、そもそも取るかどうかは、各自で判断してほしい。