Steam版について
リンク
https://store.steampowered.com/app/3112010/_/
概要
2025/03/05にSteam版が配信開始された。
基本的なゲームシステムは同じだが、アプリ版とは完全に独立した完全無料ゲームとなっている。
言語は英語と簡体中国語のみ。
主な相違点
適宜追記していきます
- 天空・外域やイベント等は無い。ついでに騎士団の証明書も無い。
本来のメインコンテンツであるダンジョン探索だけを抜き出した無料体験版のようなゲーム。 - 一方、後述のとおりオリジナルコンテンツもあること、バージョン表記が「V0.0.X」と独立していることから、別ゲーム化しようとしているという見方もあるかもしれない。
- スタミナは無く、自由にダンジョンに挑戦できる。
- ダンジョンの掃討機能はなく、dpボーナスもアイテム獲得のみとなっている。その分、入手できるアイテムの数は増えている。
dpクエストは項目は基本的に変わらないが、全体的に必要数が緩和されている。特に無限3周が前提だったアイテム入手系が1周で済むようになっているのは大きい。
他方、アイテム消費回数などのクエストは緩和されていないか幅が小さいものが多く、油断していると最後まで残りやすくなっているので要注意。
- ダンジョンの実装状況は竜の渓谷まで。星降りの地以降の資料ダンジョンは未実装。
- ただし、飛空艇戦闘が前提の3ダンジョン+エデンの境、およびコラボ版権が絡むスドリカは実装されていない模様。
- 飛空艇廃墟と神々のチェスボードは普通の資料ダンジョン扱いになっている。
- 世界樹レベルも存在していない。EXPの代わりに世界樹の実が精算時に大量に獲得できるようになっており、アプリ版とは比にならないほど世界樹の実が集まりやすくなっている。羨ましい…
- アプリ版では入手困難な「巨人の薬」や「秘法の水」も、1201Fダンジョンで大幅稼ぎを回せばかなり簡単に手に入るが…(「オリジナル要素」にて後述)
- ショップ(旅の商人じゃない方)は資料編のみ。課金購入が無いため、ダイヤの入手先はかなり限られる。
旅の商人のラインナップ手動更新や消耗品の購入にもダイヤは使えるが、使い過ぎに注意。 - 一応、神竜の願いなどで無限ダイヤ回収は可能(1日1回制限はあり)。
- リアルタイムの時間経過に依存していた錬金工房や荒野探索、旅の商人の自動更新といった要素は、ダンジョンを進んだ階層数に応じて進むようになっている。
- ただし、一度に進めば進むほどよいというわけでもない。商人の自動更新は100階層に1度のみであるし、荒野探索で発見できるイベント(後述)は8件しかストックできないなど、細かく切り上げて見ていくメリットは大きい。
- ガンボルの専用武器と栄光の証がレベルアップ式になっており、訓練所でのランクアップは存在しない。
- 鉱石は魔法鉄と水晶のみで、より高レアリティのものはない。レベルに伴い必要数が増えていくのみ。
- 個別のガンボルの破片は存在せず、「Hunting certificate」というアイテムに置き換わっている。
そのため、このアイテムが全てのガンボルの入手とレベルアップに必要なリソースとなっている。
必要数は20-30-50-70と全体的に緩和されている。 - シークレットガンボルの2周目以降もコレが20枚手に入るだけ。暗黒竜の強化のためにデスナイトで苦行を回す必要はないということだ。
- アビリティレベルは栄光の証レベルアップで上昇するようになっている。彫像相当の強化は未実装?
- 錬金工房の内容は細かく変わっている。
- 作業員たちは自動で金貨/魔法鉄/水晶に均等に振り分けられる。
- 荒野探索の時間制限はなくなっており、任意のタイミングで帰らせる形になっている。上記の通り、ダンジョン探索を進めることで荒野探索も進む。
- 荒野探索で「event」が見つかることがあり、アプリ版における天空探索のイベントの一部がリメイクされて出現する。天空クエストも出現する。
- ダンジョン内での仕様も地味に変えられている。
- 最も劇的な違いは「大地の扉のドロップ回数制限がない」こと。他属性の最上位魔法と同様にドロップする上、冒険系称号の聖紋章師での合成も可能になっており、上手く立ち回れば無限階数戻りも可能。
- また、乱数の仕様も異なるらしく、攻撃命中などの細かい乱数がタスクキルで固定されなくなっている。
逆に、ボス部屋の報酬種類などは固定がさらに強くなり、30分放置で厳選することができなくなった模様。 - 自動回収バグの挙動が仕様として存在する。しかも、常時有効/階層クリア後のみ有効をスイッチ可能。
- ダンジョン潜入中の一時中断コマンドがなくなっている。少し進む度に確認…のようなことはできなくなっている。商人の更新や荒野探索などは一度完全にダンジョンから出る必要がある。
- 代わりになのか、セーブ/ロード機能があり、ダンジョン内外を問わず現在の進行状況をセーブできる。一度ダンジョンを離脱したとしても、セーブデータから入り直せる。ただし、ダンジョン外の資源・レベルアップ状況等も含めた復旧である点に注意。
- ちなみに、ダンジョン内でセーブした場合、ロードはその階層の突入直後からとなる。これを利用すれば、タスクキルよりも高速なリセマラが可能。
- 傭兵キャンプは最序盤からオープンされている。
- ガンボルの壺は概ね本編準拠の仕様だが、低確率で「未入手ガンボル1体を直接解禁」という大当たりが出ることがある。
なお、金貨購入は傭兵に話すのではなく、手持ちがない状態で使おうとする画面から入る。 - 黄金の壺は存在しない。それらに由来するガンボル(+α)は、前述のHunting certificateを30消費することで仲間にできる。
- 仲間にできるガンボルはアプリ版から一部が選ばれている。アテナや創世神など、本来は壺産でないガンボルも一部採用されている。
- かなり後半実装であるはずの悪夢の者や女媧がいるあたりに運営の意図が見えるような…。
- もっとも、女媧の土人形を機能させるためには永久セット強化アビリティ持ちが必須。本編ではフェニックスだが、Steam版では火の魔法書強化に変更されてしまっている。代わりに別の「キャラクター*1」に継承されているが、その隠し場所もやはり狙っているとしか思えない…
- ちなみに今作でも本編同様1201Fが探索限界である。
- 一部のガンボルはアプリ版からアビリティ効果が変わっており、元々別のガンボルが持っていたアビリティが移動しているものもある。
- そもそも、掃討機能と天空関連が丸々ないので、ソレに関連するアビリティは差し替えるしかないのである。
入手しやすい例だと盗賊はルロウの戦闘系称号値引きになっている。資料ダンジョン後半の隠しガンボルも丸々入れ替わっており、神の鍛冶場の英雄王なんかは運命の輪セット強化(アプリ版では預言者)になっていたりする。
オリジナル要素
- 一部アプリ版から性能が変えられている模様。
- Demon of Abyss Blood(アビスデビルの血)とFuturistic Core(未来の機械心臓)について、試薬ランクがⅣからⅤに、特殊称号の習得レベルが3から5になった。つまり超強化である。
- 一応、アプリ版で情報未解読となっている下記試薬についても情報は得られたが、上述の例を考えるとアプリ版でも同じ仕様かは信用しすぎないほうが良さそうである…
- Giant Potion(巨人の薬):攻撃+3、Giant's Power状態(攻撃力+(使用時からの経過ターン数)*10、99ターン)、5回まで使用可能
- Arcane Water(秘法の水):ガンボルのアクティブスキルエネルギー+100、5回まで使用可能
- いずれもランクⅣであり、効果も強いがぶっ壊れでもないので、もしかしたらココは原作通りかもしれない。
ガンボル「Ultra Player」
- ダンジョン内でのアクション(モンスター討伐数など)が累積で一定値を超えると、ダンジョンの1階に謎のガンボルが現れ、ガンボルの壺などの報酬をもらえる。
これを全種類?回収すると、もう一度現れて仲間にすることができる。 - ルロウの冒険系ガンボルなのだが、正直複雑な能力なので、その性能はココでは語りきれない。
- スキルについて一言で言えば「(長期戦限定で)ゲーム性を破壊しかねないレベルの万能チート能力」。
- 大雑把にいうと、神竜+風術士+吟遊詩人+顕聖二郎真君+チェス名手を足し合わせた上で、5で割るどころか逆に掛けてしまったような能力。
- ついでにアレスのメモ2冊(2と4)および階層CTのみで再利用できる壊滅終章も習得する。
- アビリティもかなり異質かつ強力。
- これも概要だけまとめると、Ultra Playerを使用してダンジョン内で達成した実績に応じてアビリティ効果が解禁される。全7項目あるが、その一つ一つがアビリティどころかスキル級に強力。
- 何を危惧したのか、ガンボル個別の画面でこのアビリティをオフにできる特殊仕様まで実装されている。
ダンジョン「Next Millennium」
- 混沌の深淵クリア後に出現する、Steam版限定の特殊ダンジョン。
- 無限ダンジョン形式はなし。100Fのシナリオダンジョンに挑戦する。
- 出撃は冒険者ガンボル限定。最後の冒険という位置づけだろう。
- ダンジョンはエデンの境形式で、10Fごとに環境が変わる。
- 出現順は固定されており、冒険者の森~ドラキュラ城までのメインダンジョンが順番に出現する。
- また、階層ごとの構造もほとんど固定されている。
- 手っ取り早く攻略したいならテンプレ編成推奨。
セイント×インセクト、ランタントラベラー×壊滅公爵×大魔導師で十分。 - 攻略のコツは、道中のイベント踏み逃さないこと。ロケーションごとのイベントを完遂することでガンボルの能力がかなり上がる。
- 推奨編成なら中盤までは何も困らないので、逆に飛ばしすぎてしまわないように。
- 71Fの砂漠のオアシスエリアから反射持ちが登場することを失念しているとまず1回死ぬ。このダンジョンに反射対策はないので、サボテン試薬はオススメ。
- その次の鉄血の要塞エリアはルールが特殊。
- まず81Fで神の像を選んで10階層有効なデバフを受ける。
複数選ぶことはできるが、一つも選ばないことはできない。*2 - 縛りがついたまま90Fのボスを倒すと、選んだ像に応じた強化を得られる。
欲張って全部乗せにしても大変なだけなので程々に… - 100Fのボスはシンプルにハイスペック。毎ターンダメージ+3ターンスキル持ちが厄介。
ヘンシンで能力を封じて蟲のエサにしよう。 - 100F踏破報酬はダクーの冒険系ガンボル「Ancestor of Blood」。
- スキルは召喚系で、対生物限定でシャドウレイスLv99のような使い魔を召喚できる。アンジェリアもダーウィンも実装望み薄なのが痛い。
- Ultraほどのぶっ壊れではないが、使用感はかなり大味で爽快。是非手に入れて試してみてほしい。