2023年正月 シェア・イベント・ストーリー
2023年正月 シェア・イベント
| 期間 | 12月28日（水）メンテ後~ 1月11日（水）23：59 |
|---|---|
| 内容 | 食霊スチルをシェアして、書き下ろしストーリーを読もう！ |
スチル完成図
故事一
冰粉：えっ……料理は？！かなり手間を掛けて用意した料理はどこに行ったのですか？
凍頂烏龍茶：もしかすると……聞き分けのない泥棒に食べられたのかもしれんな。
クラゲの和え物：ちょっと！誰が泥棒よ！
凍頂烏龍茶：ん？誰も貴殿の事だとは言っていないだろう？
金駿眉：でも……よーく見たら、最近太ったんじゃないのか？
クラゲの和え物：うるさい！あたしはいくら食べても太らない体質なの！
金駿眉：じゃあ、どうしてお腹が膨らんでいるんだ？
クラゲの和え物：えっ……そっ、それは……うわっ！お腹を叩かないで！料理が落ち……うぐっ……
金駿眉：なるほど－－消えてしまった料理はそこにあるのか。どうやら太った訳じゃなく……
金駿眉：料理を独り占めしようとしていたのか……
クラゲの和え物：ちっ、違うよ！あたしは……ただ……
金駿眉：つまり、料理を隠して、わたしたちを驚かそうとしたという事か？
クラゲの和え物：えっ……うん！そうそう！そういう事！こっそり料理を全部食べようだなんて、思っていないから！
冰粉：コホンッ……まあいいでしょう。行方不明の料理は取り戻せましたし、これ以上追及する必要はありません。
金駿眉：そう……まあいいや。罰とかは……正月を過ごしてからにしようか。
クラゲの和え物：バカ金駿眉！あたしは良い事をしたのに！フンッ！いいもん、今は食事が先だもん！
クラゲの和え物：いただきまーす！
故事二
冰粉：クラゲ、きちんと噛んで食べるように、急いで食べてはいけませんよ……
クラゲの和え物：無理だよ！早く食べないとタンフールーが溶けちゃう！あむっ……うーん、美味しい！
冰粉：落ち着いて、歯が欠けてしまいますよ……
金駿眉：ふふっ……クラゲの世話は大変だろう。さあさあ、飲もうか。
冰粉：心配ご無用、いつも機関城の者たちをしつけているので……クラゲ！冷たい物の直後には熱いスープを飲まないでください、お腹が痛くなりますよ！
金駿眉：ぷっ……本当に助かるな。
パシャッ－－
凍頂烏龍茶：何をしている？
金駿眉：シーッ……見ての通りだ。一滴も飲まなければ、千杯でも酔わない－－これぞ不敗の秘訣。
凍頂烏龍茶：他人に酒を勧める癖に、自分は飲まないのか……狡い奴め。
金駿眉：ああ、戦いは偽りを厭わないからね。
凍頂烏龍茶：そんな小細工をして、どういうつもりだ？
金駿眉：別に何も、ただの余興だよ。この面子が集まるなんて、かなり珍しいからね。
冰粉：……
金駿眉：ふふっ。冰粉、皆のためにこんな良い料理を用意してくれたんだ、是非もう一杯飲もうじゃないか！
冰粉：コホッ……あまり入れないでください、もう飲めません……
金駿眉：夜は長い、酔うまで終わらないよ。
故事三
凍頂烏龍茶：ああ……家庭料理もたまにはいいな……ロイヤルゼリー、酒ばかり飲むな、これを食べて見ろ……
パチンッ－－
ロイヤルゼリー：構うな。
凍頂烏龍茶：わかったわかった、だがせめてこれを受け取れ。
ロイヤルゼリー：断る……もう二度とお前の物は受け取らねぇ。
凍頂烏龍茶：……まあまあ、見てから決めても遅くないだろ。
クラゲの和え物：なになに？あたしも見たい！
凍頂烏龍茶：どうだ、この金製の龍の飾り、かなり年季が入っているだろう。この精巧な作りは、他に類を見ない、これを貴殿にやろう。
ロイヤルゼリー：……いらねぇ！何でもかんでも俺に渡そうとすんな！
凍頂烏龍茶：余の棚に飾ってあったこれを、じっと見ていたではないか、だからわざわざ貴殿に贈ろうとしたんだ……まさかここまで龍が好きだったとはな……
ロイヤルゼリー：……考え過ぎだ。見ていたのは、あまりにもブサイクだったからだ。
凍頂烏龍茶：ははっ、遠慮するな、お年玉だと思って、受け取れ。
クラゲの和え物：お年玉って……お父さんとお母さんが子どもに渡すものでしょう？まさか、凍頂烏龍茶ってロイヤルゼリーの……お父さんだったの？
ロイヤルゼリー：……お嬢ちゃん、それは流石におかしいとは思わないか？
クラゲの和え物：あれ？お父さんじゃないなら……もしかして、お母さん？
金駿眉：ぷはっ……クラゲ、あなたは天才だな！はははっ……
故事四
冰粉：黙りなさい！授業中は私語厳禁！
金駿眉：おや、完全に酔っぱらっているようだね。
冰粉：そこ！これ以上騒いだら、ただじゃおかない！ヒクッ……
冰粉：休み？うぅ……ヒクッ……クソッ、機関城の若造たちは、一体いつになったら大人しく出来るのか……
冰粉：一緒に年越し料理を食べると言っていたのに、どこをほっつき歩いているんだ……あいつらに拉致された回鍋肉がどうなっているか……
金駿眉：まさか酔うと人格が変わるのか？……実に、面白いな……
冰粉：城主もだ、拾うだけ拾って面倒を見ない……このままなら、某もやめる！これ以上面倒見きれない！
クラゲの和え物：えっ？無法地帯ってやつ？きっと楽しいじゃん！機関城ってどこにあるの？あたしも行きたい！
冰粉：機関城？簡単だ……足や腕の一本を壊せば、城主が連れて行ってくれるだろう……
クラゲの和え物：ええ……代償大きすぎるでしょ？！じゃあ行かない……
クラゲの和え物：そうだ、代わりにうちに書院に来たらいいよ！鬼谷書院は良い所だよ、束脩ってやつを持って来たら歓迎するよー！
冰粉：行かない！機関城のがもっと良い！機関城こそ、光耀大陸でいち……ばん……
凍頂烏龍茶：寝たのか？
金駿眉：ふふっ、その方がいい、この後御侍を取り合う者が一人減るからね。
凍頂烏龍茶：貴殿はやはり……腹黒いな……
故事五
クラゲの和え物：御侍さままだ？もう一時間も経っているよ！もう待てない！みんなで迎えに行こうよ！
ロイヤルゼリー：……俺も行く。
凍頂烏龍茶：一緒に行こう。
ロイヤルゼリー：俺から離れろ！距離を取れ！
冰粉：うぅ……騒がしいですね……おや？御侍様？
クラゲの和え物：御侍さま！やっと来た！あたしもう待ちすぎて、お腹ペコペコだよ！
凍頂烏龍茶：さっき食べただろう……御侍卿、余の隣を空けておいた、ここに座るといい。
ロイヤルゼリー：御侍、こっちに座れ、あの変人から離れろ。
金駿眉：ふふっ……御侍、まずはお酒でも飲んで体を温めるといい。新しい一年も、わたしたちのことを忘れないでくれよ。
クラゲの和え物：御侍さまを独り占めしないで！御侍さま、来年もあたしと一緒に世界中の美味しい物を食べ尽くそうね！
冰粉：貴方たち、御侍様が困っているでしょう……御侍様、あけましておめでとうございます。これからも、どうか某をおそばに置いてください。
ああ……ずっと、共にいて欲しい……
新しい年も健康に、幸せに過ごせるよう願っている……さあ、これから今宵を存分に楽しもう！
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