【白猫】シャルロット(茶熊)・思い出
光焔の生徒会長 シャルロット・フェリエ いきなり生徒会長になった光焔の御子。 当初は内申目的で入学したようだが―― |
思い出1
みなさん、ごきげんよう。
わたくしが生徒会長の、シャルロット・フェリエです。
ソレ、もういいから。
ですよねぇー。さすがにもうネタ割れてるし。
そのコート、カッコいいですね!
ふふん、いいでしょ、コレ。いかにも生徒会長ってかんじで。
アンタ絶対、学校とか勉強とかキライなタイプだと思っていたのに、なに企んでるわけ?
ひどい言われようだし……まあ、間違ってないけど。
ほら、あの学校ってさ、いろんな国とか団体が出資してるじゃん?
らしいわね。
あそこって名目上、優秀な冒険家が集まるエリート校なんだよね。
んー、どっかでそんな話を聞いたような……
だから、あの学校を卒業すれば、簡単にエリートの箔がつくわけ。
やっぱ経歴って大切じゃん? 口先の営業で仕事がくるほど世の中、甘くないし。
相変わらず打算的だこと……
それで生徒会長も引き受けたんですか?
内申点かせぎたいしね。ダルイけどしゃーない。
あーまったく……マジほんと疲れるわー。学校いきたくねーわー。
とーか言ってる割に、最近、楽しそうじゃん。
う……!
図書館でカスミたちとなんか盛り上がってたし。
ぐぬぬ……!
学園祭も、みんなと一緒にがんばってましたよね。
ああああれは仕方なくっていうか、流れ出やったっていうか……
にやにやにやにや。
な、なにニヤついてんだトラァ!
まぁまぁ……
あ、あたしは内申のために学校いってるだけだし!田茂立ちの課いらねーし!
あっそう。じゃあアタシたちもトモダチやめるわ。バイバーイ。
へ!? あ、いや……
……ぷぷ、冗談よ。
びっくりした?びっくりした?
あアあアアーー!ざっけんなコラァ!!
思い出2
――早朝。
学生寮、シャルロットの部屋――
「…………ふぁぁ~……いまなんじぃ……」
<時刻は、ちょうど登校時間に差し掛かろうとしていた。>
「変な時間に起きちゃったし……昨日、夕方に寝たせいか……
……たまには時間通りにでますかねー……」
…………
……
「せっかくだし、生徒会長室にも顔出してみよっかな。
なんか驚くだろうなー……副会長とか腰ぬかしたりして。くふふ♪」
<ニヤニヤと妄想しながら、生徒会長室の前に立つシャルロット。>
「あー……ゴホン!」
<そして、扉を開け放つ――!>
「みなさん! おはようございま――あれ?」
<生徒会長室は、もぬけの空だった……>
「おっかしーなー……いつもは朝の定例会でみんないるのに……」
「……シャルロットさん?」
「ううぇ!? ……って、なんだエクセか。
ちょうどいいや。ねぇあんたんとこの副会長って、今日休みだったりするの?」
「? はい、ゲオルグもそうですし、みんな休みだと思いますけど……」
「は? みんな? ……なんで?」
「……今日は、学園祭の振り替え休日日ですよ?」
「………………まじで?」
「は、はい、まじです……」
「はぁぁ~~!? 聞いてねーし!
いや聞いてたかもだけど忘れてたし!!
……ん? ならなんでエクセがいるわけ?」
「ラピュセルたちのお世話です♪ 竜舎が学校のそばにあるので。」
「ふーん。」
「よろしければご一緒しませんか?」
「あたしと?」
「はい。……あ、でも他に用事があるのなら……」
「いや、だいじょぶ。ヒマだし、いくわ。」
「! ありがとうございます、シャルロットさん♪」
……
…………
「おまたせ、ラピュセル♪ 今、ブラッシングしてあげるからね。」
『♪』
「今さらだけどさ……なんであたしを誘ったわけ?」
「その……お正月にお会いしたときから、ずっとお話したいって思ってたんです。」
「ふ、ふ~ん、そっかぁ。あたしと話を、ねぇ……
「そういえば、トリ公さんはご一緒じゃないんですか?
「ああ……あんなん置いてきたわ。
連れてけってキェーキェうるさかったけどさ。
あいつ。『焼き鳥』って言えば、だいたい言うこと聞くしね。ケッ!」
「ふふ、シャルロットさんもトリ公さんも、元気そうでよかったです。」
「へ? あ、うん。元気っちゃ元気だけど……」
「……私、ここに来るまでちゃんと友達ができるか不安だったんです。
でも、こうしてみなさんと仲良くなることができて……
シャルロットさんともお友達になれて、私、本当にうれしいです♪」
「…………
あ……あ……あああ……!」
「あ?」
「あ、あたしも……エクセと友達になれて、うれ、しい……かも?」
「! はい! シャルロットさん、今後ともよろしくお願いしますね♪」
「お、おおおうともよ!」
思い出3
おがねがしでぇ~!
たぁーー!
あいだっ! いきなりハタくことないでよ!
とにかくまずは事情を聞かせてくれませんか?
いやさ、学園祭やらなんやらで最近ずっと忙しかったじゃん?
だから本業するヒマがなくて、気がついたらサイフがすっからかんに……
働けッ! なんでもいいからやりなさい! アタシらもついてってあげるから!
あーい、お世話になりまーす。
……もいっかいハタくわよ。
…………
……
<シャルロットたちは、
人里を襲う悪鬼の討伐に赴き、ついに洞窟奥へと追い詰める。>
ケッ、手こずらせやがって……!
抵抗なんて無意味だっつの。
つーわけで――
「「覚悟しろ!」」
え?
シズクさん! イサミさん!
これは皆様……まさかこのような場所でお会いするとは。
シャルロット様。悪しき鬼の誅滅は一族の責務。ここは私が討ち取ります。
ちょちょちょい待ち!コイツはあたしの獲物だっつの!
報酬でしたら差し上げます。
先生、やっちゃってください。
アンタねぇ……
「……。」
逃がしはせん!
露と――消え去れ!
さすが鬼退治のプロね。あっという間だったわ。
恐縮です、キャトラ様。
あー、疲れたわー。これで少しはサイフの足しになるわー。
シャルロット様は金銭にお困りなのですか?
そゆこと。あ~あ、誰か親切な人がお金借してくれたりしないかなぁ。
本当にお困りでしたら、私が用立てしますが。
ほんと!? やりぃ~!いたぁ~、言ってみるもんだねぇ!
では、帰ったら血判書を作りますので、血の押印をお願いいたします。
え、血で……? まあ、うん、わかった。
それと、地獄の沙汰も金次第と言いまして、私の一族は、こと金銭に関して非常に厳格です。
へ、へぇ~、そうなんだぁ……
もし期日までに返済できないと……
で、できないと……?
――腕一本。
え。
さらに最悪、踏み倒そうとなされた場合には……
<シズクは、刀にそっと手をそえた……>
――っ!!! ごめんウソ!やっぱなし! お金いらない!!
確認なんだけど、今の話、ホラよね?
もちろんです。あくまでシャルロット様のためと思っての方便です。
なるほどね。
でも……ちょっとやり過ぎたと言えなくもない。
反省いたします。
思い出4
思い出5
思い出6 (友情覚醒)
覚醒絵・覚醒画像
光輝を宿す外套と双剣
その他
5000万DL記念 光焔の御子と黄金の覇者 | |
---|---|
8/29 | |
大願成就!お正月を取り戻せ!inワイハの島! | |
1/1 | |
私立茶熊学園2016 Story | |
ソウルオブナイツ Story | |
白猫シェアハウス Story0 | |
4/29 | |
KINGS CROWN | |
正月 | |
THE BATTLE ISLAND ~光焔の御子と氷闇の牙~ |