【けもフレ3】マッコウクジラフォト【けものフレンズ3】
けものフレンズ3のフォト「マッコウクジラ」の最大ステータスや特性を掲載しています。けもフレ3で「マッコウクジラ」の限凸後の画像やイラストレーターを調べる際にもぜひ参考にしてください。
マッコウクジラフォトのステータス
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レア | 専用フォト | タイプ | |
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▼ Lv.40 | |||
たいりょく | こうげき | ||
まもり | |||
▼ Lv.60(最大レベル) | |||
たいりょく | こうげき | ||
まもり |
マッコウクジラフォトのとくせい
初期 | |
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変化後 | 自身の与ダメージ1%分のたいりょくが回復する さらに相手全体の全体攻撃に対する被ダメージを2%増加させる |
マッコウクジラフォトの画像
初期 | 変化後 |
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マッコウクジラフォトのそのほかの情報
入手方法 | マッコウクジラフレンズストーリー |
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イラスト | yodhizuki |
解説 | <イラストタイトル> 大海を優雅に泳ぐマッコウクジラ ──獲物を捕らえる歯 <動物コメント> ◎外来生物学者 坂本 洋典 マッコウクジラは、地上で最大の肉食動物で、オスでは体重40~60トンに達します。巨大な体のマッコウクジラは、深海でイカを狩り、主食としています。マッコウクジラのような海洋性の大型哺乳類の餌を明らかにする調査の一つとして、ストランディングという、海岸に打ち上げられた死体を解体して、消化管内の生き物を直接調べる手法が用いられています。北海道でクジラのストランディング調査に取り組む松田純佳さんの著書では、一帯のマッコウクジラの消化管から14リットルものイカのトンビ(口器)が得られたことが書かれており、未だ種類が未解明なイカもその中には混じっているようです。そうしたマッコウクジラに食べられるイカの中で、最も有名なのがダイオウイカです。おでこが突き出たマッコウクジラの大きな頭部には、抵抗するダイオウイカが刻んだ傷跡がよくみられますし、マッコウクジラと戦うダイオウイカの触手は、中世にはクジラを海の底に引きずり込む大ウミヘビ、シーサーペントと見間違えられたこともありました。 マッコウクジラで、もう一つ有名なのが龍涎香という物質との関係です。龍涎香の正体は、マッコウクジラの消化管内で形成された結石なのですが、酵素分解によって少しずつ成分が変化していき、甘い匂いを強く発する香料となります。マッコウクジラの死後、海岸に流れ着いた龍涎香は、海から得られた正体不明の貴重な香料として、世界各地で珍重されました。上質な灰黄色の龍涎香は、金と同等の価値で取引されることすらあったそうです。ところで、私が北海道にある枝幸町の海岸を散策していたとき、座るのに手ごろな切り株を見つけて腰掛けようとしていたら、じつはクジラの背骨の一部であることに気付いて驚いたことがあります。質感は、まさに乾いた木で、よもやクジラの骨とは思わなかったです。こうした気付かない漂着はいろいろな海岸にあるのでしょう。龍涎香を体内に持つマッコウクジラは、数百個体のうち1個体程度とされることからも、海岸で偶然に出会えることは極めてまれなのでしょうが、誰もがチャンスを持てることにはロマンを覚えます。また、クジラが死んだ後、その死体が海の底に沈むと、それを資源とする鯨骨生物群集と呼ばれる特殊な生物たちが暮らすようになることが知られています。巨大なクジラは、死んだ後ですら様々な生物に影響を与え続けるのです。 さて、クジラは巨大ですが、魚によく似た姿をしているため、日本では勇魚(いさな)という古名があります。日本において、クジラが魚でないということを記したのは、1760年に発刊された鯨誌が初とされます。なお、クジラの和名は、「皮が黒く、身が白いことに因む」という説がありますが、そうしたクジラの中でもマッコウクジラは当時から、牙が器や入れ歯など、他には頭部に含まれる鯨油をイナゴ駆除などにと、人々の暮らしに広く役立てられていたようです。一方西洋では、アリストテレスがクジラやイルカが肺呼吸をする生き物であることを紀元前に記載しています。アリストテレスは、胎生種もいるため当時鯨と混同されることも多かった軟骨魚類であるサメも、クジラとは違う仲間であると記しています。そんな古くからクジラに関する理解が進んでいた西洋ですが、荒俣宏さんの著す所によると、16世紀に博物学者のロンドレ氏が「クジラの孔は呼吸に用いられている」ことを発見した際に、クジラと同様に頭部に孔をもつヤツメウナギもクジラの仲間ではないかという説を同時に唱えたという面白い逸話があります。また、同じく荒俣さんの著書では、北海道に暮らしていたアイヌの言葉で、「クジラをいじめるもの」との異名をハリセンボンが持つことが記されています。ハリセンボンはクジラにくっついて泳ぎ、クジラの潮に噴き上げられるときに、棘でクジラを刺すものと考えられていたそうです。昔の人は、今では思いつかない意外な生き物と鯨の繋がりを想像していたんだなぁと驚かされます。 (2025年8月公開) |
イベント効果 | 体力測定 ミナミキリン編 |
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