【黒ウィズ】ヴァッカリオ編(GA2020後半)Story
開催日:2020/09/17 |
目次
story1 RECKLESS BOY
英雄大戦をさかのぼること十余年前。アポロンⅥは決断を迫られていた。
オリュンポリスに巣食う悪党の組織。そのひとつが廃工場に潜んでいることを発見し、襲撃することになったのだ。
だが、急な招集に応じられた者は多くない。敵を逃さぬように配置するのなら、各人の負担は大きく、危険だ。
……あたら若い命を散らすわけにもいかない。口惜しいが、次の機会を待つべきだな……。
アポロンⅥが苦渋の決断をくだそうとしたそのとき、部下が駆け込んできた。
〈サテュロブリー〉 |
---|
組織的な強盗(ロブリー)を繰り返す彼は、サテュロスの神話還り(ミュータント)である。ヴィランコードは〈サテュロブリー〉。
話しているわずかな間にも、建物は幾度も揺れ、集めた部下たちのあげる悲鳴が、耳をつんざいた。
そら、ヴェロスだ!
どうした、その程度か?ロンヒ。
宙に浮いた真紅の液体――ネクタルを様々な武器へと変形させ、若きヒーローはヴィランを薙ぎ払う。
サテュロブリーの潜む部屋の壁が砕け散り、砂塵の向こうから、若きヒーローは姿をあらわした。
言いながら、ヴィランは巨大な角笛のごとき兵器を肩に担ぐ。
対神話還り用ロケットランチャー。室内で扱うには危険過ぎるそれを、ヴィランは迷わず放った。
爆発が建物を揺らし、爆風が吹き荒れる。だが瓦篠の向こう側で、若いヒーローはなおも無傷で立っていた。
ヒーローの変身が解ける。防御に力を使いすぎ、人造神器のエネルギーが切れたのだ。ヴィランの狙いは、はじめからそれだった。
サテュロスの凶暴性をあらわにしたヴィランは、変身が解け無防備なヒーローに、躊躇なく全力のー撃を叩き込む。
若いヒーローはわずかに身をひねって致命のー撃をかわすと、カウンターで拳を放ち、ヴィランの顎を撃ち抜いた。
前のめりに倒れる悪の巨体を、ヒーローは無慈悲に蹴り上げ、追撃。
全身の急所に拳を叩き込むと、トドメに竜巻のような後ろ回し蹴りを放ち、ヴィランを建物の外にまで吹き飛ばした。
ヒーローは周囲を見渡す。機関銃を構えたヴィランたちが10人。距離を空けて取り囲んでいた。
不敵に笑った若いヒーローに向け、ヴィランたちがー斉射撃を開始しようとした、その瞬間――
背後より放たれた10の光弾がヴィランたちを射抜き、すかさず突撃してきたヒーローの集団が、彼らを取り押さえた。
部下が次々とヴィランを捕えていくなか、アポロンⅥは若いヒーローに声をかける。
アポロンⅥの言葉に応えず、若いヒーローは背を向けて歩きだす。
(ヴァッカリオ……。お前はいったいなにを考えているのだ……。)
***
神器――その力を引き出すことができた者は、神にも等しい力を得る。
だが、神話還りとしての力が強ければ、神器を扱えるというわけではない。神器には意思があり、使い手を選ぶのだ。
ゆえに神器に選ばれ、使い手となったヒーローは神聖なる数字を背負い、ゴッド・ナンバーズと呼ばれる。
ヘパイストス神の神器には、長らく継承者がいなかった。ヒーローらしい性格じゃ、こいつには選ばれないからさ。
ヘパイストス神は12神の中でも不遇な、ひねくれ者の技術者だからね。僕みたいな天才じゃないと神器も心をひらかないのさ。
その弟さんも、ディオニソス神好みにお化粧でもしてさ、神器を誘ってみたらナンバーズになれるかもよ?ははははは。
英雄庁本部に呼び出されたヴァッカリオは、その帰途、知り合いに声をかけられた。
ゴッド・ナンバーズのひとり、ハデスⅣ。新人時代のヴァッカリオを指導した男である。
ハデスⅣが穏やかに微笑む。ヴァッカリオの手が伸びて襟首を掴み、ハデスⅣの肉体を背後の壁へと押し付けた。
間近から喰らいつくような視線を向ける若いヒーローに、ハデスⅣは微笑みのまま言う。
ヴァッカリオは手を放し、ハデスⅣに背を向けた。
その日の晩、公務を終えたハデスⅣとアポロンⅥは、馴染みの店で酒を酌み交わしていた。
アポロンⅥはつぶやくと、手元の杯をあおり、ー息で空にする。
べろんべろんだった。
いったい、私はどうすれば……。マスター!卵酒のおかわりだ!太陽のように熱いのを頼む!
民衆に神の如く敬われているヒーローも人の子。心親しい者の前では、ひとりの男に過ぎないのであった……。
story2 ZEUS I
ゼウスⅠ | ポセイドンⅡ |
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英雄庁本部のー角。念入りに他者を排したー室で、ふたりのヒーローが対峙していた。
翌日。本部にゴッド・ナンバーズが集められた。招集をかけたのはゼウスⅠ。
ゼウスⅠと言えば、最初に神器を覚醒させたヒーローであり、ポセイドンⅡと共に英雄庁を設立した、ヒーローの中心人物である。
英雄庁そのものとすら言える彼の呼びかけを断れる者などいるはずもなく、11人のナンバーズ全員が揃っていた。
挙げ句が、我らを困らせるために、ヴィランを支援する始末。愚かしいとは思わんかね?
神話還りがオリュンポリスに生まれるようになってからしばらくは、普通の人間とのあいだに様々な軋慄があった。
そうした多くの偏見や誤解と戦いながら英雄庁を設立し、神話還りへの理解に尽力したのは、まさに目の前にいるゼウスⅠだった。
我らがいたらぬためではない。奴らを掻き立てているのは、我らの持つ力への妬み、嫉(そね)みよ。
ゆえに、我らがいかに努力し心を尽くそうと、反神話還りの火が消えることはない。種火は嫉妬の炎なのだ。
私は悟った。力あるものと力なきものが対等でい続けることなど不可能だったのだ。力なきものは、力あるものに従うべきなのだ。
ゴッド・ナンバーズよ、私と共に来るのだ世界を在るべき姿に変えようではないか!
激情のままに叫ぶアポロンⅥの隣に、ハデスⅣ、ヘラⅢ、アルテミスⅧが立つ。
Ⅷ/Ⅵと意見が合うのは業腹だが、同感だ。月も太陽も等しく地上を照らすというに、人に上下を作るなど愚の骨頂。
憐れみの笑みを浮かべたゼウスⅠの背後に3つの影が立つ。デメテルV、アテナV、ヘルメスXだ。
Ⅴ/行き過ぎた平等思想が混乱を生んでいるのは事実。オリュンポリスの在り方を考え直すべき時なのかもしれません。
Ⅶ/力あるものが統べ、代償として弱者を守る。神話の時代から続く世の真理だ。
さて、Ⅲ、Ⅳ、Ⅵ、Ⅷ、どうする?私に挑み、止めてみるかね?
その言葉に、トップヒーローたちは沈黙する。なぜならば、ゼウスⅠはだれもが認める原初にして最強のヒーロー。
1対1の勝負で彼に挑む無謀な者など、その場には存在しなかったのだ。――ひとりしか。
9人のゴッド・ナンバーズは、ある者は決然と、ある者は不安そうに、ある者は笑いを浮かべ、その言葉に同意した。
***
ポセイドンⅡは反対派であった。だが、英雄庁の中心である自分とゼウスⅠが正面から対立することを危惧したのだ。
アポロンⅥは力強くうなずき、立ち上がる。その背には、何者にも揺るがせない正義の信念が宿っていた。
ゼウスⅠとアポロンⅥの戦いは、特別なエキシビションとして市民に通達された。
英雄庁の象徴であるゼウスⅠに、いまもっとも期待されているアポロンⅥが挑むとあって、全市民の注目がー瞬で集まった。
戦いの場へ向けて、アポロンⅥは迷わず歩を進める。その前に、ひとつの影があらわれた。
アポロンⅥは、その言葉にスッと目を細める。ヴァッカリオはここぞとばかりに、ニッと笑い、続けた。
目上を敬わぬロの利き方。挑発的な振る舞いと衣装。度重なる命令無視と規則違反。私には理解できぬことばかりだ。
決して市民には迷惑をかけず、他のヒーローの助けとなっているのだ。先日もお前のおかげで部下に被害が出なかった。
お前なりの正義を模索しているのだろう。アポロンⅥとしては認められぬが、兄としては微笑ましく思っている。
たとえ私が敗れたとしても、いずれお前がゼウスⅠを止めてくれるだろう。そう信じているから、行けるのだ。
そう告げると、アポロンⅥは弟の前を過ぎ、戦いの場へと歩を進める。
でも、そいつは大間違いさ!ネクタル・オヴィス!
不意をついた背後からのー撃は、アポロンⅥの細い体躯を彼方に吹き飛ばす。
悪いが、こいつは譲れないのさ。
ゼウスⅠとアポロンⅥのエキシビションの場には、ヒーロー同士の研鎖を奨励するアテナ区が選ばれた。
すでにゼウスⅠは所定の位置につき、アポロンⅥが来るのを待っている。だが、あらわれたのは――
story3 BIRTH
あらわれたのがアポロンⅥではないことに、観客たちは戸惑い、ざわめく。
良いだろう。Ⅵを相手する前の肩慣らしだ。跳ねっ返りの小僧に、現実を教えてやるとしよう。
ゼウスⅠが手をあげ、合図を送る。試合の開始が告げられ、固唾を飲んで見守っていた観客がー斉に沸いた。
ヴァッカリオはすでに人造神器を起動し、彼の背後には真紅の液体――ネクタルが浮かんでいる。
ディオニソスヒーローの人造神器は、自在に形を変えるこの神酒を生成し、様々な武器を形作ることができる。
対するゼウスⅠは――構えることすらなく、ただ立っていた。
次の刹那、ヴァッカリオの肉体は、音速の砲弾のごとく前方へ飛び出し、ー瞬でゼウスⅠとの間を詰める。
ネクタルの剣が、吸い寄せられるようにヴァッカリオの手に収まり、そのまま刃が振り下ろされる。
ヴァッカリオは止まらない。言葉に応じ、ネクタルは槍に、鎌に、次々と姿を変え、ゼウスⅠに襲いかかる。
ヴァッカリオの両腕があがり、そこに集まったネクタルが、巨大な両刃の斧を形作る。
大神ゼウスがアテナを生み出す際、その頭を切り開いたと伝えられる大斧が、ゼウスⅠの頭上に降りかかった。
だが――
ゼウスⅠは無傷のまま平然と立っていた。その肉体は、戦いがはじまる前よりも精気が湿り、見ている者を圧倒する。
我が神器よ――覚醒せよ!
神器〈神王雷雲(ケラウノス)〉。すべてのヒーロー、はじまりの神器。
それは天空神ゼウスの放つ雷霆(らいてい)の威を、その肉体に降ろす、強力無比な肉体強化である。
光の速さで放たれたそれを、ヴァッカリオはネクタルによる盾で防御。電撃を散らす。
それでもなお、突き抜ける衝撃に吹き飛ばされ宙を舞う。なんとか着地するが、ただのー撃で、膝が笑っていた。
観客たちが歓声をあげ、ゼウスⅠの名を呼んだ。この都市の人間ならだれでも知っている。神器を覚醒させたゼウスⅠは、無敵だ。
しかし、そこから先はー方的だった。
ゼウスⅠの放つ打撃は全て雷雲。ー撃でも喰らえば勝負は決まる。ヴァッカリオは必死で避ける。
避けているのに、身が震えた。ならばと放ったネクタルのー撃は、突き出された拳の前に四散した。
なんの小細工もない。ただただ速く、力強い。それがゼウスⅠというヒーローだった。
やがて、限界がきた。
ヴァッカリオの人造神器が砕け散り、変身が解けたのだ。
ー瞬にして間合いを詰めたゼウスⅠが、ヴァッカリオの肉体を吊り上げる。
全身に電流が流れ、身動きも取れない。ゼウスⅠは歯を食い縛るヴァッカリオに顔を寄せ、他人に聞こえぬように囁く。
ゼウスⅠの拳が光を放つ。神の雷が、彼を焼き尽くそうとしているのだ。
苦しい顔で観戦していたアポロンⅥが、我を忘れて自分の名を叫ぶのを聞きながら、ヴァッカリオは苦笑いを浮かべる。
はじめから、わかっていた。だが勝てずとも良かった。少しでもアポロンⅥの助けになるのなら。
兄のようにはなれない。そう気づいたとき、ヴァッカリオは己の道を定めた。
清廉なる兄にはできぬことを、己がやる。それこそが、自分の役目なのだ、と。
兄の名声に傷をつけぬよう、顔を隠すためにマスクを被り、派手な服装と不遜な振る舞いで距離を置いた。
アポロンⅥはこの都市の太陽。沈む姿を市民に見せるわけにはいかない。だが、ゼウスⅠ相手では勝てるとは言い切れない。
せめて、ー太刀。わずかでもダメージを残せれば、アポロンⅥはゼウスⅠに負けはしない。そのための力が欲しかった。
残された力を振り絞る。だが、右手を天に伸ぱすので精ー杯だった。
その、瞬間だった。天よりなにかが降り注ぎ、彼の掌中に収まった。
杯だった。人造神器に似た、しかし遥かに強大な力を秘めた杯。神器〈尽きざる蜜の神酒杯(アペイロン・ネクタル)〉――そこから伝わるなにかの意思を、ヴァッカリオは確かに感じ取っていた。
目覚めろ!神器!
***
これは面白くなってきたね。ゼウスⅠに勝てるヒーローがいるとは思えないが――
ディオニソスという名は「若いゼウス」を意味するからねえ。すなわち、ディオニソスはゼウスの後継者。
さ~て、楽しいことが起きるといいねえ。
いつの間にか手にしていたネクタルの剣を、ヴァッカリオは振るう。
いままで全ての攻撃を意にも介していなかったゼウスⅠは、あわててそれを防御したが、そのたくましい肉体が弾けとぶ。
離れた位置から、ゼウスⅠが拳を振るう。雷が巨大な拳の形となる。10を越えるそれがー斉に飛来する。
ヴァッカリオの背後の振りまかれたネクタルが、武器を形作る。ひとつではない。向かい来る拳と同じ数だけあらわれる。
武器をひとつしか作れなかったのは、ヴァッカリオの力が足りないのではなく、人造神器の限界だった。
そこから解き放たれたいま、ヴァッカリオは理論だけは完成させていた技を放つ。それは無数のネクタル武具による、刃の嵐。
天空神は背を向けない。ゼウスⅠは拳を固め、正面から飛び込む。
ヴァッカリオもまた正面からそれを迎え撃つ。
そこからの戦いを理解できたのは、瞳目してこの戦いの行方を見守る10人のゴッド・ナンバーズだけだった。
殴る。斬る。蹴る。払う。射つ。弾く。ー撃必殺の威を秘めた拳と刃が神速で交差する。
攻防は途切れることなく続き、それが5分を過ぎたころ、市民たちもようやく事態の異常さに気づきだす。
――あのゼウスⅠと、正面から互角に戦っているヒーローがいる!
私の手を取れ。いまのお主ならば、私の右腕にふさわしい。共に愚かな人間を導こうではないか。
アンタは最も強く、最も賢く、最も尊いヒーローだ。そう在らねばならなかった。
その重責を、重ねてきた年月を、理解できるなんて言えるはずがない。アンタは全てを背負ってきたんだ。
かつてのアンタはひとりだった!だがいまはゴッド・ナンバーズがいる!ひとりが全てを背負う必要はない!
いや、ナンバーズだけじゃない!ヒーロー全員で世界を背負う!それがアンタの作った明日なんだよ!
踏み込んだゼウスⅠの足が止まる。いや、止められる。
その足元には、攻防の最中で散ったネクタルが広がっており、踏んだ瞬間に喰らいつく刃となって、ゼウスⅠの足を止めたのだ。
動きの止まったゼウスⅠに向けて、残ったネクタルの力を束ねて大剣を創り、構える。
それを見たゼウスⅠも、残る力の全てを右拳に集める。
もう降ろしていいんだよ、ゼウスⅠ。アンタが背負い続けた荷は、俺たちみんなで背負う。
閃光と衝撃。そして静寂。
だれもが自らの見ている光景を、信じることができなかった。
ゼウスⅠが、倒れていた。
ふふ……そうか。私の時代は、終わっていたのだな。
倒れたゼウスⅠの傍らに膝をつき、勝者は手を差し伸べる。
ゼウスⅠが、若者の手を取る。その瞬間、歓声が爆発した。
「「「ディオソニスⅫ!ディオソニスⅫ!ディオソニスⅫ!」」」
この日、初代ゼウスⅠはヒーローからの引退を宣言。2年後に神器が引き継がれるまで、ゼウスⅠはしばしの空位となる。
その座を埋めるように、数日後、新たなゴッド・ナンバーズが正式に叙任された。
〝最強〟のヒーロー、ディオニソスⅫの誕生であった。
***
神器とはいったい何者が作ったのだろうね?人間にあのようなものを与えた記憶など、私にはないのだが。
まあよい。大事なのは結果だ。期待しているよ、ディオニソスⅫ、君が神々を討つ、我が武器となることをね。
――なお、叙任式の日もそれ以降も、ヒーロー活動中のディオニソスⅫはマスクをかぶり続けていたという。
……恥ずかしいじゃん。
黒ウィズゴールデンアワード2020後半
ディオニソスⅫ(cv.井上和彦) 大都市オリュンポリスの平和を守るヒーロー。 最強のヒーローとして長く語り継がれる男だが、 若い頃はだれも手がつけられないほど奔放であったと言われている。 |
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