【けもフレ3】カモノハシフォト【けものフレンズ3】
けものフレンズ3のフォト「カモノハシ」の最大ステータスや特性を掲載しています。けもフレ3で「カモノハシ」の限凸後の画像やイラストレーターを調べる際にもぜひ参考にしてください。
カモノハシフォトのステータス
レア | 専用フォト | タイプ | |
---|---|---|---|
▼ Lv.40 | |||
たいりょく | こうげき | ||
まもり | |||
▼ Lv.60(最大レベル) | |||
たいりょく | こうげき | ||
まもり |
カモノハシフォトのとくせい
初期 | |
---|---|
変化後 | 自身の攻撃命中率とかいひが5%増加する |
カモノハシフォトの画像
初期 | 変化後 |
---|---|
カモノハシフォトのそのほかの情報
入手方法 | カモノハシフレンズストーリー |
---|---|
イラスト | yoshizuki |
解説 | 〈イラストタイトル〉 卵を抱えるカモノハシ ──体を丸めて温めて 〈動物コメント〉 ◎外来生物学者 坂本 洋典 オーストラリア東部とタスマニア島の固有種であるカモノハシは、哺乳類のなかで際立って変わった生き物です。きめ細かな毛皮に覆われたモグラのような体に、水鳥のカモに似た大きなクチバシと、水かきをもつ足を生やしている姿は、あたかも哺乳類と鳥類の中間のようです。そうした他に類がない姿のため、カモノハシの剝製がはじめてオーストラリアから欧州にもたらされた18世紀には、剥製のクチバシと体はそれぞれ別の生き物を縫い付けた偽物ではないかと疑われ、細かく確認されたそうです。この時カモノハシにつけられた学名が、Platypus anatinus です。Platypusは平たい足、nnatinusはカモのようなという意味のラテン語です。このPlatypusはカモノハシの英名として今でも用いられていますが、学名としては他の生き物の属名に使用済の名称であったため、カモノハシの属名は重複を避けるために、鳥に似たクチバシをもつものを意味するラテン語のOrithorhynchusに変更されました。ちなみに、日本においてクヌギやコナラといったカシ類を枯らしてしまう「ナラ枯れ」を引き起こす害虫である、カシノナガキクイムシにPlatypus属の名前が使われています。また、日本で広く見られる川魚であるオイカワの学名は、Zacco platypusでした。このZacco属は、江戸時代にオイカワをヨーロッパに持ち帰ったシーボルトが同時に伝えた、日本語の“雑魚”に因んで名付けられたとされます。ただしオイカワは、現在では別の属に移されています。このように、生物の名前だけからも、興味深い様々な歴史が垣間見えます。 さて、カモノハシの最大の特徴であるクチバシは、鳥のクチバシと良く似た外見ですが、大きな違いがあります。鳥のクチバシは、人間のツメと同じケラチンというタンパク質で覆われ、硬く角質化しています。一方でカモノハシのクチバシは、肉質で柔らかく、クチバシの中の大きな骨が形を支えます。この柔らかなクチバシには細かい穴が多数あり、それを通してカモノハシは周りの水の流れや、獲物が発する微弱な電流を察知して、水中で行動します。またカモノハシのクチバシには歯はありませんが、ケラチンでできた角質板があり、獲物の咀嚼に使われています。さて、じつは化石種のカモノハシには歯があります。ではなぜ現生のカモノハシは歯を持たないのか、日本人カモノハシ研究者の浅原正和博士らが実施した研究では、カモノハシのくらしがクチバシから伝えられる電気信号に依存するようになっていった過程で、クチバシ内のスペースに情報を伝える神経が大きな場所を占めるようになり、葉を生やすのに必要な歯根のためのスペースが失われたと結論づけられています。なお、カモノハシの化石は、オーストラリアで有名な宝石であるオパールに置換されたものも見つかっています。カモノハシはハリモグラと共に、卵を産む、単孔類という哺乳類のなかで最も原始的なグループの一員としても著名ですが、そんな話を聞くと、カモノハシの卵がそのままオパールに置換した、光り輝く神秘的な化石が見つからないか…などと想像してしまいます。さて、カモノハシはこの精密な電気感覚をもつため、長距離の移動などのストレスに弱く、日本でも未だに飼育例がない生き物です。カモノハシの生きた姿を見たい人々のために、オーストラリアにおいては、カモノハシが観察できるという水場が幾つも観光名所となっており、海外からも多くの人が訪れます。ただし、カモノハシは1日のうち長い時間を水場の近くに掘られた巣穴で暮らすため、日中の短時間の観察でその姿を見ることは極めて困難です。2014年の夏にオーストラリアへの調査旅においてケアンズに赴いた際、昼に時間が空いたのでダメ元でカモノハシのポイントに赴いたところ、真っ昼間から楽しそうに池で泳ぐ灰色のカモノハシの姿を近くで観察することができ、案内してくれたガイドさんまでが興奮して、「お前はなんてラッキーなんだ!」と大声で何度も叫ばれました。この調査旅においては、調査の本命であった幻のアリ、アカツキアリを発見できたことと共に、様々な幸運が連続し、とても印象に残る旅でした。 (2024年8月公開) |
イベント効果 | 夏全開! スマッシュで突き抜けろ! |
当サイトに掲載している画像や文章等の全ての権利はけものフレンズプロジェクトおよびSEGA、Appiritsに帰属します。
©けものフレンズプロジェクト2G ©SEGA ©Appirits
▼おすすめの記事
重要なお知らせ
現在、管理人/副管理人/他編集者が不在のため更新が滞っています。できる限りのことはしますが、新着コメントに気づかない可能性が高いです。そのため、情報提供及びご意見・ご相談はできる限りDiscordサーバーにてお願いします。なお、それ以外のコメントは引き続きコメント欄にて行ってください。