【けもフレ3】カマイルカフォト【けものフレンズ3】
けものフレンズ3のフォト「カマイルカ」の最大ステータスや特性を掲載しています。けもフレ3で「カマイルカ」の限凸後の画像やイラストレーターを調べる際にもぜひ参考にしてください。
カマイルカフォトのステータス
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レア | 専用フォト | タイプ | |
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▼ Lv.40 | |||
たいりょく | こうげき | ||
まもり | |||
▼ Lv.60(最大レベル) | |||
たいりょく | こうげき | ||
まもり |
カマイルカフォトのとくせい
初期 | |
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変化後 | 自身の被ダメージが3%減少するさらに地形がみずべの場合、自身の与ダメージが4%増加する |
カマイルカフォトの画像
初期 | 変化後 |
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カマイルカフォトのそのほかの情報
入手方法 | カマイルカフォト |
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イラスト | yoshizuki |
解説 | <イラストタイトル> 温かな海で泳ぐカマイルカの群れ <動物コメント> ◎進化生態学 松本 忠夫 まず、なぜこのイルカにカマ(鎌)の名前がついているのかを述べましょう。名前の由来は、背中の中央部にちょうどカマ状(三日月の半分のような)背びれがあり、それが海面上に出ると目立つことからです。鎌というと皆さんはどのようなことを思い出すでしょうか?そう、あの木の柄が付いた刃先の鋭い金属の道具です。主に野草や牧草刈りに使われていますね。西洋の怖い物語には、死神が大きなカマを立てて持っていますが、これで、人間の首を切るのでしょうか。昆虫にもカマの名前がついたものはカマキリがあります。この昆虫は人が近づくと逃げずに、トゲのあるカマ形の前脚を振り上げて威嚇してきますよね。そのカマに指をはさまれ痛い思いをしたことがあるのではないでしょうか。しかし、カマイルカのカマの場合は、水中で体の左右バランスを保つのに役立つヒレであり、けして怖い武器ではありませんので、ご安心ください。むしろ、この動物には穏やかな名前をつけてあげたらよかったのにと思うほどです。なぜなら、親子や親戚からなる社会的な群れを作って、お互いが超音波の言葉のようなもので交信するほど知的な動物なのです。 体の大きさは、生体で体調が2.3~2.5mぐらい、体重は150~200㎏ぐらいです。合計で120本ぐらいの同じ形の歯が顎にあり、魚類やイカ類を捕獲します、上下左右の顎あたりでは30本ぐらいです。人の場合は、ふつう、上下左右の顎を合わせて28本で、しかも、門歯、犬歯、小臼歯、大臼歯と形が異なりますから、イルカとヒトのものを比べるとだいぶ違いますね。 世界的には、北太平洋での寒帯から温帯にかけて、アジア大陸と北米大陸に近い海域に弧状に分布しています。その分布海域の南西端は南シナ海であり、北へのぼって日本海、オホーツク海、ベーリング海などに続いて、北太平洋東側になり、南に下がってカナダ海岸、アメリカのワシントン州、カリフォルニア州の西岸を経て、東南端はメキシコのバハ・カリフォルニア半島付近です。おそらく、カマイルカはこの広い範囲のいずれかを、季節の推移とともに回避しているのでしょう。日本列島の近海では、このイルカはバンドウイルカと共に小型鯨類の中では比較的多くみられます。 さて、人間の近代文明の発展とともに、世界中の鯨類は減少していますが、このカマイルカは比較的多くいて、世界中で約100万頭はいると見積もられています。ただし、イルカ類は好奇心が強く、船舶に近づいてともに移動することが多くて目につきやすく、個体数が過大評価されているのかもしれません。かつて魚類を捕獲する流し網が多用されていたころに、その魚網で混獲が多発した状況がありました。現在ではそのような魚網は国連が使用を禁止していますが、沿岸部に仕掛けられる定置網の中に迷い込んで出られずに死んだり、運よく水族館で保護されたりする例があるようです。なお、日本近海では、陸奥湾で餌のイワシなどを追って回遊してくるカマイルカを、観光に活用する取り組みが進んでいます。 日本のあちこちの水族館でも飼育されています。最近は動物福祉の観点からイルカショーが多くの国々で禁止されるようになってきていますが、日本でのショーをご覧になった方もおられるかもしれません。円形のプールの中を、体をくねらせながら素晴らしいスピードで泳ぎ回り、飼育員の合図で10メートル近くも垂直に飛び上がるアクロバチックな光景は壮観です。プールは深いのですが、面積はせいぜい競技用のもの程度で、その中のプール壁にぶつからない泳ぎは素晴らしい光景です。希少動物として、難しいですがあちこちの水族館で繁殖が試みられていて、兵庫県の城崎マリンワールドや新潟市水族館マリンピア日本海で何年も成功しています。千葉県の鴨川シーワールドでは、2024年に出産時の動画をYouTubeで流しているので、ご覧になってください。水中での出産、そして親子の行動は感動ものです。赤ん坊は尾ビレを先にして母親から水中に出てきますが、出るとすぐに泳ぎます。しかし、しばらくは泳ぎが下手なので、母親がぴったりと寄り添って泳ぎを助けます。そして、頭の天辺にある鼻を水面上に出して呼吸できるように、赤ん坊の体を持ち上げることもします。赤ん坊は、母親の下腹部の切れ込みの中にある乳房を口先でくわえて、栄養としての濃いミルクをもらっています。 なお、天敵は同じ鯨類のシャチ、また軟骨魚類の大型のサメ類ですが、イルカたちは群れを作って高速で泳ぐこと、そして警戒交信をしていること、親たちが子供を守ることなどで、天敵を巧みに回避しているようです。やはり、先に述べましたように、現在ではイルカたちにとって最も怖い敵は残念ながら人間なのかもしてません。 (2025年5月公開) |
イベント効果 | 泳げ!光よりも速く! |
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