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【白猫】メインストーリー 第04章 Story2

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2014/08/20



目次




登場人物


タビィ
イリーナ
ガザ
エーギル
サマーソウル


story


遅かったな!

あ! サーブボート! 泳いできたの? ずるくない?

海だって夏だ!

では、試練の説明をしよう! だがその前に!

お前たち、夏に隠し事なんかしちゃいねーだろーな!?

……してない……と、思いますけど……

だったらどうして服だ!?

……え?

己の身の潔白を、灼熱の太陽の下にさらせ! そのまま海にも飛び込めるほどに!

……水着になれ、てこと……?

わたくしはこのままでも海にザブーン行けますわ!

あたしだって水陸両用だよ!

……私は遠慮します。

ふむ。夏の恥じらい乙女だな。それもいいだろう!

アタシはいいとして、主人公は?

男子たるもの、身にまとうもの全てが戦闘服! そのままで構わんさ!

いいならいいんだけど……

第一の試練は、浜辺に点在する、ソウル・スイカを破壊することだ!

スイカ割りじゃん!

果物だとて甘く果物だとて甘くみるな! ソウル・スイカは、言わば夏のダイヤモンド!

そのガッツはスイカの百倍! 魂なくして打ち砕くことなど出来ん!

フルーツまで暑苦しいよぉ……

では、始めっ!

どんなに固くったって、あたしのパンチで一発だ! やったったんぞー?

わたくしが美しいだけじゃないってことを見せてあげますわ!



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そこまでっ! 見事な粉砕祭りであった!

ふん。こんなものかしらね。タビィ、あなたはいくつ破壊出来たのかしら?

たくさん割った!

あなたのたくさん三つ以上でしょうが!

伝わったぜ。お前たちの熱気。大胸筋から三角筋を抜け、広背筋までビンビン来たぜ……!

甲乙つけがたしとは言え、対訣は対決。勝敗は下さねばならぬが宿命!

第一の試練。その勝者は……

ミス・キャトラ!

アタシ!? アタシなにもしてないけど!?

どういうことですの!? サマーソウルさま、脱明して頂けませんこと!?

ミス・キャトラを見よ!

……猫? ……いえ、違うわ………はっ!? まさか……!

そう! 白日の下にさらけだす、一糸まとわぬその姿! その潔さこそ、真夏のマーメイド!

そんな、でしたらわたくしたって!

二番を煎じるのか!? それがお前の信ずるジャスティスなのか!?

……! わたくしの負けですわ……! まさか。猫なんかに……!

涙もいいだろう。敗北を知る、それも夏の青春の一ページだ。

泣いておりませんが、次は負けませんわ!

あたしもー! キャトラにも勝って、目指せナンバーワーン!

よし! では第二の試練へ向かって、全員、ウサギ跳びで行く?

おー! やったったんぞー!

頑張るんじゃぞ~。

あれ、またいる。

割ったスイカを無駄には出来んからな。

食べに来たのか…



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<並べられた台の上に、ごちそうが溢れている……>


では、第二の試練、始めっ!

いきなり始めないで! なにがとうなってどうすればいいの!

見てわからんのか?これらは夏の恵み。今年も豊作だったのだ!

ならば、その恵みに感謝を捧げるのもまた、夏の必須事項!

島の恵みを己の血や肉にして、再びの豊作を祈るのだ! さあ、ジャンジャン食え!

よぉーし!  肉、肉ー! やったったんぞー!

わたくしは脂っこいものはあまり……

つまり。大食い対決ね。主人公、アタシたちはゆっくり味わおうか。

うまーい! 肉、肉、肉、肉ー!

バカヤロウ! 肉、肉、野菜 肉、野菜だー!

わたくしはプロボーション維持のため、過剰な摂食は……

なあに、一食くらい大丈夫だ!

このお魚の煮つけおいしい。

……あら? これは何かしら?

げっ! 虫っ!?

でも食べ物なのよね?……うん、おいしい!見た目で嫌っちゃ損だよ?

……そっち系パス……


<……一時間後。>


た、食べるんだ……! あたしはまだ食べるんだ……!

これは山菜の一種かしら? ……エグみのある昧ね! でも、クセになるわね。

ふむ、じゃあ、フィニッシュ!

唐突に終わった!

…あれ、イリーナ?

……逃げたな……!

では、結果を発表する。勝者、ミス・アイリス!

ま、負けた……!

ミス・アイリスは、量こそミス・タビィに及ばぬものの好き嫌いもなくバランス満点!

このジャッジは割と順当ね。

私が勝っちゃっていいのかな?

いいんだよ。一勝ずつでアタシとおそろいだね。

ううう……これは自信あったのにぃ……!

またまたじゃのう、タビィよ。

サマーソウルさま、逃げた娘をお許しください。年頃ゆえ、太るわけにいかず。

でたわね処理班。

おい! 貴様のチャーシューの方が厚いぞ! なんの権利があってそんなことを!

早い者勝ちじゃい!

たくさんあるんだから仲良く食べなさいよ~。

では、次なる試練へ向かおう! 今度は<勇気>の試練だ!

やっとそれらしくなってきたね。



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気をとりなおして、次の試練ですわ!

前回は遅れをとったが今度こそあたしが勝ーつ!

それにしても島のこっちの方はずいぶん険しいのね。

暗くなってきたらちょっと怖いかもね……

これは実際にあった話なのだが……

うわっ!急に近いのよ!

それは今日のような暑い真夏の夜だった。

島の住民が、仮にA君としよう。A君が歩いていると、どこからか声が聞こえてきた。

『友達が溺れています! 誰か助けてください!』……大変だ!

右も左もわからぬ暗闇を、A君は走った。すると突如、A君の足元が崩れ落ちた。

「いつの間にこんなに崖のそばまで……!」A君の背中を悪寒が走った。

闇の中。呆然と立ちすくむA君。崖の下にぼんやりと見える人影から『ちっ』と舌打ちが聞こえた。

君は、違和感を感じながら「友達は大丈夫?」と聞いた。

そうしたら……

ちょ、ちょっと持って!

『その友達っていうのは……』

やめてやめてやめて!

『お前だー!』

ギャー!

ものすごい身いで崖を登り、A君に迫る人影! それはブヨブヨに膨らんだ水死体!

ギャー! イヤー!

哀れ。A君はその幽霊に海に引きずり込まれてしまったのだった……

じゃあなんでその話を知ってるんですか?

まあな。

答えになってない!

というわけで、というわけで、第三の試練は<勇気>! 崖の端に、モアイ像がある。

そこへ、この聖なる火を捧げてきてもらう! 辿りつくことが出来るかな!?

肝試しじゃない!

楽勝ですわ!幽霊に追いつかれるほど、ヤワな羽してませんもの!

<イリーナは聖火を受け取ると、飛び去って行った。>

お化けが出たって、なんとかなるなる!やったったんぞー!

<タビィも聖火を受け取り、岩場を跳ねながら小さくなっていった。>

少年はミス・アイリスと2人で行くがいい!それが夏の望みだからな!

……いいけど、じゃあアタシは?

私の肩に……乗ってくかい!?

絶対やだ!

<キャトラが逃げるようにタビィの後に追って行った。>

主人公……頼りにしてるからね。


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真っ暗になっちゃったね……待って、よく見えないの……

「けてー……!」

え?……なにか、言った?

……助けてー! 友達が溺れてるんです! 誰か助けてー……!

聞こえた!あの話の通りだわ!

「誰かー! 助けてくださーい!」

まさかだよね……私たちが海に引きずり込まれるとかないよね……?

主人公……!

<しっかりと手を握ったまま暗闇を駆け抜けた。幽霊の声はもう聞こえない。>

……持って……! 主人公、急に走り出すんだもの……

<暗がりの中、アイリスは両手を膝について乱れた息を整えている。

……両手……?>

「私の手はぬくいだろう?」

!?

伝わるぞ少年。掌を通じて、お前の情熱が……! 少年! ともにどこまでも行こう!

<サマーソウルに抱え上げられた! そのままサマーソウルは走り出す!>

ま、持ってー! 一人にしないでよー!


…………

……


<サマーソウルに抱えられたまま、モアイ像に着いてしまった……>


サマーソウルさま、ひいきはいけませんわ!

全員いるな。第三の試練の勝者は少年だ!

だからひいきはずるいって!

言うな。天使とて心は動くさ。甘酸っぱい体験をさせてもらったのでな……

いいかげんすぎます!

まあまあ、そう怒らないで、それよりさー、お化け見た?

何よ急に! 見なかったわよ!

私は……あ、見てはいないわ。

なーんだ。せっかくだから会いたかったなー。

会いたいか?……見よ! 哀れな亡雪たちよ! これが憎帽筋だ! 上腕二頭筋だ!

<サマーソウルは断崖に足をかけ、海に向かって暑っ苦るしいポージングを披露し始めた!>

……や~め~ろ~……! ……暑苦しい~……!

<なんと、アンデッドの群れが水面から立ち上がってくる!>

来たぞ。

怒らせてどうすんのよ!

あ、このモアイ像だが、霊を鎮める慰霊碑だから、壊されてはならんぞ。

はあ~!? アンタのせいでしょーが!



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見事だ!

無駄骨だった!

アンデッドだけに?

違う! 疲れた! もう帰って寝る!



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なにはともあれ、これで試練は終わったわね。

まだ終わっておらん!

へ?

勝ったのはあなたたちだけ!これでは、獣人と鳥人の決着がついたとは言えませんわ!

でも、私たちはタビィとチームなわけだから……

そんなの認められません!

そっちが言い出したのに。

まあでも、それも一理あると思うてのう。

……あるかなあ?

というわけで、先にサンゴ礁の入り江を制覇したら勝ち、にしたんじゃ。

いいよー!よーし、やったったんぞー!

じゃあ。アタシたちはこれで……

それはないただ少年!まだ夏は終わっちゃいないぞ!

……

最後までよろしく頼みますぞ。

あ、もう同意すら求められなくなった。

……タビィ! 遊びはおしまいよ! これで真の決着を着けさせてもらうわ!

望むところだ!


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ここがサンゴ礁の入り江……

綺麗なところだけど、モンスターも多いわね。

タビィ、グズグズしないで! 置いていくわよ!

対決なんだから、置いていってもいいのにね。

足手まといになんか……

イリーナ、危ない!

え?


<虚空から突如として、巨大な岩が飛来してきた!>


……げほ、げほ、何が起きたの……?

イリーナ!

くっ……!

<イリーナの羽が、岩の下敷きになっている!>

だ、大丈夫ですか!?

……体はね。でも、これじゃあ身動きが取れないわ。

仕方ないわね。タビィ、わたくしを置いて先にお行きなさいな。

……タビィ?

うんしょうんしょ……!

<タビィは岩を必死にどかそうとしている。>

……無駄なことはおやめなさい。あなたの力でどうにかなるものではないわ。

やってみなきゃわかんないよ。

やってみた姿を見て言ってるの。対訣なのだから、情けは無用よ。

大丈夫。なんとかするから待っててって。

聞き分けのない子ねっ!

みんな! まわりを!

<いつの間にか魔獣たちに取り囲まれてしまっている!>

ほら、ご覧なさい、素直に言うことを聞かないから。

わたくしは一人でなんとかいたしますから、とっととお逃げなさい。

そんな状態で何言ってるのよ!

わたくしを守ろうとして、全員やられるよりはマシでしょ! さあ、タビィ! お行き!

……大丈夫だよ。

大丈夫なんだ!

あたしが倒す! 岩も壊す! みんなで行くんだー!

……タビィ……



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大丈夫だったでしょ?

……ええ、……大丈夫だったわ……

でも、羽が……

歩けばいいだけですわ。羽が鳥人族の全てではなくってよ。

……ふふふ。

さあ、まいりましょう! タビィ、遅れるんじゃないわよ!

うん! 遅れない!




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ここが入り江の一番奥かな?

ごーる!


…………

主人公……

!?

ど、どうして名前を……?

お前の力を見定めさせてもらう。

……

あなたは……? いったい何が目的なんですか……?

……私はヴァルアス。私には、闇への忠誠がある。……それだけだ。

この先に敵を用意した。勝てねばそれまでだ。

主人公……! お前の本当の力を見せてみろ。

何勝手なこと言って! さっき岩を飛ばしたのが、その敵だってんでしょ!

そのせいでイリーナだってケガしたんだからね!

……ケガ? そうか。すまなかったな。

え?


<ヴァルアスが手をかざすと、イリーナの羽の傷がみるみる癒えていく……!>


あ……!

…………


……消えた………何なのかしら……?

……なんて男らしいお方……

こらこら。そもそもあいつのせいでケガしたんだからね。

何か、知ってたみたいだけど……

知り合いー?

…………

…………

……いまここで考えてても何もわからないわね。とにかく先に進みましょ。

おー! 敵がいるってんなら、やったったんぞー!




BOSS

カニだー!

みなさん、油断なさらないで!

おー! やったたんぞー!



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<地響きを立てて、巨大ガニが沈む……!>


やったわ!

やったった!

<二人が固い握手を交わす。>


マーベェラァァス!

出たわね。

お互いを助け合いながら、よくぞ強敵を打ち倒した!

バカヤロウ!こんな勝負に、侵劣なんかつけられるかよ!

お前らみんな、大好きだー!!

暑苦ししいなあ……つまりどゆこと?

優勝だ……全員優勝だー!

これで50戦50引き分けか。

来ると思ってたよ、ぞくちょーズ。って、全部引き分け?

やるのうエーギル、鳥人族の若いモンも見事に育っておるわい。

それはこちらのセリフだ。獣人族もまたまだ安泰というわけだな。

<両族長が、がっしり握手を交わす。>

やっぱり、獣人と鳥人は厚い友情で結ばれてるのね。

ええ。ですが、何かあれば張り合ってしまうのも事実なのですわ。

だから、毎年本気でぶつかって、試練を通じてお互いを信じ合うんだよ。

これからもよろしくね、イリーナ!

こちらこそ。タビィ!

では、村に戻るかいのう。

やっとぜんぶ終わった~。

まだ夏は終わらないぞ! 試練の後夜祭が待っている!

さあ、全員村まで、腹筋だー!

腹筋じゃ進まないでしょ!




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最終話



 ――そして、一週間後……


……はあ、終わった……!

……宴は楽しいけど、三日三晩からの三日三晩はさすがにキツかったわね……

もう当分夏はいいわ~……

もとより夏は儚いもの! 一年後までお別れだ!

アンタ元気ねぇ……

湿っぽい別れはやめておこう。

だいじょぶ、なんないから。

さらばだ! 若人たちよ!


<そう言い残し、サマーソウルは海へ走ると、パドリングで消えていった……>


泳いで行くの……

ああ見えてサマーソウルさまは多忙ですのよ。

世界中のお祭りで大人気なのですから。

あ、イリーナさん。それにタビィも。

私たち、そろそろ行こうと思うの。

そうだと思ってきたんだよ! あたしも行くー!

すまんのう、タビィは誰に似たのか、言い出したら聞かなくてのう。

あなたに似たんじゃない?

断ってくれてもいいんじゃが、そしたら、変な空気になると思うんじゃ……

断らないですよ。大歓迎! ね? 主人公!

やったー!

いってらっしゃいタビィ。

島にはわたくしがおりますから、何の心配もありませんわ。

あんまりつんけんしちゃダメよ。

大丈夫じゃ、イリーナちゃんはいい子じゃからのう。

ガザ、貴様! 老いぼれのくせに私の娘を狙っているのか!

なんでそうなるんじゃい!

親友の義娘じゃ、我が子も同然じゃろがい!

……しん、ゆう……?

あ……!

はーい! いい年して変な空気にしなーい!

モジモジしなーい!

すまんすまん。これを渡そうと思ってきたんじゃ。

<ひとかかえほどの筒のようなものを手渡された。>

これが島に伝わる秘法……?

もらっちゃっていいの?

大丈夫じゃ、作り方も伝わっとるから。

ありがたみないわねえ……

これはなんの道具なんですか?

筒の上部を開け、果実を中に入れる。そしてここを握ると……!

<筒の先についた小さな口から、果汁が滴り落ちる……!>

なんと! フレッシュな果汁をしぼり出すことが出来るんじゃ!

……ふ~ん?

これぞ、獣人と鳥人のエネルギーの源!

<器に受けた果汁を。アイリスがゴクゴクと飲み干した。>

……おいしい! すごい!

夢みたい! ありがとうございます!

……そんなに喜ぶほどの物かな~?

タビィ、みんなと仲良くやるんじゃぞー!

うん! 得意得意ー!

よぉーっし、外の世界でも、やったったんぞー!




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