ボックス席各VIP客ストーリー1
ボックス席各VIP客ストーリー
※エピソード4以降の会話は全食霊で発生可能です。
オタク
1.距離感
解放条件:なし
「今日はゲームの発売日だ、食べたら急いで買いにいかないと。」
「ゼリッチとマンゴープリンちゃんもこの店には来るって聞いたな。」
「二人とも可愛いけど、どちらかというとゼリッチに会ってみたいな。」
「特に性格が可愛いんだよな。」
「前にゼリッチのプロデューサーとマンゴープリンちゃんが舞台裏で揉めてるのを見かけた。」
「演出で揉めてるのかな?遠くてまったく聞こえなかった。」
「アイドルも苦労してるんだな。」
2.先人の教え
解放条件:なし
「ゼリッチと一緒にご飯が食べたいな~。」
「でもそんなことある訳ないか……。」
「そういえば、オムライスはゼリッチを誘ったことあるって言ってたっけ。」
「真剣にご飯のお誘いをしたけど、マネージャーのプリンににべもなく断られたってさ。」
「マネージャーも硬いよな、あれでもゼリッチ応援団の中でも一番のファンなのに。」
3.誠の愛
解放条件:お客のランクが1になったとき
「そうそう、今日はマンゴープリンちゃんのライブがあるんだよ。」
「ご飯食べたら行く予定なんだ!楽しみ〜!」
「ううっ、僕は本来ゼリッチファンなんだけどね。」
「申し訳ないと思いつつ……それでも、見に行きたい!」
「そういえば、へんなことがあったな。」
「前にマンゴープリンちゃんのライブを見に行った時にさ、花嫁衣装の女の子を見かけたんだ。」
「今の女の子はみんなああやって気持ちを伝えるのかな?」
「僕にはできないや。タキシード着て……ううっ、想像しただけで眩暈がっ!」
4.プリンのバツが悪い出来事
解放条件:お客のランクが1になったとき
オタク「あ……あの、スタッフさん。」
スタッフ「いかがなされましたか、お客様?」
オタク「何か音楽は流せますか?」
スタッフ「リクエストはございますか?」
オタク「ゼリーの《光と希望》が聞きたいんですけど、ありますか?」
スタッフ「はい。大人気のゼリッチさんの曲ですから。」
オタク「ゼリッチはよくここに来ますか?」
スタッフ「はい。彼女はよく打ち上げにここを利用します。」
オタク「本当に?どんな感じでした?」
スタッフ「皆さん楽しそうでしたよ。そういえば、マネージャーの方がビールを飲んで倒れてしまいました。」
オタク「ええ!?それでどうなったの!?」
スタッフ「酔っても無表情のままでしたね。そのあとは、ゼリーさんが連れて帰りましたよ。」
オタク「表情を変えないとはさすがはプリンだ。」
5.交わらぬ道
解放条件:お客のランクが2になったとき
オタク「その記念品……この間のゼリッチのライブに行ったんですか?」
スタッフ「はい。このレストランの従業員をマネージャーが招待してくださったんです。」
オタク「羨ましい!あのっ、僕、ライブが終わったあと面白い場面を見たんですよ!」
スタッフ「面白い場面?」
オタク「ゼリッチ応援団のオムライスさんがライブ後ずっとゼリッチの後をついていったんです。」
スタッフ「へぇ……。」
オタク「結局、プリンに見つかって放り出されたみたいですけどね。」
スタッフ「同情の余地はありませんね。」
6.噂
解放条件:お客のランクが2になったとき
オタク「スタッフさんもアイドルを好きなんですか?」
スタッフ「そうですね。アイドルの方でここを利用する方も多いですから。」
オタク「マンゴープリンもここに来るんだよね?彼女のことを教えてくれない?」
スタッフ「私がわかることでしたら。」
オタク「マンゴープリンちゃんの事務所は、すごいんですよね?」
スタッフ「そうですね。彼女の事務所はとても大きく、力があると聞いています。」
オタク「あとあと!ライブの後、舞台裏で橙色の髪をした綺麗な食霊を見たんですが知ってますか?」
スタッフ「はい。その方はきっとオレンジジュースさんでしょう。マンゴープリンさんのマネージャーをされている方ですね。」
オタク「なら二人の関係もいいはずですよね?」
スタッフ「さて……どうでしょうか。女性が二人揃えば、それなりに問題が起きるものでしょうしね。」
オタク「はい?」
7.馬力全開
解放条件:お客のランクが3になったとき
オタク「今流れてるこの曲……この間出た、ゼリッチのCDについてた特典CDですか?」
スタッフ「はい。マンゴープリンさんの特典CDもございます。」
オタク「羨ましい!僕、一枚も手に入れられませんでした。」
スタッフ「プリンさんのご厚意があったおかげなんですけどね。」
オタク「え?どういうことです?」
スタッフ「プリンさんがこのレストランで流してほしいと提供くださったのです。」
オタク「へぇ〜!」
スタッフ「そういえば、マンゴープリンさんの特典CDはくださるとき、とてももったいぶられておりました。」
オタク「ふーん、どうして?」
スタッフ「プリンさんが相当早い段階で、CD生産工場を押さえてしまったようで。マンゴープリンさんは生産数を押さえなければならない事態に……。」
オタク「ぷっ!」
8.我ら同じ道
解放条件:お客のランクが3になったとき
オタク「どうでしょう?このレストランはゼリーさんとマンゴープリンさんファンにとっては『聖地』と言われています。」
ショタ「そうだね。ゼリッチとマンゴープリンの情報がいっぱいだ。」
オタク「本人もこちらへよくいらっしゃいます。ついさっきも、いらっしゃいました。」
ショタ「本当に?!」
オタク「ええ、プリンさんとゼリーさんが二人で食事に来たりしますね。」
ショタ「うわ!それじゃまるでデートじゃないですか?」
オタク「私も最初は気になりましたが、すぐにそんな気持ちは無くなりました。」
ショタ「はい?」
オタク「ずっと仕事のお話をしてましたし……あと、すぐにオムライスさんが荒らしに来ますから。」
9.ライバル
解放条件:お客のランクが4になったとき
オタク「前に教えてくれた、ゲームの連動イベントさ。まだ始まらないんだけど。」
ショタ「来週からですよ。」
オタク「本当ですか〜?ゼリッチのカード、絶対に欲しいんですから!」
ショタ「嘘などつきませんよ。お店のアカウントをフォローしていただければ、ゼリーさんの情報がどんどんアップされますよ。」
オタク「よーし!早速フォローするね!だからこれからもいっぱい情報流してくれよ!」
ショタ「あ、そういえば……マンゴープリンさんのカードもあるみたいですよ。」
オタク「ええ!?ゲーム会社もお金持ちですね。人気絶頂のアイドルである二人のカードをつけられるなんて!」
ショタ「そうですね、はじめはマンゴープリンさんとゼリーさんが役柄を競っていたみたいですよ。」
オタク「結論は?」
ショタ「マンゴープリンさんは法師の役をしていましたが、不服そうでしたね。」
オタク「どうしてです?」
ショタ「ゲームストーリーで、法師がゼリーさんの演じる聖女を守らなければいけなかったからです。あの二人は、犬猿の仲ですからね。」
10.陰謀論
解放条件:お客のランクが4になったとき
オタク「それで、何があったんですか?」
ショタ「この店である方たちが一緒に食事するのを見たんですよ。」
オタク「それのどこが奇妙なことなんです?」
ショタ「それが……その二人っていうのが、オムライスとマンゴープリンのマネージャーだったんだ。」
オタク「え?オムライス団長が……?どうしてマンゴープリンのマネージャーと……。」
ショタ「もしかして裏切り行為か!?」
オタク「ありえますね!万が一、オムライスがマンゴープリンの応援団長にでもなったら……!」
ショタ「それはまずいですよ!」
オタク「プリンさんに想像したら、願ってもないことだって。そうなったら小躍りするって言ってた。」
ショタ「え!?小躍り!?想像できないな……彼が小躍りする姿……。」
プリンセス
1.憧れ
解放条件:なし
「あの日街であったあの女性の食霊が恋しい。」
「鎧に身を包み、英気に満ち溢れている。」
「御侍から片時も離れずにつきそう様は、主人のためならなんでもする感覚をだ~」
「主人のために人混みをかき分け。」
「予想外の状況にも対応する。」
「ああ、本当にかっこいい。」
「私にもそんな食霊がいたらな。」
2.酔い
解放条件:なし
「ご飯を食べたらまたあのカフェでコーヒーでも飲もう。」
「あの店長は本当にかっこいい。」
「成熟していて落ち着きがある。そして不意に見せる表情がまた。」
「サングラス越しにでもわかるあの優しい目……」
「それにあの常連客のチョコレート、優しくてどこか人を魅了する雰囲気。」
「ほんとあの人が持っているバラを持ち帰りたい。」
「二人は数秒沈黙した後、チョコレートがかれに微笑んで…」
「ああ!あの情景…最高!」
「二人ともお持ち帰りしたいな。」
3.美しい画面
解放条件:お客のランクが1になったとき
「はあ、ティラミスが羨ましい。」
「可愛くて、振る舞いもしっかりしてる。」
「どこぞの扇子片手に一日中わたくしなんて言ってる人とは大違い。」
「ほんと、憧れちゃう。」
「一番重要なのは……」
「彼女とチョコレートの関係が良すぎる!」
「チョコレートは彼女と良くしゃべるみたいだし!」
「あの日なんてずっと二人で話してた。」
「うう……私もチョコレートとお話ししたい。」
「嫉妬しようにもね……」
4.想定外
解放条件:お客のランクが1になったとき
プリンセス「ああ、スタッフさん、ちょっと、一つ聞きたいことがあるんだけど。」
スタッフ「はい、どうなさいましたか、お客様?」
プリンセス「聞きたいんだけど、昨日このレストランに来ていた、見た感じ可愛いショタ兄弟。あれは誰?」
スタッフ「ダブルアイスのことでしょうか?」
プリンセス「ダブルアイスっていうのね……可愛い……その子たちの連絡先はある?私にちょうだい。」
スタッフ「申し訳ございません。連絡先はございませんが、お客の情報は他の方にお伝えできませんので。」
プリンセス「硬いわね。あの子たちの連絡をもらってどうにかするわけでもないのに。」
スタッフ「申し訳ありません、お客様。規則を無しにしても、私たちからあのお二人の連絡先は聞けませんよ。」
プリンセス「あら?どうして?」
スタッフ「それは彼らと一緒にご飯を食べているお方は少々……すごい方でして。」
プリンセス「すごい?」
スタッフ「はい、とてもお綺麗なかたで、一匹の鷹を連れています。」
プリンセス「ふん、一人の女性がなによ。」
スタッフ「その方の気性が強く、まるで軍人のようで。」
プリンセス「うえ……軍……軍人なの。」
5.この山ではない
解放条件:お客のランクが2になったとき
プリンセス「スタッフさんは猫を飼ったことはある?」
スタッフ「すいません、飼ったことはございません。」
プリンセス「ならあの猫耳を隠してる食霊のことは知ってる?」
スタッフ「え?それは猫まんまさんのことでしょうか?」
プリンセス「そう!猫まんまが猫を抱っこして木の下で寝てるところがまた可愛いのよ!!」
プリンセス「もう見てて癒されたわ。」
スタッフ「……えっと、猫を飼いたいのですか?」
プリンセス「違うわ〜ただ彼が猫といるのを見るのが好きなだけ。」
プリンセス「前、さんまの塩焼きが木の下で寝てた時に、一匹の猫が一緒に寝てたの。」
プリンセス「そんな光景をずっと見てたいわ。」
スタッフ「……私には仰る意味がわかりかねます。」
プリンセス「あの時、私が起こしてしまったさんまの塩焼きが私に向かって'しー'って、猫の休息を邪魔しないであげてって。」
プリンセス「あの優しい感覚、最高ね!」
スタッフ「……ああ……それは本当に……美しいわ……」
スタッフ「(つまり、一体何を言いたかったのでしょう?)」
6.弱点
解放条件:お客のランクが2になったとき
プリンセス「ねえ、スタッフさん。」
スタッフ「はい、どうなさいましたか?」
プリンセス「あの筋肉質な男性を知ってる?」
スタッフ「筋……筋肉ですか?」
プリンセス「ほら、昨日来てた、髪が長くて、頭に角のついた装飾をしてた人。」
スタッフ「ああ、天ぷらさんのことですね?」
プリンセス「天ぷら……かっこいい名前!彼の好みはわかる?」
スタッフ「好みですか……私たちは主にお客様の食の好みを見ていますから……」
プリンセス「なによ、飲食以外は何も知らないの?例えば、好きな人とか、いつこの店に来るかとか?」
スタッフ「好きな人……子供もありですか?」
プリンセス「子供?」
スタッフ「はい、天ぷらさんはいつも子供の食霊を連れて食事に来ます。見た感じ関係も良さそうでしたが。」
プリンセス「う……子供は苦手だわ……」
7.皇帝命令
解放条件:お客のランクが3になったとき
プリンセス「ねえ、スタッフさん、今流れてるのは何の歌。」
スタッフ「あ、これは私たちでなく、今お客さんが外で演奏しているみたいでして。」
プリンセス「え?」
スタッフ「あのコーラとハンバーガーですよ。丁度いま演奏しております。」
プリンセス「ハンバーガーにコーラ?あの全国民大会で首位をとった?」
スタッフ「はい!よくこのレストランに食事にいらしていて、店主と仲良くなってからは、時折こうしてライブで人を集めてくれるんです。」
プリンセス「え!本当なの?なら後でサインももらえるのかしら?」
スタッフ「えっと……おそらく……問題ないかと思いますが?」
プリンセス「はっきりしないわね、私はいいのかダメなのか聞いてるの。」
スタッフ「問題ありません!もちろんです。お客様のお願いですから、私たちはそのために尽力いたします。」
プリンセス「そうでなくちゃ。」
8.趣味性
解放条件:お客のランクが3になったとき
プリンセス「はやくはやく、出しなさい。」
不良少女「何を?」
プリンセス「新しい本を貸してくれるって言ったじゃない!」
不良少女「ご飯一回ぐらいであんな貴重なものを貸せるわけないでしょ?」
プリンセス「ならどうしたらいいの?」
不良少女「麻辣ザリガニと北京ダックの同人誌。どう見積もってもご飯一週間ってところでしょう?」
プリンセス「……わかった……わかりました!それで良いわよ!」
不良少女「へへ、わかってるじゃない。ならそんなあなたにおまけでプレゼント。実はこの同人誌はもう絶版なの。」
プリンセス「ええ!どういうこと?」
不良少女「二人が同じ展覧会で、偶然同じ場所を見たの〜」
プリンセス「それで?それで!?」
不良少女「へへ、麻辣ザリガニがその展示を潰しかけたわ。」
プリンセス「北京ダックは?」
不良少女「いつも通り笑って立ち去ったの。ただ……」
プリンセス「ですが?」
不良少女「その日以来、この同人誌は絶版になってしまった。」
プリンセス「おお…!」
9.好みの問題
解放条件:お客のランクが4になったとき
プリンセス「うん…何か聞きたげね?」
不良少女「いえ、ただあなたが少し気になって。」
プリンセス「私?この私のどこが気になるっていうの。」
不良少女「毎日取っ替え引っ替えでイケメンが好きだっていうけど、結局どんな男性が好みなの?」
プリンセス「そんな言い方しなくても。そんな軽い女に見える?」
不良少女「まあまあ、とりあえずどんな男性が好みなの?」
プリンセス「そうね……うう……紹興酒みたいな成熟していて、頼りになる人?」
不良少女「ええ?餃子みたいな可愛いタイプは?」
プリンセス「好きよ、でも紹興酒みたいな人の方がいいかな?」
不良少女「ああいうののどこが良いの?」
プリンセス「気付いた?紹興酒が甘酒団子をご飯に連れて来る時、彼女を見る目がこれまた良いのよ!」
不良少女「ああ……そうなの?」
プリンセス「そうよ!私もあんな目で見られたい!甘酒団子と入れ替われたら良いのに……」
不良少女「やめといた方がいいよ。」
10.姫と騎士
解放条件:お客のランクが4になったとき
不良少女「婚約したって?」
プリンセス「やっぱり、こういう噂が広まるのははやいのね。」
不良少女「それで、どうなの?」
プリンセス「いいえ、全く興味ないわ。」
不良少女「相手が良くない?それとも自分何か思うところがあるの?」
プリンセス「内緒だからね。以前王宮を抜け出した時、外で強盗にあったの。」
不良少女「えっ?!」
プリンセス「でも、真っ赤な騎士様が助けてくれたのよ。あの双剣で敵を撃退していく姿…本当に…!」
不良少女「赤い騎士?確か店長さんのところのステーキがそんな装いじゃなかった?」
プリンセス「食霊なの!?」
不良少女「そんなに強いって言うなら当然でしょう。でも、それだけ言うなら、この際人間かどうかなんて関係ないんじゃない?」
プリンセス「うん……一考する価値はあるわね。」
不良少女「ちょ……本気にしないでよ。」
ドクロ
1.常客
解放条件:なし
「知らぬ間に、またこのレストランに来てしまった。」
「美味しいのは確かだが、もっと良いのはこの店の人は私を不気味に思わないことだ。」
「私は見た目が少し髑髏っぽいだけだ。」
「こうは言っても、接客に来てくれたお嬢さんは驚くだろうな。」
「どうしたものか?」
「驚いたタンフールーの串で叩かれるのはごめんだなあ。」
「いくら髑髏と言っても痛いものは痛いんだ。」
2.そうとは限らない
解放条件:なし
「最近ご飯を食べるとすぐお手洗いに行きたくなる。」
「いや、ずっとこんな感じかな?」
「もしかしたら私の腸はまっすぐなのかも?」
「でも、私…腸ないですね…」
「内臓がない人は一体どう生活に向き合うんだろうか。」
「あ!B-52ならこう言った知識あるかも。」
「同じ非人間として、きっと分かり合えるはず!」
3.Rock!!!
解放条件:お客のランクが1になったとき
「大したことではないけど…」
「ここへ来る度にコーラが私を探しに来る。」
「何か美味しい料理を勧めてくれるんなら良いんですけど。」
「内容はわたしにバンドに参加して欲しいらしく、私は一度その理由を尋ねた。」
「彼の答えはこうだ'ロックな見た目してる、きっと天才だ!'だった。」
「確かに友達は欲しいけど、本当に音楽とかできない。」
「どうしたら分かってくれるんだろう?」
4.鳥や犬まで昇天
解放条件:お客のランクが1になったとき
スタッフ「お客様いらっしゃいませ。特別な割引があるんですが、どうですか?」
ドクロ「どんな割引?また私を成仏させるようなことじゃないですよね?」
スタッフ「え、じょ、成仏?」
ドクロ「ああ、すいません。以前あなたの店のカヌレさんが注文の時に我慢できずに私を成仏させようとしてて。」
スタッフ「それはなんとも……」
ドクロ「でしょう、本当に昇天しかけましたよ。」
スタッフ「えっ!?」
ドクロ「冗談だよ、昇天するわけないじゃないですか、まだ死んでもいないのに。」
スタッフ「でないとご飯も食べにこれないです。」
5.隠れた秀才
解放条件:お客のランクが2になったとき
ドクロ「少し前、店にいた女性が知人を見るように、じっと私を見ていたんですよ。」
スタッフ「そうなのか?」
ドクロ「しかもその人はまるで葬式に出るような装いだったんですよ。」
スタッフ「わかった、その女性って烏雲托月じゃないですか?」
ドクロ「そうだったんですか、でも彼女はいつもああやって他人を見つめるの?」
スタッフ「違うと思うけど、こんな噂ならあるよ。」
ドクロ「どういう事ですか?」
スタッフ「彼女の大切な人間はことごとく彼女のそばで亡くなってしまったらしいですよ。」
ドクロ「え?それはどんなファンタジー?」
スタッフ「とはいっても真実をしるのはうちらの御侍様でしょう。」
ドクロ「どういう意味じゃ?」
スタッフ「ほら……今回は、おそらく御侍様がそうみたいだから。」
ドクロ「この店はどんな面においてもすばらしいな。」
6.恐怖の物語
解放条件:お客のランクが2になったとき
スタッフ「お客さま、注文が揃いました。どうぞごゆっくり。」
ドクロ「お!この肉、とても綺麗に切られていますね!」
スタッフ「はい、刺身によるものです。彼は包丁の扱いには長けておりますので。」
ドクロ「見惚れますね、かなりの腕前をもってるみたいで。」
スタッフ「はい、彼は以前にこんな話をしてくれた事があります。」
ドクロ「どんな?」
スタッフ「昔腕の立つ料理人がいて、その方は包丁を骨と骨の間に正確に切り込んで、全く刃こぼれを起こさなかったとか。」
ドクロ「え!?」
スタッフ「このような技術はやはりすごいですよね?」
ドクロ「いやいやいや、怖いですよ。怪談じゃないですか!」
スタッフ「ああ、なるほど。ですが刺身はただ魚料理が好きなだけですよ。」
ドクロ「わ…私は彼の料理の食材として認識されてませんよね?」
7.範囲外の話題
解放条件:お客のランクが3になったとき
ドクロ「う~ん、今日は何を食べよう。」
スタッフ「よろしければ健康料理を紹介しましょうか?ヨーグルトの特別メニューでして、体にとても良いんですよ。」
ドクロ「そうですか……でもみんな胃や腸に良いものですよね?意味がないような…」
スタッフ「そうですか?」
ドクロ「私、そういったものがありませんから。」
スタッフ「た、確かに…そうです!たしかカルシウムを補うメニューもありました。」
ドクロ「おお!これは良さそうですね。さすがヨーグルトさん。」
スタッフ「レストランの健康顧問ですからね。」
ドクロ「ですね!今後何か骨に関する問題があれば彼女を訪ねるのもありかも。」
スタッフ「それは少しレストランの仕事から外れているような……」
8.仲間?
解放条件:お客のランクが3になったとき
年獣「今日もこっちでご飯を?」
ドクロ「ここのサービスは良いですから。」
年獣「お?ここのサービスに何か思い入れが?」
ドクロ「うん……奇遇な出来事が多くて。」
年獣「奇遇!?どう言う事です?」
ドクロ「一度、キャビアって言う食霊に同類だと見られて。」
年獣「彼も髑髏の見た目を?」
ドクロ「そうではないけど、おそらく外見の影響ですかね?」
ドクロ「彼は私が虚空界の使者だといって、私におかしなポーズをとっていて。」
年獣「おかしな?」
ドクロ「変な方だなと思っていたら七、八人の仲間が‘お客さんを驚かせるな’て無理矢理厨房に連れてかれましたよ。」
年獣「どうやら彼の仲間も一人が気にしていたみたいですね。」
9.損友
解放条件:お客のランクが4になったとき
年獣「そう言えば、最近ここのお屠蘇が厄払いをしているとか。」
ドクロ「それで?」
年獣「あなたも処理されるんじゃなこと思いまして!」
ドクロ「っふ、当然ありえません。」
年獣「どこからそんな自信が?」
ドクロ「以前お屠蘇に私からは邪悪な感覚はないと言われたんです。」
年獣「おお、彼女の雰囲気で誰にでも容赦のない人かと。」
ドクロ「全く逆です。とても優しいお方ですよ。」
年獣「見た目で人を見るものじゃないですんね」
ドクロ「あなたはずっとそうしてたじゃないですか。」
10.どうすることもできない
解放条件:お客のランクが4になったとき
ドクロ「うう…」
年獣「どうしたんです?ため息なんて。」
ドクロ「最近の私を知らないでしょう。」
年獣「出かけてる時に骨好きの犬にでもかまれました?」
年獣「ああ、あのいたずら好きなこがどうか?」
ドクロ「いたずらの為にダブルアイスをおどかす役として連れてかれたんですよ。」
年獣「見た目に合った仕事じゃないか。」
ドクロ「やめてくださいよ。嫌な印象とか持たれたくないんですよ!」
年獣「なら断ればよかったじゃない。」
ドクロ「問題はそこで、協力すればこの店の一週間優待券がもらえるって。」
ドクロ「でもバニラをおどかそうものならいちごが怖い目で見て来るし。」
年獣「そんなに怖いなら行かなければいいのに。」
ドクロ「私の人生空虚なもの。美食だけが私の心を癒してくれるのですよ……」
年獣「ただ食べたいが為に自分の身を売ったな!?」
おばあちゃん
1.歳月
解放条件:なし
「おお、この店の味はなんて私好みなんでしょう。」
「ご飯が美味しいだけじゃなく、子供達もあんなに可愛くて。」
「マカロンとクレープの元気な姿を見ると、幼い頃をおもいだすわねえ。」
「年をとったものね……」
「彼女らがずっとこんな元気でいられるのを願うよ。」
「こうやって彼女らが楽しそうにしているのを眺めているだけで幸せね。」
2.良き魂
解放条件:なし
「あら、ここの料理の食感、以前より噛みやすくなった?」
「これはあの桜餅のお嬢さんが作ったのかしら?」
「前は歯が悪いせいで噛めなかったものがこんなにも食べやすく。」
「お嬢さんの心もこんな柔らかいんだろうねえ。」
「次会ったら作り方を聞いてみましょ。」
「私も何か作って子供達に食べさせてやりたいわ。」
3.誤解
解放条件:お客のランクが1になったとき
「今日、家の前で少し質素な格好をした青年を見かけた。」
「上着をかけてやろうと思ったけど、まさか逃げてしまうなんて。」
「貧しい家から来た子かと思ったら、この店の叫化鶏だったみたい。」
「この店もそれほど店員への扱いが悪いわけではなさそうだけど。」
「でも心配だから少し様子を見よう……」
「次に会ったら暖かい食べ物を食べさせてやらないと。」
4.優しい一時
解放条件:お客のランクが1になったとき
おばあちゃん「その……」
スタッフ「ただいま!どうなさいましたか?」
おばあちゃん「今日、子供達はいます?」
スタッフ「子供達?と言いますと?」
おばあちゃん「私は周りが賑やかなのがすきでね、いつも彼女たちのおかげで、自分の子供達が遊んでいるようで嬉しいの。」
スタッフ「そうですね、ここでは彼女たちが一番お調子者で元気ですから。」
おばあちゃん「少しやんちゃでも構わないわ。誰しもそんな頃があったのだから。」
おばあちゃん「もし見かけたら伝えてちょうだい。おばあちゃんみんなに飴を持って来たから取りにおいでって。」
スタッフ「かしこまりました!」
5.過ぎた心配
解放条件:お客のランクが2になったとき
おばあちゃん「以前、公園を散歩していた時。ふと笛の音が聞こえたから行って見たの。」
おばあちゃん「池に近づいて見ると、水の中に女の子がいて、はじめは溺れてるのかと思ったわ。」
スタッフ「ああ、それからどうしたのですか?」
おばあちゃん「それから驚いたことに彼女の下半身は魚のようだったのよ。水の中で自由に泳ぐ様はまるで夢のような景色だった。」
スタッフ「それって西湖酢魚!」
おばあちゃん「あら、あなたの店の子?」
スタッフ「はい、時折天気が熱くなって来ると、公園へ水浴びに行くんですよ。」
スタッフ「見た目はか弱に見えますが、水の中での彼女は全く心配する必要はありませんよ。」
おばあちゃん「なら安心しましたよ。」
スタッフ「そうだ、笛の音が聞こえたと言っていましたね?」
おばあちゃん「そうなの、この頭ときたら。よく思い出したら女の子は笛なんて持ってなかったね。」
スタッフ「それはおそらく廬山雲霧茶ですよ。時折二人で歌を奏でているんです。」
おばあちゃん「そう言われると、今度はゆっくり聞いて見たいわ。」
6.混乱の源
解放条件:お客のランクが2になったとき
スタッフ「お婆さん、すこしよろしいですか?」
おばあちゃん「どうしましたか?」
スタッフ「最近お客様向けに意見調査を行っておりまして。よろしければ何か意見などをいただけますか?」
おばあちゃん「そうねえ、みんな人もいいし、何かあるとしたら……あ、そうだそうだ。」
おばあちゃん「前お店でどなたか喧嘩してなかった?」
スタッフ「喧嘩ですか?」
おばあちゃん「頭に角があって、双剣を持った。それともう片方は吸血鬼のような…」
スタッフ「ああ、ワインとステーキのことですね。」
おばあちゃん「喧嘩は危ないから、二人にやらないように伝えて。何かあったら困るでしょう!」
スタッフ「それは少しばかり難しいですね…」
おばあちゃん「どうして?」
スタッフ「言うことを聞いてくれればいいんですけど…この二人は水と油のような関係でして。」
おばあちゃん「それならどうして二人は毎日顔をあわせるのかね?」
スタッフ「ええ…これは…さっぱりですね。」
7.向上心
解放条件:お客のランクが3になったとき
スタッフ「お婆さん今日はご家族は連れてこられないんですか?」
おばあちゃん「みんな忙しくてね。一人で散歩ついでに寄ったのよ。」
スタッフ「天気がいい日は出歩くべきですね。うちの店にも一人外出を勧めてくるのがいますよ。」
おばあちゃん「えっと、確か小さなお嬢さんよね?よもぎ団子といったかしら?」
スタッフ「はい、会った事がおありで?」
おばあちゃん「それも散歩の時に会ったの。よく二人で話したりしてるのよ。」
スタッフ「もう顔見知りだったんですね?」
おばあちゃん「ええ、実はここへき始めたのもあの子が勧めてくれたからなの。ここにいるのはみんないい人だって。」
おばあちゃん「自分で来て見ると本当にその通りで。みんな向上心もあって、わたしまでやる気出ちゃった。」
スタッフ「これもよもぎ団子たちがこの店を広めてくれるからですかね。」
おばあちゃん「ええ、そうね。急に辞めたりしないでね~」
スタッフ「待っていてください!」
8.プロ選手
解放条件:お客のランクが3になったとき
おばあちゃん「あららら~」
少女「どうしました?」
おばあちゃん「昨日ちゃんと眠れなかった気がするの。」
少女「何か夢でも見てたんですか?」
おばあちゃん「全く覚えてないわ。前に夢を見たのはいつになるかしら。」
少女「なんにしろ、睡眠に問題があるみたいですね。」
おばあちゃん「どうしようもないねえ。」
少女「記憶ではエスカルゴがこの手の話に詳しいはずです。もし機会があればお話をしてみては?」
おばあちゃん「そうなのかい!それは一度会ってみないとね。」
少女「ただ、大抵寝てるようなので、会えるかどうか。」
おばあちゃん「すごいねえ?本当に睡眠について研究してるみたいね。」
少女「睡眠で言えば確かに……」
9.過度な情熱
解放条件:お客のランクが4になったとき
おばあちゃん「うう、腰がダメみたい…」
少女「体が悪いんですか?」
おばあちゃん「そうじゃないのだけど、信号を急いで渡ろうとしたの。」
おばあちゃん「結果そこで出会った天ぷらがどうしてもと言って手を貸してくれたの。」
少女「いいことでは?」
おばあちゃん「いいのだけど、少し荒っぽくて。」
少女「荒い?」
おばあちゃん「彼は私を肩に座らせてそのまま行ったんだけど。ただ…速すぎて、途中で腰を捻っちゃったの。」
少女「わあ、病院へは行ってないんですか?」
おばあちゃん「その後味噌汁が来て病院へ送ってくれたわ。」
少女「なら良かった。味噌汁にも会ったんですね。」
10.一日一善
解放条件:お客のランクが4になったとき
少女「今日は自分で食材を持ってるみたいですけど、シェフに何か作ってもらうんですか?」
おばあちゃん「いいえ、昨日臘八粥と約束して、今日は貧しい人たちに何か作ろうって。」
少女「本当にどんな人にも優しいんですね。」
おばあちゃん「臘八粥がそうしてるのをみて手伝っているの。」
少女「一人じゃ大変そうだったから、人手がふえたほうがいいでしょう。」
おばあちゃん「それに、若い子の役に立てたら、私にもまだできる事があるって事じゃない~」
少女「そう言う事でしたら、今の仕事を済ませたら手伝いに行きますよ。」
おばあちゃん「あら、それは助かるわ~!」
おじいちゃん
1.自らの手で
解放条件:なし
「.........」
「この料理味が薄いんじゃ
ないか!」
「前は誰だったか、えっと?」
「サンドイッチ、そう、その若いもんだ。」
「あんな簡易的なものが美味しいわけなかろう!」
「こう言う時はもっとたっぷり調味料を加えるんだ。」
「まあいい、私がやろう。」
2.多動症
解放条件:なし
「この店のタンフールは光耀大陸の出身だったか?」
「いいこだなあ、入ってくるなり、お爺ちゃんと呼んでくれる。」
「今の若いもんはそ言うところを学ばんとな!」
「ああ、だが......」
「いつも跳ね回って、騒がしいのも......少し頭がいたいなあ。」
「彼女にももう少しこの老体を気遣って欲しいよ。」
3.家庭
解放条件:お客のランクが1になったとき
「焼餅を見ていると自分の孫を思い出すよ。」
「あの子もやんちゃな子で、よく遊んでは身体中汚してた。」
「での、仲のいい友達も多くいるみたいで、少し安心ですかな。」
「多分あんたも知ってるんじゃないかい?」
「たしか…竹飯と叫花鶏でしたっけ…」
「一見大雑把に見えるが、頼れる人たちだ。」
4.手を焼く話題
解放条件:お客のランクが1になったとき
おじいちゃん「………」
スタッフ「お爺さん?」
おじいちゃん「っは、寝とらんぞ!」
スタッフ「はい、わかってますよ。」
おじいちゃん「とりあえず、なにか注文するとしよう。」
スタッフ「先ほどすでに済ませたのでは?小籠包が注文を取りました。」
おじいちゃん「小籠包?そんなもの頼んどらんぞ?」
スタッフ「食霊のことです。」
おじいちゃん「まあ、食べて見るのもいいか、前に食べたのは何年前か。」
スタッフ「あんたも食べたいなら、もう一個小籠包を足そうか?」
おじいちゃん「あ、そうだそうだ。彼が進めるお茶はおかしなものが多いが、どれもいいお茶だよ。」
スタッフ「話についていけません……」
おじいちゃん「見た目は子供のようだが、私と話が合うんだ。」
スタッフ「長年の食霊なだけはあるな。」
おじいちゃん「そうだな、小籠包をもう一つ追加しよう。」
スタッフ「小籠包を労うためのように頼むんですね。」
おじいちゃん「そうそう、それから私たちはその午後将棋を打ちながら茶を飲んだんだ…」
スタッフ「注文の確認をしましょうか?」
おじいちゃん「………」
スタッフ「お爺さん?」
おじいちゃん「っは、寝とらんと言っとる!」
スタッフ「わかりましたよ…」
5.行き過ぎた想像
解放条件:お客のランクが2になったとき
おじいちゃん「うん?あれ!?」
スタッフ「どうしました?」
おじいちゃん「私の大事なものがなくなった。あのチェーンのついた。」
スタッフ「チェーンのついた?これかどうかわかりませんが、この時計ですか?」
おじいちゃん「おお、そうだそうだ。この中にはお婆さんの写真が入っていてなあ。ありがとうな、若いのよ。」
スタッフ「お礼はいいですよ、これは昨日あなたが行った後に机に置いてあったんです。ティラミスが保管しておこうと言ったんです。」
おじいちゃん「昨日?昨日きたっけなあ?」
スタッフ「確かにいらしてましたよ。」
おじいちゃん「なら来たことにしよう。ティラミスが保管してくれたんか?」
スタッフ「そうですよ!ただ彼女は急いで紅茶たちと任務へ行ってしまったので私が預かったんです。」
おじいちゃん「いい子だなあ。彼女を見るとお婆さんを思い出すよ。お婆さんも若い頃はティラミスのように……」
スタッフ「きっと優しかったんでしょう?」
おじいちゃん「いつも私に忘れ物をしないように注意していたよ。それで喧嘩もしたなあ。」
スタッフ「………………」
おじいちゃん「それにしてもティラミスを見ると10年前を思い出す。あの時もこのレストランで、私とお婆さんで……」
スタッフ「まだお店を開いたばかりの頃ですね……」
6.文句なし
解放条件:お客のランクが2になったとき
おじいちゃん「ううー今日は、団子は来てないのか?」
スタッフ「団子?」
おじいちゃん「あの甘…甘酒団子だよ。」
スタッフ「ああ、彼女ならずっといますよ。ただ今は紹興酒と一緒にデリバリーに出てます。」
おじいちゃん「おお、あんなに若いのにこんな仕事を。苦労してるなあ。」
スタッフ「一応食霊ですからね。」
おじいちゃん「私はあの子に世話になっててなあ。この前は店前で会って。そのまま店の中まで肩を貸してくれたんだ。」
スタッフ「甘酒団子は本当にいい子だよ。」
おじいちゃん「ただ通りかかっただけでも中まで連れて行ってくれるんだ。」
スタッフ「……えっと、少し気遣いが過ぎましたね。」
おじいちゃん「なんにせよ、みんないい子たちだ。」
スタッフ「お褒めに預かり光栄です。」
おじいちゃん「この世界の未来は君たちに託した!」
スタッフ「そう簡単に世界を託さないでください……」
7.共感
解放条件:お客のランクが3になったとき
おじいちゃん「言ってみれば、酸梅湯もいい友だ。」
スタッフ「それは知りませんでしたね。」
おじいちゃん「彼の若さを見ると、どうしても自分が老いて見える。特に彼の話す物語は聞いてて飽きないな。」
スタッフ「色んな経験をして来たみたいなので、知ってる事も多いのでしょう。」
おじいちゃん「うん?全部彼自身が体験したことなのかい?」
スタッフ「おそらく。」
おじいちゃん「今まで聞いていた話は全て本当のことだったんだな。」
スタッフ「そのようですね。」
おじいちゃん「うんうん、大したもんだ。こんなに若いのに多くのことを経験して。だから髪も白くなってしまったのか。」
スタッフ「それは経験によるものではない気が…」
8.勘違い
解放条件:お客のランクが3になったとき
おじいちゃん「今日はこの店で食べよう。私はここの常連なんだぞ!?」
ショタ「いいですね、何かおすすめはあるんですか?」
おじいちゃん「おすすめ…何があったかな?」
ショタ「それも覚えてないの?」
おじいちゃん「この子は、老人を敬うことを知らんのか?私は大先輩だぞ!」
ショタ「え、こんなことで怒るの?」
おじいちゃん「見てみろ、ここの子はいい子ばかりだ。彼らからよく学びなさい!」
ショタ「例えば?」
おじいちゃん「例えば、ヨーグルト。見た目はお前より若いが、いつも健康に気を使ってくれるんだ。」
ショタ「へえ、すごいですねえ。」
おじいちゃん「あとあの、なんだ、あの、月…月餅?その子も本当に気が効くんだ!」
ショタ「どういったところで?」
おじいちゃん「ヨーグルトが言ってくれた通りに、豆乳を一杯もらったんだ。」
おじいちゃん「月餅は味が薄いと思ったのだろう、私のために唐辛子を入れてくれたんだ。」
ショタ「うえ、唐辛子?」
おじいちゃん「体があったかくなるのはいいことだろう?」
ショタ「彼女はただいたずらがしたいだけじゃ?」
9.装飾品
解放条件:お客のランクが4になったとき
ショタ「今日は何を食べますか?」
おじいちゃん「騒ぐな騒ぐな!」
ショタ「え、騒いでないのですが?」
おじいちゃん「ああ…急にうどんのお嬢さんを思い出した。」
ショタ「何かあったんですか?」
おじいちゃん「あまりにも印象深いことだったからな。静かにお茶をしているかと思っていたら、急に机に飛びかかってくるんだ。」
ショタ「これはもう騒ぐどころの問題ではないだろう。」
おじいちゃん「つまずいたのだと彼女は言っていたが。」
ショタ「つまずいたのは仕方ない。普段の彼女はいい子だからな。」
おじいちゃん「もしあの太い麺を体に巻いていなければ、倒れることもないだろうに。」
ショタ「それはおかしいですね。いつもそうしてますが、つまずいたところを見たことがありません。」
おじいちゃん「言われて見たら、手にも何か持っていたような。」
ショタ「わかりました、きっと当初納豆からもらった物語本を見ていたんでしょう。」
おじいちゃん「若いのに勉強熱心だ。」
ショタ「少し、誤解してますね」
10.哲学の授業
解放条件:お客のランクが4になったとき
ショタ「聞いた話だが腻八粥も普段から自分を表現したがるとか。」
おじいちゃん「臘八粥じゃないか!」
ショタ「知っているか?彼女はいつも自分が忘れられるのを恐れていたんだ。だがまだ知り合ってもいないのに、どうやってわすれるんだか。」
おじいちゃん「最近の若いもんはどうしてこんなに浮ついているんだ。」
ショタ「本当に浮ついて……えっと、何を言おうとしたんだっけか。」
おじいちゃん「腻八粥のことじゃなかったんですか?」
ショタ「さっきの言葉と繋がりはあるんですか?」
おじいちゃん「先月で一番大事だったことはなんだ?言ってみろ?」
ショタ「出来事が多過ぎて全部覚えてられんだろう?」
おじいちゃん「毎日繰り返しやっていることでなければ、それらはすぐに頭から消えてしまうんだ。」
ショタ「そうですかね?」
おじいちゃん「私の先も長いわけではない。人に私のことを忘れるなとは言わんが、忘れないで欲しいという思いもある。」
ショタ「つまり腻八粥はそういう考えを持っていると?」
おじいちゃん「記憶に大事なことが増えていき、それがまた消えていく。そんな喜びと悲しみの融合こそが人生だろうなあ。」
ショタ「あらあら、また語りはじめてしまった。」
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