正気度について
目次 (正気度)
「正気度 -Sanity-」とは
プレイヤーは全員正気度というステータスを持っています。
正気度は調査中に様々な事象により減少してきます。
更に正気度が下がると、ゴーストは調査員であるプレイヤーを殺しに掛かってくるいわゆるハントが始まる可能性が出てきます。
プレイヤーが殺されると調査は失敗となりますので、ハントを起こさないようにするためには正気度を高く保つ必要があります。
Phasmophobiaをプレイするにあたり、最も意識しなければならない大事な要素です。
ゴーストを正しく特定することが調査の目的ではありますが、同時に死なずに生還することも本作の目的といえます。
そのため、調査に当たっては、正気度が下がりすぎないように灯りを確保し、時折トラックに戻り正気度を確認しながら精神安定剤を服用するか、場合によっては調査を打ち切って帰還することも検討しましょう。
一般的なゴーストは、正気度が50%を下回ることでハントを起こす可能性があります。
しかしながら、一部のゴーストはこれより高い正気度でハントを起こしたり、特殊条件でハントを起こしたりするケースもありますので注意が必要です(詳細は個別のゴーストページやハントについてのページも参照してください)。
正気度は調査開始時は全員基本的に100%で始まりますが、難易度インサニティの場合は75%で、チャレンジモードの場合はチャレンジによって0%で開始することもあります。
正気度の減少
正気度は様々な要因で減少します。
暗所滞在による減少
もっとも一般的な正気度の減少要因は暗い場所に居続けることです。
プレイヤーは調査時に調査エリア内(キャンプ場の場合敷地内)かつ暗い場所にいる場合、時間経過によって正気度が減っていきます。暗いかどうかは見た目で判断されておらず、そのエリアにある主要な照明*1の点灯状態によって決まります。
暗所での減少速度はマップが小サイズ、中サイズ、大サイズのいずれに分類されるかによって異なっており、小さいマップほど時間当たりの減少速度が速くなります。
また、難易度によって減少速度が異なっており、アマチュアを基準とすると、セミプロで1.5倍、プロ以上で2倍の速度で減少します。
なお、1人でプレイしている場合は、減少速度が2人以上でプレイしている場合の半分になります。
アマチュア、セミプロなど準備時間が設定されている場合は、準備時間が終わるまでの間、正気度の減少がさらにマップサイズ次第に25%~40%軽減されます。
暗所滞在による減少は、そのエリアの主要な照明を点けることで軽減もしくは完全に無効化できます。
Ver0.10.0.0から、狭いエリアでは、そのエリアの主照明がすべて点いていれば、減少が完全に止まります。
TanglewoodのMaster Bedroomを例として、
- ベッドのある部屋と奥の2部屋、計3箇所の天井の照明がすべて点いていると、減少が完全に止まります。
- 1か2箇所だけ主照明が点いている場合は、減少が約20%軽減されます。
- 主照明じゃないベッドサイドランプだけ点いている場合は、軽減が発生せず、真っ暗な時と同じ減少になります。
他に、広いエリアの場合、例えば、Sunny Meadowsの廊下のような場所では、主照明が点いていても、減少が完全に無効化されず、約20%軽減されます。
主照明を点けた場合の軽減は、直接に減少速度を落とすわけではなく、確率で暗所判定を行い、暗所にいた延べ時間を減らすことで実現しているようで、短時間だと乱数でだいぶブレることもあります。
したがって、探索中は基本的に部屋の主照明を付けておくことが肝要となります。
ただし、マップのサイズによって同時に点く照明に上限が決められているため、上限を超えて照明を点けると全ての照明のスイッチがオフになった上で、ブレーカーが落ちますので、不要なエリアの照明は点けないように注意しましょう。
暗所滞在による減少を軽減する方法は他に、灯火もあります。火の点いた灯火は正気度の減少速度を緩和してくれますので、スピリットボックスの証拠やD.O.T.S.プロジェクターの証拠を探す際に暗い場所に留まらなければならない場合は用意しておくといいでしょう。
以前と異なり火の点いた灯火を持っていたり、近くに置いたりしたとしても正気度の減少を完全に防ぐことはできません(減少できる割合はティア1で1/3、ティア2で1/2、ティア3で2/3)。
また、ティア2以下の灯火は時間経過で蝋燭が溶けきってしまうと再利用できませんので、注意が必要となります。
なお、持ち込んだ灯火以外の手持ちアイテムによる光源(懐中電灯を含む)や、マップに配置されている主照明以外の光源は、正気度の減少を抑える効果が一切ありません。
モーロイの特殊能力で呪いがかかった場合はずっと暗所にいる判定になってしまうからか、減少速度が2倍になるほか、主照明による減少無効化と軽減が発生しなくなります。灯火の場合は、バグなのか、ついた灯火からいったん離れないと、緩和効果が発生しませんし、効果は手に持っている間か、目くらいの高さに設置した場合のみ発生します。
調査エリアの外であれば、たとえ暗かったとしても正気度は下がりません。
そのため、トラックの中や玄関の前、ハイスクールの裏口の外、プリズンの中庭などでは正気度が減りません。一方、ブリーズデイルとサニーメドウズの庭は屋外でありながら調査エリアの一部であるため、正気度が減ります。
暗所滞在によるデフォルトの減少量
2人以上でプレイした際の1秒辺りの正気度減少速度(ソロの場合/マルチの場合)
難易度 | 小マップ | 中マップ | 大マップ |
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アマチュア | 0.06%/0.12% | 0.04%/0.08% | 0.025%/0.05% |
セミプロ | 0.09%/0.18% | 0.06%/0.12% | 0.0375%/0.075% |
プロ以上 | 0.12%/0.24% | 0.08%/0.16% | 0.05%/0.10% |
暗所にいた際に正気度が5%減るのに掛かる時間(ソロの場合/マルチの場合)
ゴーストによる正気度減少
ゴーストが近くにいること自体で正気度が下がることはありませんが、ゴーストが特定の行動を行った際にプレイヤーの正気度が下がることはあります。
なお、通常の干渉やD.O.T.S.プロジェクターにゴーストが映っただけで正気度が下がることはありません。
また、たとえハント中であったとしてもハント中であることそのことだけで正気度は下がりません(暗所を理由とした時間減少はあります)。
超常現象による減少
一般的に、超常現象で標的となったプレイヤーが、現れたゴーストか白い靄(ゴーストミスト)に触れてしまうと、当該プレイヤーの正気度が10%減少します。標的以外のプレイヤーはゴーストか白い靄に触れても、正気度が減少しません。
また、ゴーストの特徴によって、以下の例外も存在します。
- 鬼の場合、減少が倍の20%になります
- バンシーの場合、歌う超常現象で、バンシーのターゲットと選ばれたプレイヤーのみ、減少が15%になります
- ファントムの場合、超常現象かハントで心音が鳴っている間、ゴーストに触れなくても1秒につき0.5%の速度で正気度が減少します
特殊能力による減少
以下のゴーストは特殊能力によってプレイヤーの正気度を減少させることがあります。
- ポルターガイスト……特殊能力で複数個のオブジェクトを投げた場合、周囲のプレイヤーの正気度を個数×2%減少
- 幽霊……特殊能力で扉を閉めた場合、周囲のプレイヤーの正気度を15%減少(参考)
- ジン……特殊能力で周囲にいる一人のプレイヤーの正気度を25%減少(参考)
呪いのアイテムの利用による減少
呪いのアイテムは利用時に正気度を減少させるケースが多いです。
場合によっては呪いのアイテム利用によって正気度が減少します。また、ウィジャ盤、呪いの鏡、ブードゥー人形、魔法陣の場合、正気度が不足している状態で使用すると呪いのハントが発生します。
プレイヤーの死亡による減少
プレイヤーが死亡すると全プレイヤーの正気度が一律で15%下がります。死んだ時点で正気度が減ってしまうので、事前にタロットカードのHIGH PRIESTESSを引いておいた場合も減少が行われ、猿の手で復活させた場合も、減ったままになります。
正気度の回復
調査中に正気度を回復する手段は比較的少ないです。全て列挙すると、
- 精神安定剤の使用……難易度によって20~50%回復します(カスタム難易度で回復量0も可能)。
- タロットカードでTHE SUNを引く……正気度が100%になります
- タロットカードでWHEEL OF FORTUNEを引き、カードが緑に燃える……正気度が25%回復します
- 猿の手に「正気に戻りたい」の願いを叶えてもらう……全てのプレイヤーの正気度が50%になります(正気度50%以上の状況の場合、正気度が50%に減ります)
なお、2022年のイースターイベントでは、全てのイースターエッグを集めることで正気度が100%に回復する、2022年のハロウィンイベントでも条件を満たすと正気度が回復する、という要素がありましたが、あくまで例外中の例外です(2023年のイースターイベントでは同様の効果はありませんでした)。
正気度モニター
トラック内には正気度を表示するモニターが設置されています。
モニターにはそれぞれのプレイヤーの正気度と平均正気度のそれぞれの表示があり、表示される値は1秒ごとに更新されます。
正気度は±2の範囲で表示されます。また、人数が多くなると平均正気度は最大で本来の値±8の範囲で表示されます。
なお、難易度ナイトメア以上では正気度モニターは壊れており、正気度の確認ができなくなります。
グループの平均正気度
原則として超常現象の発生頻度やハントの発生可否、頻度は個人の正気度ではなく、全員の正気度の平均によって決まります。
極端な話、4人プレイで1人だけが探索を続ければ平均正気度は常に75%以上なので、時間は掛かってもハントに遭遇することはほぼないと言えます。
ただし、例外的にバンシーはターゲットと認識したプレイヤー個人の正気度をハント発生の基準とし、平均正気度は一切関係ありませんので注意が必要です。
補足
正気度の減少によってゴーストが活性化し、一般干渉、超常現象、特殊能力、ハント、ルーム変更の頻度が上がることを確認できています。ルーム変更の成功率上昇によって、徘徊も増えると錯覚しやすいですが、実際はゴーストの総移動距離が減って、徘徊頻度が下がることを確認できています。
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ななしの調査員
192日まえ ID:t00s6v7mEdgefieldの玄関(Hallway)にはメイン照明が3つあります。玄関先の照明と、廊下自体の照明と、廊下奥の照明、計3か所すべてつけないと、正気度の減少が止まりません。1つか2つだけついている場合は、確率で20%の時間が明るい判定になるので、減少量に関しても乱数の範囲内かな
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ななしの調査員
182日まえ ID:a8fpa7wkv0.12.0.2の今の時点でもおかしいようです。ソロ・プロレベルで玄関入ってすぐの場所で測定したところ、無照明は正気度の減少速度-10/82秒(正常)でしたが、一つ点けると-9/82秒で、二つともつけると-8/82秒でした。玄関入ってすぐ左の部屋などは照明をつければ正気度は全く減りませんのでおかしいですね。
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ななしの調査員
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ななしの調査員
168カ月まえ ID:fboyu7ya灯台の正気度ヤバすぎる
電気点けたりランタン持ってたりしても20分くらいで全員80位削られてハントで死ぬ
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ななしの調査員
158カ月まえ ID:t00s6v7m公式Discordのバグ報告によると、現在は正気度に関して、バグの疑いもあって、開発チームは状況確認をしているそうです。なので、どこまでがバグなのかはまだ分かりませんね💦
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ななしの調査員
148カ月まえ ID:h41nm5z6v0.10.0.0における正気度減少について少し気になったことがありました
EdgefieldのHallway(1Fの廊下)はアプデ前は「狭いエリア」判定だったため、表玄関か裏玄関の照明のどちらかが点灯していれば正気度が減少しなかったと思います
しかしアプデ後に確認してみたところ、表玄関と裏玄関の両方の電気が付いていても約40秒で5%弱の正気度の減少を確認しました(難易度はナイトメア準拠で正気度減少率200%)
そのため、EdgefieldのHallwayは内部的に「広いエリア」判定に変更された・又は何かしらのバグが発生していると思われます
EdgefieldのUpstairs Hallway(2Fの廊下)も確認しましたが、こちらは「狭いエリア」判定のままのようで、手前と奥の両方の照明を点灯させると正気度は減少しませんでした。片方のみ点灯させると暗闇時よりは若干遅めに正気度が減少したので(約40秒で3%)、このページの記載通りだと思われます
もしかしたら他マップでも広さ判定が変更されている部屋があるかもしれません
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ななしの調査員
131年まえ ID:lcb7cg2i建物内外問わない、全てのプレイヤーの平均正気度です
なので4人でスタートし、建物内に入る人を1人に限定すると平均正気度は75%までしか下がらず、基本的にはハントは発生しません(デーモンやバンシー等の例外あり)
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ななしの調査員
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ななしの調査員
111年まえ ID:s2pap47z初心者です。
マルチ調査でのハントは平均正気度が参照される。と書いてありますが、建物内外を問わず全員の平均正気度を参照しているのでしょうか?それとも建物外に居る調査員の正気度を除いての参照なのでしょうか?
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ななしの調査員
102年まえ ID:e4i1zdlnスピリットボックスの使用そのものでは下がりません。
・スピリットボックスを使用するときは暗くしないといけない→暗いところにいるので正気度減少が進む
・スピリットボックスへの呼びかけのセリフが、通常のゴーストを煽るセリフと同じ→煽られたと勘違いしたゴーストが干渉/超常現象をしてきて、その結果で正気度が下がる(こともある)
というカラクリです。
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