怨霊 -Onryo-
目次 (怨霊)
怨霊の基本情報
証拠 | ・スピリットボックス ・ゴーストオーブ ・氷点下の温度 |
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怨霊は火を忌み嫌う凶悪なゴーストであり、火を消すことで特殊なハントを引き起こす能力を持つ。火や十字架によるハント防止効果を無視する特殊性が特徴である。 |
概要・基本特性
火を嫌う特殊ゴースト
怨霊は現世への恨みが強いとされるゴーストで、火を消すことに強い執着を持つ。
通常は平均正気度 60%以下でハントが発生するが、4m圏内に火がある場合は平均 40%以下までハントラインが下がる。
火を 3回消すごとに、正気度に関係なく特殊ハントを発生させる能力を持つ。
火消しによる特殊ハント
灯火、着火器具、キャンプファイヤーなどの火*1が 3回消されると、周囲に他の火や十字架がなければ 100%の確率で特殊ハントが発生する。
キャンドルの投げ捨てや燃え尽きによる消灯では特殊ハントは発生しない。
火と十字架の効果範囲
火と十字架の効果範囲が重なる場合、ハント時は火が優先されて消える。
Ver0.9.0.0のティア実装によって、十字架の効果範囲が火の効果範囲(4m)と同等もしくはより広くなる場合もある。ティア2以上の十字架を火と重ねて設置して、怨霊チェックを行う場合は注意が必要である。
火をつける干渉について
Ver0.12.0.1以降、マップに配置された点火できるものに火をつける干渉が実装されたが、怨霊は自発的に火をつけることができない*2。
火による攻撃性低下の検証
火で脅すと怨霊の攻撃性が低下することは長年立証できなかったが、短い間隔で火を消してつけなおすのを繰り返すと通常の火消し干渉を回避できるという仕様*3を利用して、4m圏内に火があると、怨霊のハント正気度が 40%まで下がることを実証できた。
ジャーナルには火のある場所から遠ざかろうとする傾向があるとあるが、ハント中もハント外も、火のある場所から逃げるようなことは特に見られず、火で怨霊の移動パターンが変わるようなことも確認できていない。
特殊能力・挙動
火との関係性
- 4m圏内に火がある場合、ハント正気度が通常時の 60%以下から 40%以下まで下がる
- ハントを試みた時に4m圏内に火がある場合、ハントを始めずに火を吹き消す
- 死亡プレイヤーが多いほど火を吹き消す確率が高くなる
特殊ハントシステム
火消し回数 | 3回で特殊ハント発生 |
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ハント防止 | 火や十字架が効果範囲内にある場合 |
判定タイミング | 待機状態で最大6秒のラグ |
- 火を 3回消すごとに正気度に関係なく特殊ハントを試みる
- 特殊ハントの判定時に灯火・着火器具・キャンプファイヤーの火または十字架が効果範囲内にある場合はハントを防ぐ
- 特殊ハントの判定時に、調査エリア内にプレイヤーがいない場合、ハント中の場合、浄化香の効果継続中の場合にハントが失敗する
- 特殊ハントの判定は待機状態(Idle State)で行われるため、最大6秒ほどラグが発生する場合がある
- 直前に超常現象や長距離徘徊など長尺の行動を取っていた場合や呪いのアイテムで何かの行動を強制された場合は、6秒以上遅延することもある
- また、特殊ハントの判定が行われる前に、呪いのアイテムの強制ハントで無理やり割り込んだ場合は、特殊ハントが保留され、ハントCTが終わった直後に実行される
- 非常にレアな状況だが、ハントのCT中や超常現象中などに3回目の火を消されて、特殊ハントの判定待ち中に4回目の火を消されても、火消しカウントは進まない
- あくまでも判定待ち中での話で、火で特殊ハントを防いだ場合の話ではない
戦術的判別法
火消しによる判別
火消しによる特殊ハントの発生確認が最も確実な判別方法である。
怨霊チェック
怨霊の判別は火消しによる特殊ハントの発生確認が主となる。
主な判別方法は以下の通り。
1. 火が3回消された時にハントが来るか確認
ゴーストルームで十字架の隣に火を灯した灯火を置き、火が 3回消された時に十字架が欠けるか特殊ハントが来れば怨霊。
火を消す時は効果音とEMFレベル2が発生する。
平均正気度が下がっていると通常ハントと混同しやすいので注意。
他に火がついていると特殊ハントが防がれるため、火の管理に注意。
3回目の火が消えた時に他に火がついていると、十字架が欠けず、火が消えて特殊ハントを防ぐので注意。特に急いで火をつけ直そうと着火器具の火をつけてしまうと、その火で特殊ハントを防いでしまうこともある。
Ver0.9.4.1以降、浄化香の効果中やハント中に3回目の火を消されると特殊ハントが失敗する。また、ハントのCT中に 3回目の火を消された場合は、特殊ハントが失敗せずに保留となり、25秒間のCTが終わった直後に特殊ハントが発生するので注意。
灯火を 3つ同時につけて確認する方法も有効だが、マルチプレイの場合は灯火 1つで怨霊チェックを行った方が確認しやすい(複数人が同時に火をつけたりする事があるため)。
2. 火がついている時に十字架が欠けるか確認
ティア1十字架を火と重ねて置くと、怨霊はハント時に必ず火を先に消す。ティア2以上は範囲が広いため複数の火が必要。
火がついているのに十字架が欠けた場合、怨霊を除外できる。
3. 同じ火を20秒以内に2回消されるか確認
通常のゴーストは同じ火を 20秒より短い間隔で連続で消すことはない。
火をつけ直してから 20秒以内にまた消された場合は、怨霊の特殊ハントを防いだ証拠となる。あくまで同じ火限定で、通常のゴーストでも複数の火を 20秒より短い間隔で連続で消すことがある。
20秒はとても短く、1個の火で怨霊のハントを防ぐのも危険なので、上の方法と併用した方が無難である。
有効なアイテム
火がつくオブジェクト(コンロ以外)に火を付けた状態だと十字架と同じ効果がある。
火を3回毎消されると正気度に関係なく特殊ハントが起こる可能性があるので注意。
★十字架
火と重ねて設置することで怨霊の判別に使用
ハント時の火優先消去の確認
火消し時のEMFレベル2反応の確認
特殊ハント発生の検出
危険性・注意事項
特殊ハントの脅威
火を 3回消すごとに正気度に関係なく特殊ハントを発生させるため、予期せぬハントの脅威が増加する。
火の管理ミス
火や十字架の効果範囲の重なり、火の管理ミスによる誤判定に注意が必要である。ガスコンロの火は怨霊の特殊ハントや正気度減少抑制効果がない。
死亡プレイヤーの影響
死亡プレイヤーが多いと火消し頻度が上がるため、終盤は特に注意が必要である。
安全な調査ガイドライン
基本対策戦略
怨霊対策の基本方針:
1. 火の管理: 火と十字架の設置位置を工夫し、特殊ハントの発生条件を正確に管理
2. 複数人協力: 複数人プレイ時は火の管理を徹底し、誤って火をつけ直さないようにする
3. EMF監視: EMFリーダーを灯火の隣に設置し、火消し時の反応を確認
証拠収集戦略
ハントが始まる可能性がある正気度
- 通常:平均 60%以下
- 火が 4m圏内にある場合:平均 40%以下
ナイトメア以上での特定
火消しによる判別
特徴的な火消しハントを利用した判別が有効である。火と十字架の効果範囲を意識し、複数回の検証を行うことで確度を高める。
特殊ハントの確認
火を 3回消した後の特殊ハント発生を確認することで、怨霊の判別が可能である。ただし、火の管理には細心の注意が必要である。
点火による除外
ゴーストが自発的に火を点けた場合、怨霊を候補から確実に除外できる。ただし、ゴーストが干渉できるのは元からマップに配置されている物のみで、持ち込んだ灯火への点火は発生しない。
判別の優先順位
1. 火消しによる特殊ハントの確認
2. 火と十字架の効果範囲確認
3. 証拠による確認
まとめ・評価
総合評価
怨霊は火を消すことで特殊ハントを発生させる唯一無二のゴーストである。火や十字架の管理、特殊ハントの仕様理解が特定の鍵となる。
危険度と対処の要点
- 危険度: 高(特殊ハントによる不意打ち)
- 判別難易度: 中(火消し挙動の観察が必須)
ジャーナル
共通証拠 ゴースト早見表
ゴースト | EMF | スピボ | ライティング | + |
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スピリット -Spirit- | ○ | ○ | ○ | |
レイス -Wraith- | ○ | ○ | × | DOTS |
ファントム -Phantom- | × | ○ | × | 紫外線 DOTS |
ポルターガイスト -Poltergeist- | × | ○ | ○ | 紫外線 |
バンシー -Banshee- | × | × | × | 紫外線 オーブ DOTS |
ジン -Jinn- | ○ | × | × | 紫外線 氷点下 |
メアー -Mare- | × | ○ | ○ | オーブ |
レヴナント -Revenant- | × | × | ○ | オーブ 氷点下 |
シェード -Shade- | ○ | × | ○ | 氷点下 |
デーモン -Demon- | × | × | ○ | 紫外線 氷点下 |
幽霊 -Yurei- | × | × | × | オーブ 氷点下 DOTS |
鬼 -Oni- | ○ | × | × | 氷点下 DOTS |
ハントゥ -Hantu- | × | × | × | 紫外線 オーブ 氷点下 |
妖怪 -Yokai- | × | ○ | × | オーブ DOTS |
御霊 -Goryo- | ○ | × | × | 紫外線 DOTS |
マイリング -Myling- | ○ | × | ○ | 紫外線 |
怨霊 -Onryo- | × | ○ | × | オーブ 氷点下 |
ツインズ -The Twins- | ○ | ○ | × | 氷点下 |
雷獣 -Raiju- | ○ | × | × | オーブ DOTS |
化け狐 -Obake- | ○ | × | × | 紫外線 オーブ |
ミミック -The Mimic- | × | ○ | × | 紫外線 氷点下 |
モーロイ -Moroi- | × | ○ | ○ | 氷点下 |
デオヘン -Deogen- | × | ○ | ○ | DOTS |
セーイ -Thaye- | × | × | ○ | オーブ DOTS |
ゴースト | EMF | スピボ | ライティング | + |
ゴースト関連リンク
脚注
- *1 ガスコンロの火は例外で、見た目だけのもので、一般の火としての効果は一切ない。点いている時に怨霊のハントを防ぐ効果も、正気度の減少を抑える効果もないし、消されて怨霊の特殊ハントが発生することもない。
- *2 開発チームのCJさんが配信で話した情報で、4時間以上の検証でも確認できている。ただし、バグなのか、ブードゥーで干渉を強制した場合は、怨霊でも火をつけることがある。
- *3 ゴーストはティア3灯火以外の火を、点火してから20秒以内に消せない模様。ライターの火を短い間隔でつけなおすことで、平均正気度 40.5%で10分以上ハントも火を消されることもない状態を維持できて、平均正気度を 40%に落とした途端、ライターの火を消され始めたことで実証できた。
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ななしの調査員
881カ月まえ ID:slptcjn6今回は小マップででした
怨霊チェックの場合は灯火の横に十字架を横に置き、自分も近くにいたほうが確実なんですね
理解できたと思います
ありがとうございました
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ななしの調査員
871カ月まえ ID:b79gh9oi怨霊は火を3回消すと100%の確率で特殊ハントを起こします。3回目の時にハントが発生しなかった場合は十字架か複数の火を同時につけていたため、特殊ハントを防いでしまったかハントの範囲外(つまり家の外)にいたという可能性が考えられます。6回目に家の外にいた場合は特殊ハントが失敗となり再び3回火を消す必要があります。もしサニーメドウズにいた場合は教会の蝋燭で回数がぶれていた可能性もあります。
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ななしの調査員
861カ月まえ ID:slptcjn6現在プロ難易度です
怨霊と灯火について教えて頂ければ幸いです
スピボ、オーブ、氷点下でミミックー怨霊判定で灯火を使ったのですが、
3回目は超常現象
6回目は何も起きなかった為ミミックかと思ったのですが怨霊でした
6回目が消されたとき家の外にいたのですが、このせいでしょうか
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ななしの調査員
851カ月まえ ID:t00s6v7m3回目消された後にハント判定が予定され、ハント判定はゴーストの待機状態でしか行われない認識となっております。通常6秒くらいのラグというのも、この待機状態に移行して判定が行われるまでの時間だとされています。もしハント判定よりも超常現象のほうが先に発生してしまった場合は、超常現象が終わって、待機状態に移行してからハント判定を行われます。
また、火消しはゴーストの状態とは関係なく、仕組みとしては火のほうが勝手に消えるようなものなので、3回目消されて偶然に超常現象のほうが先に行われることは可能で、実際に見たこともあります。
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ななしの調査員
841カ月まえ ID:jh7mrq3i3回目の火が消された直後に超常現象が起きるとどうなりますか?それとも怨霊は3回目を消した直後は超常現象を起こせないとかありますか?
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ななしの調査員
832カ月まえ ID:t00s6v7m脚注にもありましたが、正しいです。同じ火の記述は同じ原理で、連打せずに複数の火を使うことも想定した書き方です。ゴーストに同じ火を2連続消されることを見るので、ティア3灯火の例外(ティア3の灯火だけ、人為的に火消しタイマーをリセットできない)にも気にしなくていいです
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ななしの調査員
822カ月まえ ID:jh7mrq3i前見た情報だと、tear3の灯火以外は同じ火とか関係なく火をつけてから20秒以内にゴーストが火を消すことは出来ないから、20秒以内に付け直しを繰り返して消されたら怨霊確定ってあったけど正しいのか?
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ななしの調査員
812カ月まえ ID:sr0oxvwb灯火がハントを防いだ場合も火消カウントされるんですね・・・
なんかカウントがズレるな~ってずっと思ってたけどそこの仕様を勘違いしてたせいだった・・・
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ななしの調査員
803カ月まえ ID:t00s6v7m火消しの範囲はゴーストの種類関係なくすべて半径5mです。そして、火で怨霊のハントを防ぐ範囲は特殊ハントかどうか関係なく半径4mでティア2の十字架と同じです。
怨霊チェックの場合、要は十字架の範囲が火の範囲より少しでもはみ出てしまったら、十字架が先に使われてしまうこともありえるので、ティア2以上の十字架を囲むように複数の火を用意しないと確実ではなくなりますが、逆にいうと複数の灯火できちんとカバーできている場合は必ず火が優先されます。灯火を1個だけ十字架と重ね置きをする人もそこそこ見かけますが、実は確実ではなく、この仕様をもっと理解されている調査員は必ず複数の火を十字架の周りに置くようにしているのはそのためです。
置き方は単純に円が重なる様子を想像して、十字架を中心に置いて、少し離れた周りを同じ間隔で火で囲むようにすればいいと思います。なので、火が多ければ多いほど隙間を確実に無くせるって感じですね。
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ななしの調査員
793カ月まえ ID:h0rqnpwn怨霊の火消しの範囲である4mとは直径でしょうか?tier2の十字架の範囲が半径4mの直径で8mあると思います。十字架と灯火複数を同じ位置で重ねている高レベルプレイヤーをよく見かけますが、このやり方だと怨霊の特殊ハント時の火消しよりも十字架が優先されてしまうことが起こりえるのでしょうか?
火消しの回数を把握しきれなくなったときに十字架と灯火を置いて、十字架が先に燃えるかで判断すると思うのですが、灯火の置き方の正解がよくわかりません。
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