レイス -Wraith-

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「レイス -Wraith-」とは

ジャーナルでは極めて危険性が高いゴーストと記載されている上、常に浮遊している、壁を透過する能力を持つなどという仰々しい記載がされているため思わず身構えてしまいそうなゴーストです。

この点についてはフレーバーテキストも多く、ゲームシステム的なことでいえば、壁などを透過する能力を保有するという記載は、特殊能力のワープのことを指しているものと思われ、通常及びハント中の移動の際に壁を通り抜けてきたり、ドアやクロゼット、壁などを貫通してプレイヤーを認識することができたりする、という意味ではありません。

また、ほぼ常に浮遊しているという特徴についてもD.O.T.S.プロジェクターや超常現象、ハント時の移動で浮遊しているように見えるわけではなく、あくまで塩を踏まないという設定を指すものと思われます。したがって、他のゴーストと見た目や移動方法の違いということで判別はできません。

とはいえ、極めて危険性の高いゴーストという文言については大言壮語と言い切れるかは微妙なところです。その理由こそがレイスの持つ特殊能力、ワープです。

レイスは特殊能力を利用することで、調査員とぴったり重なるようにワープしていくことが可能です。

ワープしてきたからといって正気度を下げてくることはなく、暫く滞在して干渉を起こしたりすることもあれば、何もすることなくそのまま帰っていくこともあるため、ワープ能力そのものが脅威になることは実はあまりありません。

ワープしてきた際には、床にEMFレベル2を発生させるため、EMFリーダーを持った調査員の元にワープしてきた場合は、EMFの反応を取ることができます（なお、EMFレベル2の反応であるため、25%の確率でEMFレベル5となります）。

ゴーストルーム付近にワープしてきてくれた場合は良いのですが、ゴーストルームから遠く離れたところにいる調査員の元へワープしてきた場合は、EMFの反応が出てしまうことからゴーストルームが近くにあると錯覚してしまう可能性があります。

すぐにゴーストがゴーストルームに戻ってくれれば、すぐに温度も高くなり、他の反応が取れないため、むしろレイスを特定しやすくなりますが、その後しばらく周囲で干渉してから帰っていくと、勘違いが長時間にわたってしまう場合もあります。

そして、このワープが本当に危険なのは、正気度が下がってきたタイミングです。

通常のゴーストであればゴーストルームから遠く離れていればハントが起きたとしても対応がしやすいのに対し、レイスがワープしてきた直後にハントが起きると想定外の近距離でハントが発生し、そのまま為す術なく殺されてしまうという事故に繋がりかねません。

ワープしてきたタイミングはEMFリーダーかモーションセンサーがなければ基本的に分かりませんので、ゴーストがレイスである場合、ハント防止またはハントが起きた後のハント回避が難しいです。ハントを防止しようと浄化香を浴びせたつもりであったとしても、マルチプレイであれば浄化香を利用したタイミングで他の調査員の元にワープされて当たっていなかった、という事故が発生する可能性がありますし、十字架をゴーストルームに置いておいたとしても、ワープ直後にハントをされれば防ぎようがありません。シングルプレイであれば自分の足下に十字架を置いておくといったこともできますが、移動中にワープしてこられることもあることを考えると十字架で防ぐことが他のゴーストよりも難しいといえます。

なお、流石にハント中に特殊能力を使って調査員の近くにワープしてくることはありませんので、その点だけは安心出来ます。

また、レイスは絶対に塩を踏みません。そのため、ゴーストの位置を調べるために塩を踏んだり、ティア3の塩で移動を制御したりできません。

なお、塩を避けると表記されますが、塩のある場所を通過できない、という意味ではなく塩の上を通過したとしても塩を踏まないという意味です。

余談ですが、旧バージョンではレイスは塩を踏むものの足跡を残さないという性質でしたが、現在では塩そのものを踏まない性質に変更されています。Phasmophobiaの昔の動画でレイスの性質を知った場合は勘違いに注意が必要となります。

これらの厄介な特徴故に危険と判断されやすいレイスですが、判別そのものはやりやすいゴーストです。

ワープしてきた場合はワープしてきた地点にEMFレベル2又は5を残しますので、明らかに干渉できるものがなさそうな場所で、何か干渉が起きたわけでもないのにEMFの反応が出た場合はレイスのワープである可能性が高いです。

レイスのワープによるEMFの反応は足下に出てくるため、足下の反応が広い場合にはレイスの可能性が高くなります。EMFリーダーがティア3であればどこで反応が出ているか、しゃがむと距離が近づくか、等で簡単に判別ができます。

また、塩を踏まない特徴があるため、ゴーストルーム付近に塩を撒いたのに一向に塩を踏まない場合や、D.O.T.S.プロジェクターで映った影や超常現象やハント時のゴーストが塩の上を通過したのに塩の山が崩されない場合はレイスと判断できます。特にティア2以上の塩であれば通常通らなければ移動できない範囲に塩を撒くことで容易に判断できます。

ミミックとはスピリットボックスの証拠のみ共通ですが、他が全て異なっているため区別はしやすいといえます。

ミミックは一定時間でゴーストの特徴が入れ替わるため、あまりにも長期間にわたって塩を踏まない場合はミミックの可能性は低いといえるでしょう。

ただし、ミミックがレイスの真似をしている際は、レイス同様ワープからのハントを仕掛けてくる可能性が否定できませんので、注意が必要です。

特徴

• レイスは塩の山を踏み崩す事はありません。
• ランダムなプレイヤーの傍にワープし、EMFを反応させます。

特殊能力

ハント時以外でランダムなプレイヤーと重なるように正確にワープしてきます。その時にワープ先の床にEMF2または25％の確率でEMF5の反応があります。その後レイスは通常の行動に戻ります。

この能力はハント中に使う事はありません。

有効なアイテム

ハントが始まる可能性がある正気度

• 50％以下

ナイトメア以上での特定

レイスは塩の山を踏み崩さないため、塩の山が踏まれた場合はレイスが候補から消えます。

塩を撒きいつまでも塩が踏まれない場合はレイスの可能性が高いです。ただし、ゴーストルームが広い場合やすでに移動してしまった場合は、踏まれる確率が下がるため気をつけましょう。

現在のバージョンではハント中にもゴーストは塩を踏むため、廊下などに塩を配置した後にハントを起こし、ゴーストにその上を通るよう誘導させれば確実に特定できます。

もしそれ以前にEMFを装備時に干渉がないはずのところで反応があり、足元の反応が広かったらそのままレイスと特定するか、自信が無ければレイスの証拠や塩踏ませを優先で調査します。

共通証拠 ゴースト早見表

ジャーナル

参考動画

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