猿の手
『Phasmophobia(ファズモフォビア)』で調査する建物の中に配置されるアイテム「猿の手」についての詳細を掲載しています。
目次 (猿の手)
猿の手の基本情報
![]() | 探索 | 願い事をかなえる |
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価格 | 購入不可 |
干からびた猿の手。伸びた指の数だけ持ち主の願いを叶えると伝わる。呪いのアイテムの中でも特殊な効果を持ち、叶った願いには同時に災いが伴うという。
概要・基本メカニズム
猿の手は手にした状態で願い事を口にすることで、代償と引き換えに願い事を叶えてくれる呪いのアイテムである。
特徴・リスク
願い事の効果は極めて強力だが、全ての願い事が対応する代償を持っており、強い効果に見合った重大なデメリットも必ず受けてしまうハイリスク・ハイリターンな上級者向けアイテムである。
他の呪いのアイテムのような単純な正気度減少とは異なり、中には調査中永続するデメリットもあり、一時の恩恵のために取り返しが付かない不利益を被り、調査遂行を逆に困難にしてしまうことも十分ある。
使用回数システム
1度の調査で願い事ができる回数は難易度によって決まる:
難易度(報酬倍率) | 使用可能回数 |
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アマチュア(0倍~1.9倍) | 5回 |
セミプロ(2倍~2.9倍) | 4回 |
プロ以上(3倍以上) | 3回 |
使用回数は猿の手の伸びている指の本数で判断可能。願い事が叶う度に指が1本ずつ折れ曲がり、全ての指が折れ曲がると使用不可となる。
使用制限
使用方法・操作手順
- 猿の手を手に持った状態でマイクに向かってキーワードを発言
- ボイス入力モードの設定によってはVキーを押す必要あり
- 音声認識をTextにしている場合は右クリックで表示される一覧から選択
- メキメキと音がして指が曲がれば成功、指を伸ばしただけの場合は認識失敗または使用条件未達
効果(要検証)
キーワード | 効果 |
ゴーストが見たい | 正の効果: 魔法陣使用時のように目の前にゴーストが姿を現す。 (アップデートによりゴーストの現在位置で発生するようになりました) 負の効果: 視界が暗くなり、5秒後に呪いのハントが開始する。 |
怪奇現象が見たい | 正の効果: ゴーストの一般干渉、徘徊、特殊能力の確率が2分間2倍になる。 負の効果: ブレーカーが故障し、玄関が閉じて効果が切れるまで開かなくなる。 |
閉じ込めたい | 正の効果: ゴーストをゴーストルームにテレポートさせ1分間ゴーストルームドアをロックする。 部屋に閉じ込められている間は、ゴーストはハント、徘徊、特殊能力を実行したりできません。 負の効果: プレイヤーのいる部屋のドアも閉じて効果が切れるまで開かなくなる。その後は通常のハントが開始する。 25%の確率でドアのロック解除がハント猶予終了後に先延ばし。 |
正気に戻りたい | 正の効果: 全てのプレイヤーの正気度を50%まで回復させる。 負の効果: ゴーストルームがランダムに変更される。暗闇での正気度の減少量が現在の数値の50%増える。正気度が50%を超えていたら50%まで下がる。 |
身を守りたい | 正の効果: 近くにある塞がれた隠れ場所が開放される。 負の効果: 部屋の電球が割れ、ハント時に電子機器や声で居場所を知られる距離に制限がなくなる。 |
帰りたい | 正の効果: ハント中に使うと玄関のドアを開けられるようになる。 負の効果: 一瞬移動を停止し、5秒間かけてゆっくりと移動速度を戻し、その間、視界を狭める。 |
生き返りたい | 正の効果: 死亡したプレイヤーを生き返らせる。 負の効果: 50%の確率で使用者が死亡する。 |
知識が欲しい | 正の効果: ジャーナルで証拠がひとつ塗りつぶされて除外される。 負の効果: プレイヤーの近くで呪いのハントが開始する。 視界が暗くなり音もほとんど聞こえなくなる(死ぬまで永続)。 |
(天候) 右欄参照 | キーワード: 晴れになって、雨になって、霧になって、夜明けになって、雪が降ってほしい 正の効果: 天候を即座に変更する。 負の効果: 正気度を25%消費する。(足りないときは使うことができない) |
何か起きて | ランダムに効果が発生する。 (音声認識でのみ使用可能) |
個別願い事詳細解説
ゴーストが見たい
正の効果:ゴーストが現在地で5秒間実体化
負の効果:玄関即座に施錠、5秒後に視界暗転+呪いのハント発生
魔法陣と似た効果だが、視界が完全に暗転し、懐中電灯や照明では緩和不可能。部屋の電気が点いていても目の前のゴーストすら見えないレベルのため、マップ構造を完全に記憶し、逃走ルートを事前に計画することが必須。
視界暗転はハント終了まで継続。利用前に懐中電灯を消しておくことを推奨。
怪奇現象が見たい
正の効果:2分間ゴーストの一般干渉・徘徊・特殊能力確率が2倍
負の効果:ブレーカー永久故障+2分間玄関封鎖
最も危険な願い事の一つ。ブレーカーが永続的に使用不可となり、以後の調査で照明が一切使えなくなる。現在の照明仕様(主照明で正気度減少防止)を考えると、調査難易度が格段に上昇。
特にジンの特殊能力も発動しなくなるため、ゴースト特定が極めて困難になる。序盤での使用は絶対に避けるべき。
閉じ込めたい
正の効果:ゴーストをゴーストルームにワープ+1分間封じ込め(ハント・徘徊・特殊能力停止)
負の効果:使用者の部屋も1分間封鎖+1分後通常ハント発生(25%確率で解除延長)
タロットカードのTHE HERMITに類似するが、ゴーストルームの扉も施錠されるため調査員も出入り不可。使用者は基本的に1分後のハント発生まで部屋から逃げられないため、事前の逃走計画が必須。
正気に戻りたい
正の効果:全調査員の正気度を50%に調整(50%超の場合は減少)
負の効果:ゴーストルームランダム変更+暗所正気度減少1.5倍(永続)
名前に反して必ずしも回復効果ではない。50%超の正気度の場合は逆に減少。ゴーストルーム変更により証拠収集がリセットされる可能性があり、本末転倒となりやすい。
ナイトメア難易度では正気度特定とハントライン調整に有効だが、永続デメリットを考慮すると使用は慎重に。
身を守りたい
正の効果:近くの塞がれた隠れ場所を1箇所解放
負の効果:使用部屋の照明永久破壊+ハント時電子機器・声感知距離無制限(永続)
極めて危険な永続デメリット。ハント中にいかなる距離でも電子機器使用や発声でゴーストに感知される。妖怪の弱点も上書きされ、特定が困難になる。
逆に考えればゴースト誘導に利用可能だが、上級者向けの高度なテクニック。
帰りたい
正の効果:ハント中の玄関ドアロック解除可能
負の効果:一瞬移動停止+5秒間移動速度低下+視界暗転
ハント中建物脱出の唯一の手段という革新的効果。ただし5秒間は動けないため、ゴースト至近での使用は即死につながる。比較的安全な場所での使用が前提。
ハント時に猿の手を所持している必要があるため、計画的な使用が必要。
生き返らせたい
正の効果:死亡調査員復活(複数名の場合は左上から順番)
負の効果:50%確率で使用者即死
タロットカードのTHE HIGH PRIESTESSと異なり確実に使用可能だが、1/2の確率で使用者が犠牲になる。正の効果は確実に発生するため、ベテラン調査員復活のための代替手段として有効。
猿の手唯一の「負の効果が発生しない可能性がある」願い事。
知識が欲しい
正の効果:ゴーストが持たない証拠を1つランダム除外してジャーナル表示
負の効果:視界・聴覚の永久封印+呪いのハント発生
最も過酷な負の効果を持つ願い事。視界完全遮断に加えて聴覚もほぼ封印され、これらは死亡まで永続。調査継続はほぼ不可能となる。
除外される証拠は完全ランダムのため、既に判明済みの証拠が除外される可能性もあり、膨大なデメリットのみを受ける場合もある。完全に行き詰まった際の最後の手段。
天候変更系(5種)
キーワード:晴れになってほしい / 雨になってほしい / 霧になってほしい / 夜明けになってほしい / 雪が降ってほしい
正の効果:指定天候への即座変更
負の効果:正気度25%減少
猿の手で唯一の「正気度減少のみ」のデメリット。他の願い事と比較して極めて安全。キャンプ場での悪天候や夜明け前の温度調査などで積極的に活用可能。
何か起きて
音声認識でのみ利用可能。上記いずれかの効果がランダムで発生し、対応する負の効果も必ず発生。実用性はなく、冗談でも使用すべきではない。
戦術的活用法
ハイリスク・ハイリターン戦略
猿の手は効果が強力だが代償も重大なため、以下の場面での使用を推奨:
建物外での代償軽減テクニック
入口付近で外に出ながら使用することで、一部の負の効果を緩和可能:
- 対象効果:ハント系、部屋封鎖系
- 注意点:永続デメリット(視界・聴覚封印など)は軽減不可
安全な使用ガイドライン
推奨使用順序
絶対避けるべき願い事
初心者・中級者は以下の願い事を避けることを強く推奨:
- 怪奇現象が見たい:ブレーカー永久故障
- 身を守りたい:感知距離無制限
- 知識が欲しい:視界・聴覚永久封印
- 生き返らせたい:50%即死
事前準備・心構え
- マップ構造の完全記憶:視界封印に備える
- 逃走ルートの事前計画:ハント発生前提で準備
- 代償の完全理解:永続デメリットの影響を把握
- チーム合意:マルチプレイでは事前相談必須
注意事項・制限
使用制限
- 同じ願い事は調査中1回限り
- 天候系は1種類使用で全て使用不可
- 音声認識精度の問題で意図しない発動の可能性
永続デメリットの深刻性
一部の負の効果は調査中永続し、取り返しがつかない:
- ブレーカー故障:照明完全使用不可
- 視界・聴覚封印:調査継続ほぼ不可能
- 感知距離無制限:ハント回避難易度激増
音声認識対策
音声認識精度の問題により、意図しない発動や間違った願い事の発動リスクあり。音声認識モードは極力Textに設定することを推奨。
まとめ・評価
猿の手は全呪いのアイテム中最も強力な効果を持つ反面、最も重大なリスクを伴う上級者専用アイテムである。一部の願い事は調査を根本的に困難にする永続デメリットを持つため、効果と代償を完全に理解した上での慎重な使用が必須。
初心者は天候変更系のみの使用を推奨し、他の願い事は十分な経験を積んでから検討すべきである。特に永続デメリットを持つ願い事は、一度使用すると取り返しがつかないため、真に必要な場面でのみ使用することが重要である。
アイテム関連リンク
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ななしの調査員
1329日まえ ID:jh7mrq3i今ゴーストが見たいって願い事使えないバグある?
扉だけしまって超常現象も来ないしハントも来ないし十字架も燃えないし視界も一瞬だけ暗くなって元に戻るし
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ななしの調査員
1211カ月まえ ID:o9vqjc2l視界の暗さはプロジェクターを事前に置くことによって多少は逃げやすくなる?
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ななしの調査員
111年まえ ID:k3q0rrrf「ゴーストを見たい」について
ポイントホープのアプデ後は、Tier3十字架でハントを防ぐと視界の一部が黒塗りになるマイナス効果が永続又は相当長時間続くようです(アプデ前はゴースト可視化時に黒塗りが発生し、十字架で防いだ場合にはその後徐々に視界が回復していました)
仕様変更かなと思いましたが、「晴れになってほしい」など天候変更の願いを使用すると即座に視界が完全に回復したのでバグかもしれません
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ななしの調査員
101年まえ ID:m3z5shzl最近、「知識がほしい」が反応しなくて「証拠がほしい(得たい?)」で反応しました。チラ裏程度にご検証ください。
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ななしの調査員
92年まえ ID:q1mgh77r「知識が欲しい」で画面が暗くなる効果をGeForceの画面フィルターとモニターの設定で何とかできないかと思ったけど流石に無理だった。
「暗くなる」というより、画面全体が黒で塗りつぶされている感じっぽい
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ななしの調査員
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ななしの調査員
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ななしの調査員
62年まえ ID:logbjmx7願い事の内容はサニーメドウにあるお札を拾うことでジャーナルに記録されていくようです(記録されない状態でも願いは使用可能です)
「何か起きて」と天候に関してはお札はありますが記録されない様です
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ななしの調査員
52年まえ ID:j5pbljah「仲間を生き返らせたい」の願いで失敗したにも関わらず使用者が死なずに普通のハントが始まりました。どういうことでしょう
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ななしの調査員
42年まえ ID:tj9uwoz2閉じ込めて→恐らくゴーストを拘束
教えて→1つ証拠がわかる
この2つのキーワードを喋ると反応しました
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