デオヘン -Deogen-

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「デオヘン -Deogen-」とは

デオヘンは生命反応を探知する能力を持つゴーストです。

ジャーナルの特徴に記載がある通り、デオヘンはハント時に調査員がどこに隠れていようとその反応を探知します。

そのため、ゴーストがデオヘンの場合、ハント中全ての調査員は、浄化香の煙を浴びせた時を除き、常に探知された状態となり、クローゼットなどに隠れたり、障害物で視線を外したりする行為は一切意味をなさないことになります。

一方で弱点記載のとおり、ハント時に調査員に接近するとこちらの歩行速度よりも遅くなるほどに移動速度が低下しますので、単純に歩いているだけで追い詰められない限り逃げ切る事が可能となります。

この特徴から、ハント時の対策としてデオヘン以外のゴーストで有効とされる「ゴーストからなるべく離れた場所で隠れる」という戦略は一切通用せず、逆にデオヘン以外のゴーストでは避けるべきとされる「単純な追いかけっこで逃げ切る」ということが最適解となる唯一のゴーストとなっています。

また、デオヘンはD.O.T.S.プロジェクターに影が映る可能性とゴーストライティングノートに干渉を行う確率が高く設定されているため証拠が発見しやすいです。Ver0.9.0.0の仕様変更とともに、確率上昇が無くなりました。

なお、デオヘンはスピリットボックス利用時にプレイヤーがゴーストの周囲1m以内（実測0.5ｍ、壁の角など利用しなかった場合はゴーストのキル距離よりも短い）にいる場合33%の確率で荒い呼吸音（ゼーハーみたいな音）の特殊な応答を返します。この応答が得られた場合、デオヘンに化けているミミックでない限りデオヘンであることが確定します。

デオヘンはゴーストの証拠が1、2個の場合スピリットボックスの証拠を隠すことができません。

ハントの仕様

通常のゴーストのハント仕様はハントについてを参照のこと。

デオヘンがハントに突入すると、デオヘンは建物内の全ての障害物を無視し、調査員を探知します。その上で、直線距離で最も最短にいる調査員をターゲットとし、その調査員の元へ移動します。

原則として、道中においてもターゲットとしていた調査員を追いかけるため、道中で別の調査員の方が近い状況になったとしても必ずしもターゲットが移るわけではありませんが、バンシーと異なり、ターゲット以外にキル判定が発生するため、迂闊に近づくのは危険です。

デオヘンはハント中は常に調査員の位置を認識しますので、移動したとしても最短経路をとるように追いかけてきます。

デオヘンは常に特徴によって速度を制御されているため、視認加速は存在しませんが、調査員から6m以上離れている場合の移動速度は3m/sであり、これは調査員のダッシュ速度に匹敵しますのでかなりの高速で距離を詰めてきます。

一方で、調査員から2.5mの距離まで接近すると0.4m/sまで急激に減速します。この速度は調査員の歩行速度である1.6m/sよりも遙かに遅く、ダッシュどころか歩くだけでデオヘンの速度を上回りますので、行き止まりに追い詰められてしまうことがなければただ歩くだけで逃げ切ることが可能です（距離が開くと加速しますが、いずれにせよ調査員に近づけばまた遅くなります）。

デオヘンは常に調査員を探知している状態であるため、クローゼットなどに隠れていたとしても、そのままキルされてしまいます（性質上、デオヘンはクローゼット内に調査員がいることが分かっており、懐中電灯つけっぱなしの時と同じ状態で、扉が閉まったままキルされることもあります）。近距離に近づくまでの移動速度が非常に早いため、ゴーストルームの遠方に隠れていたとしても、大抵の場合ハント時間を凌ぐことはできません。

そのため、デオヘンのハントを回避するためには、接近した際に移動速度が歩行速度を下回る速度になることを活かし、ハント終了までデオヘンの追跡から逃げ回ることが最適解となります。

つまり、デオヘンのハントにおいては通常のハント時のように「視線が通りにくい閉じた空間」ではなく「視線が通りやすい（＝動きを阻害しない）開けた空間」に移動し、そこでデオヘンに至近距離まで接近されないように逃げ回ることが求められます。

アイランドキッチンや車など障害物があり、周囲が移動可能なオブジェクトがあればある程度の速度でそこを回るだけで簡単に回避出来ます。そういった周囲を移動可能なオブジェクトがない場所であっても大きめの部屋であれば大回りに回ればやり過ごすことが可能です（この場合、距離を開けすぎると最短経路を取ってくるため、内周を通られてしまうので注意しましょう）。

どうしてもそういった場所が見つけられない場合はなるべく行き止まりに追い詰められないよう長距離を移動できるルートで逃げましょう。長い廊下や、家の奥まったところなど道程が長ければハントを生き延びられる可能性が高まります。

ゴーストと近距離で追いかけっこすることになるため、つい移動速度を上げてしまいがちですが、距離を開けすぎると加速され距離を詰められるため、長時間逃げる場合は加速させないよう一定の距離をキープすることが大切です。

特に、廊下などを逃げる場合は、前を向いて逃げるケースが多いと思われますが、デオヘン相手だとダッシュは不要なので絶対にダッシュは使わず少し歩いて一瞬止まって、といった具合に距離を離しすぎないよう意識して逃げましょう。

なお、常に探知されている都合上、電子機器の電源を切る必要もありませんので、特に暗所を逃げることになった場合は必ず光源を確保しましょう。

普通に歩いていれば逃げられますので、むしろ、扉の横の壁に引っかかったり、ゴミ箱やソファなどのやや低めの障害物にぶつかったりして殺されてしまうという事故が脅威となります。

ちなみにあまりにも接近時の速度が遅いため、カスタム難易度で移動速度50%、ゴーストの移動速度150%にしたとしても歩いて逃げられます（この場合調査員の歩行速度0.8m/sで、デオヘンの接近時の移動速度0.6m/sとなります）。アポカリプス・チャレンジで15倍の高難易度プレイをする際はデオヘンだと楽になります。

その他、デオヘンであると分かっていればハント時の回避が非常に楽なので、普段ハントを回避するプレイを行っている場合に「ハント回避」や「ハント中に浄化香の煙を浴びせる」のサブミッションを行うのに打ってつけです。

かつては「ゴーストの写真を撮影」についてもデオヘンのハント中に撮影すれば楽でしたが、現在はD.O.T.S.プロジェクターに映る影でも達成できますので、D.O.T.S.プロジェクターに映るデオヘンであればハントを待たずに撮影することも余裕です。

魔法陣をショーウィンドウに飾りたいけどハントで死にたくないというプレイヤーについてもデオヘンであれば余裕を持って達成できますので運良く魔法陣とデオヘンが重なった場合は挑戦してみてもいいでしょう。

もっとも、デオヘンが脅威となるのは、ゴーストがデオヘンであるか分からない場合であり、デオヘンに殺されるとすると、通常のゴーストのように隠れていたら見つかって殺されるというケースが非常に多いといえます。

そのため、デオヘン（及びデオヘンの真似をしたミミック）が候補にいる場合は、デオヘンだった場合を想定し、ハント中の足音や、明らかに一直線にこちらに向かってきているというようなケースでどれだけ素早くデオヘンであると見極められるかがハント回避の成否を握っています。

浄化香がない場合だと隠れている場所の近くまで来ている状態ではもはや手遅れとなりますのでデオヘンが想定される場合はどのように逃げるかも想定した隠れ方を考えることが重要となります。

なお、クローゼットなどの仕様上、中で連続で探知されると貫通キルが発生するため、クローゼットなどの扉に近すぎるとクローゼットを開けずに殺されてしまう事も有り得ますので、あまりクローゼットに近づきすぎないように注意しましょう。

以上によって、デオヘンのハント仕様が通常のゴーストと大きく異なるため、初心者を混乱させないように、デオヘンはプレステージ０レベル３０で解禁されると、唯一解禁条件がついたゴーストとなっています。

ハントが始まる可能性がある正気度

• 40％以下

特徴

• デオヘンには特有のスピリットボックスサウンドがあります、ゴーストから1m以内に居る場合のみ33%の確率で返事が返って来ます。
• デオヘンのハント時の速度はゴーストとプレイヤー間の経路距離であり直線距離ではありません、また視認とは一切関係が無く距離で加速します。(開発者の発言から判明しています）
• ハント中かつプレイヤーから6m以上離れて居る場合は3m/sの高速で接近してきます。プレイヤーから2.5mの距離まで近づくと0.4m/sと遅くなります。
• デオヘンがプレイヤーに近づくと移動速度が非常に遅くなる事から、行き止まりに追い詰められなければ走らずとも逃げることが可能です。キッチンのアイランドテーブルや車を周回したり、床の広い部屋で大きく旋回して避けると追いつかれません。
• ハント中、デオヘンは全てのプレイヤーに対して常に探知している扱いになっています。それぞれのプレイヤーとの直線距離で一番近い人をターゲットします。このターゲットシステムは恐らく階層は関係が無くゴーストと同じ階層に居ても直線距離で一番近い別の階層の人に向かっていくことが確認されています。
• ターゲットではないプレイヤーがハント時にデオヘンと接触すると、バンシーの場合とは違って死亡します。ターゲットに向かって高速で移動するデオヘンに接触しないよう注意が必要です。またターゲットがすぐ近くのプレイヤーに切替わる場合もありますので、不用意に近づかないようにしましょう。
• 常に探知している関係上、プレイヤーをキルする条件(探知しており、至近距離にいる)の片方が浄化香の煙を浴びせたとき以外は常に満たされていることになります。薄い壁などを貫通して殺される可能性があるため、注意が必要です。

特殊能力

デオヘンから1m以内に居る場合にスピリットボックスの返事が33％の確率で特殊な返事に変わります。

ナイトメア以上での特定

ゴーストルームが狭い部屋の場合は、デオヘン特有のスピリットボックスサウンドを狙ってみるのもありかもしれません。特に実体化するゴーストイベントがあった場合は、ゴーストと重なるくらい確実に距離を詰めるチャンスなので、部屋の電気も消されて、スピリットボックスで試すのにちょうどいいです。

ハント時は3m/sの速度で最短経路を通ってこちらに向かってくるため、あまりにも速い足音が聞こえた場合にはデオヘンを疑い、逃げる準備をしておきましょう。

ハント時の特徴が非常に分かりやすいため、ハントを起こせば簡単に特定できます。

有効なアイテム

共通証拠 ゴースト早見表

ジャーナル

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