【ポケモンSV】キノガッサの育成論と対策【スカーレットバイオレット】

キノガッサの基本情報と種族値

キノガッサ		種族値
		HP		60	攻撃	130
		防御		80	特攻	60
		特防		60	素早	70
くさ	かくとう	合計種族値			460
特性
ほうし		直接攻撃を受けた時、相手を10％の確率で「どく」「まひ」「ねむり」のいずれかの状態にする。
ポイズンヒール		どく/もうどく状態の時、毎ターンHPは減らずに最大HPの1/8回復する。
テクニシャン （隠れ特性）		威力が60以下の場合技の威力が1.5倍になる。威力が変わる技を受けても効果は発生する。

タイプ相性

キノガッサの特徴

キノコのほうしによる対面性能

ごく少数のポケモンが習得できる「キノコのほうし」を使えるというのがキノガッサの大きな強みです。

あくびや催眠術は眠りの発生にラグがあったり、命中が不安定なのに対し、キノコのほうしは命中100で相手を即眠らせることができるバグ性能の技になっています。

A130+テクニシャンによる火力

全体種族値は高い方ではないですが、A130に加えて、威力60以下の技の威力が1.5倍になる特性「テクニシャン」を持っていることから、火力が非常に高いです。

威力60以下の技は、火力を犠牲に何らかの付属効果がある物が多いため、付属効果の恩恵を受けながらも高火力で扱うことができます。

キノガッサ(テクニシャン型)の育成論

きあいのタスキの行動保証+キノコのほうしで眠り、マッパの先制、種マシンガンのタスキ貫通などで相手を倒す、全ポケモン中でも屈指の対面性能を誇る型です。

今作から習得した「じならし」がサブウェポンとして特に強力で、Sダウンから行動順逆転を狙ったり、サーフゴーやキョジオーンに対して圧をかけられます。

おすすめのテラスタイプ

その他の持ち物候補

耐久面からも基本的にはきあいのタスキ優先です。

他にタスキ持たせたいポケモンがいる場合や、相手のダメージ計算を狂わせる目的で上記が候補になります。

その他の技候補

一緒に採用したいポケモン

相性のいいポケモン
ドラパルト	ミミッキュ	水ロトム

キノガッサは対面性能の高さから、対面構築での採用が主に検討されるため、他にも単体で性能が高いポケモンと合わせて一緒に使われる事が多いです。

中でもミミッキュはテンプレの対面性能重視の他にも呪い型でキノガッサが苦手な物理受け処理も可能です。

他にもタイプ補完として優秀かつ、特殊アタッカーで物理受けに圧をかけられる水ロトムなども高相性です。

キノガッサの対策

キノコのほうしを無効化できるポケモンで対策

対策ポケモン
風船サーフゴー	モロバレル

キノコの胞子を無効化できるポケモンで対応するのが1つの対策手段です。サーフゴーはタイプ相性的にも一見完璧に対応できそうですが、じならしが怖いのでキノガッサを重く見るなら風船を持たせるのがおすすめです。

きのみで眠りを回復する

ラムのみやカゴのみを持たせることで、キノコのほうしを逆に起点にすることもできます。

ラムのみに関しては他の状態異常対策にもなるため、キノガッサが多い環境であれば、ラム持ちのポケモンを1体は編成に組み込むのが良いかもしれません。

ステロや砂ダメなどでタスキを潰す

カバルドンのすなおこしやステロなど、技以外でダメージを与えられればタスキを潰してワンパンできます。

他にもとんぼ返りなどの交代技でタスキをつぶしつつ、対策ポケモンへの交代なども有効的です。

連続攻撃系でワンパンする

ドラパルトのドラゴンアローなど、連続攻撃系の技であればタスキを貫通してワンパンすることができます。

キノガッサは1つの型がずば抜けて強い代わりに型が透けているので、持ち物や技が固定されていることから、事前に対策自体はしやすくなっています。