Bottomless Pit_9

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各話セリフ/意訳

▼ セリフ訳 下書き. 不明な一人称は暫定.

Part.9

（ 銃は持ってないのか？ 銃声が聞こえたから他に仲間がいるってことか。 ）

（ 早くここから脱け出さないと... ）

スッ

ダンッ　　ダンッ

　　　　　サッ

　　　　　　　ダンッ

「チッ。」

シャッ

バ キッ

スッ

シュッ　　　　シュ

　　　　　　　　　シュッ

　　シュッ

「かなりの腕をお持ちですね。」

「結構なことです。幼く見えるのに。」

　　　　　スッ

　　　　　　　　　　スッ

　スッ

「 ･･･ 」

シャッ

「投げたって無駄...」

ドスッ

パッ

ダッ

「ヘジンさん！？」

「ちぇっ...」

カチッ　　　カチッ

「･･･」

　「あら...」

逃げちゃいましたね...

くるっ

「まあ。他の人たちが何とかしてくれるでしょう。」

「それじゃ君はどうしましょうか？」

ごくっ...

ダダーッ

「手を離して！ 私は戻ります！」

ダーッ

「相手は明らかにひとりではありません。他の仲間が来る前にあの場を離れる必要があります。」

「みんながまだ中にいるじゃないですか！」

ダッ

「お二人は自分の身くらい自分で何とかできる方たちです。」

「一度にまとまって逃げるより、個々にでも早く逃げることが大事なのです。」

「でも、あの時だって一人で大丈夫だって言ってたのにあんなことになったんですよ！」

「私･･･ 私はもう逃げないことに決めました！」

「私も戦います！」

バッ

ピタッ

「そこの二人･･･ そんなに急いでどこ行こうってんだ。」

「せっかくお客さんが訪ねてきてんのに、そうやって逃げちゃよくないなあ。」

ガキンッ

「うぐ...」

バキッ

サッ

ドスッ　　　ガッ　　　ドスッ　

　　　　バキッ　　バッ　

「うわあああーーー！！」

ガッ　

「あー･･･」

バシッ　

バ　ッ　

ザッ　

ガシッ　

ズザザッ　

「えっ...」

バ　ンッ　

「くっ...」

　　　　　　　じん

じん

「逃がしませんよ～」

（ 銃を撃つ間も、逃げる隙もくれないのかよ！ ）

（ ジェニーはまだ起きてないのか？ この騒ぎだってのに... ）

「あなたはさっきの女の子より弱いんですね。」

「 ･･･ 」　　ムカッ

むくっ

「ちょっと待った！ お前... 島から生きて出たくないか？」

「...？」

急に 「なぜです？」

「島を出るのが目的なら俺たちが戦う理由はないんだ！」

「一週間くらいしたら研究員たちがこの島にやってくる。」

「力を合わせてそいつらをなんとかすればここから脱出できる！」

「もうこれ以上、人を殺さなくていいんだよ！」

「んー･･･ でも、そうして出たところで何になるんです？」

「私はね... この島に来たことをチャンスだと思ってるんですよ？」

「この研究が終わったら支払われる約束のお金。私にはそのお金が必要なので。」

「多分そう思ってる人は、私だけじゃないのでは？」

はぁ

「そうかよ･･･ それじゃ、」

ガ　ンッ　

「仕方ないな！」

「残念だけど、俺たちが協力し合うことはできないようだね。」

ドサッ

「そんな考えもなかったくせして...」

「早く荷物をまとめるわよ。奴らがまだ来るかもしれないわ。」

「ヘジンとウィクラインは？」

「ウィクライン様。私があの巨漢と戦いますので隙ができたらすぐに逃げてください。」

「逃げるわけにはいきません。」

「逃げることは卑怯ではありません。」

「戦うことも、逃げることも、自分の身を守る方法のひとつに過ぎません。」

「私も状況を見て逃げるつもりでいます。」

「ただ、ウィクライン様にまで気を配る余裕は無さそうですから先に逃げておいて欲しいのです。」

「ウィクライン様が近くにいない方が、」

　　　　　　　　　　「私は戦うのも逃げるのも楽ですから。」

「･･･わかりました。」

「何をごちゃごちゃ喋ってんだ...」

バシッ

「 !! 」

ダダッ

「こっちがおとなしくしてりゃあ...！」 くっ

ヒュッ

「 !! 」

「はっ」

「はっ」

ふっ

「 !! 」

ドンッ

「っ！」

ドサッ

「久しぶりだな？」

「 ？ 」

「俺のこと覚えてるか？」

to be continued...

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