Bottomless Pit_12
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各話セリフ/意訳
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▼ セリフ訳 下書き. 不明な一人称は暫定.
Part.12
タターッ
タッ
「ひっ!」
ヒェッ
「逃げ出せたのですね!」
ほっ
「あー、びっくりした...」
「当たり前だろ! できないと思いながら逃げてたのか?」
「はい...実はちょっとだけ...」
「こないだからしきりにお荷物扱いするけどさ、俺はやる時はやる男だぜ?」
・・・
「実際は、ジェニーが合図をくれたんだよ。」 窓から。
「おかげで敵の注意を引いて、奇襲を掛けることができた。」
「ウィクラインは? いっしょに逃げたわよね?」
「私が戦っている間に別の路地へ逃げて頂きましたが、その後は・・・」
「ひとまず探そうぜ。そう遠くまで行ってないだろうし。俺は建物の中を見てみる。」
「それでは私はジェニーさんと路地の方を探してみます。」
キィ...
カッ カッ
「ちょっと。何してんの?」
みずぼらしく。
「無事なら私たちを探すべきでしょ。」
「今、ウェンとヘジンと、皆してあんたを探してたのよ。」
「...ねぇ、あれ。あんたがやったの?」
「はい。私が殺しました。この男性も、あの怪物も、」
「私たちが初めて会ったときに死んでいたフィオラという女性の方も、私が殺したのでしょう。」
「───・・・」
「あんた...」
「記憶が戻りました。」
「記憶が...」
「畜生。どこに逃げやがった。」
ザクッ ザクッ
「あと一歩だったってのに...」 *1
「あんなガキ一匹もまともに殺れないことがバレたら、どんだけ馬鹿にされるか!」 *2
ザクッ
「早く見つけ出してギッタギタに・・・!」 *3
スッ
「おい。」
( なんて目つきしてやがる... ) *4
「なん...だよ? どこかの同盟のもんか?」
「でなきゃひとりか?」
「ちょうど俺も仲間が欲しかったんだよ」
「罪人は地獄に。」
スッ
「へ?」
ジャキッ
「お、おい!ちょっと待て...!」
バンッ
「な~んだ。記憶が戻ったなんて言うから期待したのに」
「フレッドだか何だかって人を思い出しただけなの?」
「誰も手伝ってくれないんだ?」
「私にとっては大切な人なんです!」
「くれないならいいや...」
「どうして研究所にいたかとかそういうのは思い出せない?」
ガタン
「はい、そういった部分は私にもよく...」
「皆さんと同じく、何かおかしいと感じて研究所に向かったんじゃないでしょうか?」
「少しですが、私にも島で過ごした記憶があることからすると...」
「 ・・・ 」
( それは無いだろうな。 )
( 俺たちが研究所に向かう前の晩は雨が降っていた。 )
( ちょっと歩けば地面に足跡が残るくらいに。 )
( 初めて研究所へ向かったときに誰かが来た痕跡は無かった。 )
( ウィクラインは ” 初めから ” そこにいた可能性が高い。 )
( だとしたら、ウィクラインの正体は何だ? 研究員? )
( でも、研究員らしきヤツらの手首に俺たちと同じ腕輪は無かったし... )
( なら実験体? 研究員を皆殺しにしたのがウィクラインなのか? )
( ...初めはそんなわけないと思ったけど... )
「ちょっと、ウェン! もう椅子を積むのはいいわ。城ができちゃう。」
話し合ってるでしょ!
「積んでおいた方がいいだろ。もしかしたらさ? また怪物が飛び出してくるかも。」
ドカッ
「どんな怪物がドアを開けて入ってくるのよ?」
「 ・・・ 」
( ひとまず俺たちを攻撃する気は無さそうだし、敵に回すよりそばに置いておく方が安全かな。 )
「 ? 」
ニ コッ
( 今後、もっと記憶が戻ったら情報が得られるかもしれないし。 )
「ロベルトが死んで、もう俺たちも残り4人...」
「できることなら、ここに隠れたまま一週間過ごすのが一番いいけど...」
「まともな武器も無いままじゃ研究員相手に勝算ないから、まず島を探索してみないとな。」
「俺とヘジン、ジェニーとウィクラインで組んで近場を回りたいんだけど、どう?」
えっ
「ジェ、ジェニーさんと? 私、ヘジンさんと共に行動するんじゃなかったですか?」
「なにビビってんのよ? 私が取って食うとでもいうわけ?」
ったく
「ジェニーと俺は銃が無いとかなり弱いんだぞ。しかたないんだ。」
「誇らしげに言ってるけど、自慢にならないわよ。」
「とにかくざっと回ってみて、陽が落ちたらまたここで落ち合おう。」
「はい。」
to be continued...