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Black Survival 資料室

Bottomless Pit_16

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Black Survival ― Bottomless Pit ―

各話セリフ/意訳

▼ セリフ訳 下書き. 不明な一人称は暫定.

Part.16




「違う。」




ピタッ




「この島のみんなが人殺し?」


「人であることを棄てた奴ら?」




「大切なひとが死んだら悲しむし、」


「学校に通うのを夢みる、普通の人たちで。」




「フレッドも今の仲間も、役立たずの私を守って面倒までみてくれた。」


「いっしょに生きようと言ってくれた。島の外じゃ誰からも相手にされないような私なんかに。」




「本当にいい人たちなの。」


「だから私は・・・。絶対にみんなと島を出る。」




「...いいえ。」




「あなたはここで殺されるの。」


「私によって。」




( このまま死ぬわけにはいかない。 )




( このままでは )




( 絶対に... )







( ...え? )




パチ パチ


「ひと...?」




「ここ、どこ?」


「真っ暗・・・。」


クルッ


「教会は? さっきまで確かに教会にいたよね? 」



「まさか、死んじゃった!? 」


いつ!? ジェニーさんが待ってるし フレッドも探さなきゃいけないのに


ガクガク




「死んじゃいないから安心なさい。」


パチ パチ


ザッ




「しばらくすれば、また戻れるから。」


「...だれ...」


ザッ




ザッ




ザッ








スッ



シュルルルッ






!!!


ズザッ



( 何なの? )


( 首に手が届くまで、動きが見えなかった。 )




( 突然、様子までおかしくなったような。 )


ゆらっ



ガッ




「あっ...」


スッ




ゴクッ



( ...二手に分かれての捜索は )


ギュッ...


( あまり良い方法じゃなかったみたいね。 )







パチ パチ



パチ




( 私? )


( でも、私にしてはなんだか・・・ )



( 別人みたいな気がする。 )




「その服は? まるで・・・ 研究員みたいな。」


「当然でしょ。研究員だもの。」


え?「私が?」



「覚えてない? じゃあ、あれ」


「あの死体は思い出せる?」








「・・・! フレッド!


バッ


「それは思い出したのね。」



「あなたがやったの?」


「ええ。私が殺した。」




「フレッドが教えてくれた通りに。」


「...!」




「フレッドだけでなく、」


「これからアナタが守りたい人たちはみんなアナタのせいで死ぬの。」



「なぜなら...」








「はぁ」


   「はぁ」




( みんな同じ人間だって? )


( 私の言ったことは間違いだって? )


( そう思うなら、なんで死んでいく人を前に笑えるの? )




「はぁ・・・」



「はぁ・・・」



「は・・・・・・」








「ジェニーさん。戻りました。」


ギィ...


「銃は手に入ったのですが...」




「あの、争いでちょっと多く血を浴びちゃったので、驚かないでくださいね...」



「ジェニーさん?」


ゆら





「ジェニーさん!!」


ドサッ





「遅かったな。銃声が止んでから随分と経ったが。」






to be continued...



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