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Black Survival 資料室

Bottomless Pit_27

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Black Survival ― Bottomless Pit ―

各話セリフ/意訳

▼ セリフ訳 下書き. 不明な一人称は暫定.

Part.27





「なんで・・・」


「逃げなかったの?」






「逃げようと思ったんでしょ? 諦めたの?」




「諦めとは、意志を捨てたときに使う言葉です。」


「初めから私には、この島から脱出しようという意志はなかったのです。」


「ただ運命のままに、定めのままに生きてきただけ・・・」




「ここまで来たのもウェン様のお願いだからというだけでしたのに。」


「・・・もうウェン様は亡くなってしまいましたから。」





「逃れられない仕組み・・・なのですよね。」


「でしたら私が何を選んでも変わることはないのでしょう。」



「ひとつだけ、お聞きしてよろしいですか?」





「なぜ私の方へ投げなかったのでしょうか?」




「 ・・・ 」





「私にはそれがわかる気がいたします。」


スッ


「私が今ここで刃物を手に取るのと同じ理由なのでしょう。」




「どうにもならないと知りながらも、最後まで残った」


「感情が。」




タッ




ヒュッ



「無駄なことを。」


サッ




「分かっています。」


シュッ




ドカッ


ズザザッ




キィン




バキィッ




ドゴッ




ダダッ


よろっ



グッ




バキィッ




ガッ



ガシャン


「くぅッ」




!!



ザシュッ




ガッ




ドサッ




ドガッ




「ッ」


ドッ



「はっ」


   「はっ」




「ぅ・・・」


「私だって分かってます。無駄なことだって。」

       「分かってるからこそ立ち向かえるんです。」




「どのみち死ぬ運命(さだめ)と受け入れれば」


ダッ



「何も怖くないから!」


「!」




ブンッ

        タッ

ダッ






( なんでなの? )


( 私が全ての元凶だったから? )



( それとも、復讐心? )




そのような感情ではありません。




( 未練を残して終わりを迎えたくなかったのです。 )






グルッ




ヒュッ







パ ッ









「後悔していますか。」




「ヘジンさんでしたら、これも全て神様の思し召しと言うのでしょうね。」




( 神か... )


「あなたが思う神様はどんな存在なのですか?」




「私が知る神は・・・」









「いいのですよ。」









「さようなら、ヘジンさん。私だけは、忘れません。」




to be continued...



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