Gamerch
Black Survival 資料室

Bottomless Pit_8

最終更新日時 :
1人が閲覧中
作成者: ゲストユーザー
最終更新者: ゲストユーザー

※ 注意:このページは編集中です.


Black Survival ― Bottomless Pit ―

各話セリフ/意訳

▼ セリフ訳 下書き. 不明な一人称は暫定.

Part.8





ザッ







ガチャッ


   ふん

ふん 「♪」

「♫」



「ジェニーさん ご機嫌みたいですね...」


ファサッ


「ああ。もともと気分屋だしな。」



「ここから出たら、最高にきれいなお洋服を着て、」

「すっごく豪華なレストランに行って、いっちばん高いお料理を食べるの。」


パシャ パシャ


フッ


考えただけで HAPPYー


「 ・・・ 」


わぁ...



へっ「まだ出てもいないってのに何をそんなに浮かれてんだか。」


JPさん...


タッ


カチン



「脱出の糸口が見つかっただけでも大きいの。売れない女優のまま死んじゃうんだってどれほど不安だったことか。」


あのねぇ...


「ここに捕まる前も売れてないなら、出れたからって急に売れるはずが...」



「いいではありませんか。まず出られるだけで喜ばしいことですよ。」


ひょこっ


「ヘジンさんも嬉しいですか?」




「...そうですね。」


「この島を出たら、友人と学校に通ったり。両親といっしょに暮らしたり... できるのでしょうね。」













「普通の女の子のように生きることができたら、嬉しいと思います。」



「ウィクライン様はそれほど嬉しくはないのですか?」


「どうなんでしょう。特に出てこれがしたいと思うものもなく...」


サッ サッ


「私の帰りを喜んでくれる人もいないですし...」

「でも、だからといって出たくないなんてことはないですよ!」



「ただ、何か... 大事なことを忘れているような気がするんです。」


「このまま島を出るとしたら、そのことがひっかかりますね。」



「忘れちゃいけないことを忘れている気が...」





わーーーー

「うーん...わかりません... どうして私は島に来てからの記憶を失くしちゃったんでしょう...」

「情けないなぁ...」


バサッ


「そのように無理やり考えても思い出せるわけではありませんよ。きっと。」



「まだ時間はありますから、ゆっくり考えてみてください。」


「思い出せなくても仕方のないことですし、思い出したなら現状に関する手がかりになるかもしれません。」



「どちらがウィクライン様にとって良いことになるのか分かりませんから。」






「見張りは見えるが中までは見えないな。」


「たぶん男は二人以上いる。昨日、三人でいるところを見たから。」


「見張りが立ってからたいぶ経ったし、そろそろ寝てるんじゃないか?」


「そんなもん分からねえ。どの道いつまでもここに居たってしょうがねえんだ。」



「まず見張りをぶっ潰してから残りを片付けるぞ。」







ガサッ



「...?」


( どうする...? みんなを起こすか? )


( いや。大したことじゃないかもしれないし、まずは確認を... )



サッ





カ ッ



ダーン..






むくっ



「ヘジンさん、ヘジンさん...!」


ゆさ  ゆさ


「はい...」



「今...」

「女性の方がいるとは思わなかったですね~」


スッ



ガバッ


「 ! 」



「静かに処理するつもりでしたが。」


カッ...



「やっぱり人生は思い通りにいきません。ね?」





to be continued...



コメント (Bottomless Pit_8)
  • 総コメント数0
新着スレッド(Black Survival 資料室)
注目記事
ページトップへ