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Black Survival 資料室

Bottomless Pit_19

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Black Survival ― Bottomless Pit ―

各話セリフ/意訳

▼ セリフ訳 下書き. 不明な一人称は暫定.

Part.19








( ...ジェニーが? )




( ...ほとんど傷がないのか。 )


( ウィクラインは傷が治らないんだったよな? )




( ジェニーが死んだのに、ウィクラインは無傷だって? )



「ひとまず血を拭いて、服を着替えたほうがいいですね。」



あ...


「JP様が用意された服が何着かありますから、お好きなものを選んでください。」




「はい...」








キィ











「もしかしたら、連れてこうと思ったのが間違いだったのかもな。」




「どういう意味ですか?」



「ウィクラインだよ。」


「フィオラも怪物トカゲも ”自分がやった” んだろ。」




「 ・・・ 」



「 ? 」




「ジェニーもウィクラインが殺したんじゃないって保証はあるのか?」




「JP様...」


「そもそも、ジェニーは回復力があっても死んだほど負傷したってのに、」


「ウィクラインはなんとも無さすぎると思わないか?」



「────── ・・・」


ギィーッ




あっ 「...ウィクライン。」

     「着替え終わったんだ。」




「はい。ちょっと小さめでしたが大丈夫です。」


「よかった。」 ハハ






「 ・・・ 」













( そう。 )


( ”あんな” ことを私がしたとわかったときから... )



( ここにいちゃいけなかったんだ。 )




( あるいはもっと前から・・・ )




「どちらへ行かれるのですか?」




「あ、まだ寝てなかったんですね?」




「出て行かれるのですか?」



「はい...」




「そうなのですね。」





「 ・・・ 」


「あの、ジェニーさんを殺したのは私じゃありません。」


「これだけは、信じてください。」


「信じて貰えないかもしれないけど・・・」


「出ていく前に伝えたかったんです。」




「いえ、信じます。」




「二人きりで、私が逃げてと言ったとき、私を信じて逃げてくださいましたよね。」


「ウィクライン様は責任感のお強い方ですから、さぞ簡単ではない決断でしたでしょうに。」


「私を信じてくださったのですもの、私もウィクライン様を信じます。」




「ウィクライン様とお会いしたことが神様の思し召しでしたら、お別れもまたそうなのでしょう。」


「お発ちになることを妨げは致しません。」




「私がこのように申し上げたことが、ウィクライン様を信じられないからではないことだけは覚えていてくださいね。」


「ヘジンさん...」




これからアナタが守りたい人たちはみんなアナタのせいで死ぬの。








「今までありがとうございました。」











( 肌寒い・・・ )


サァァ…



( さて、どこへ行こう。 )


トボ  トボ


( そういえば、ヘジンさんと初めて会ったのも、仲間から逃げるように抜けたすぐ後だったっけ。 )




( でも、あの時とは違う。 )


( 私はもう役立たずじゃないし、逃げたわけでもないから。 )



( だけど・・・ )


トボ


( どうしたらいいのか分からないのはいっしょだね・・・ )






「寂しそうじゃん?」








「こんな夜中にひとりで歩き回ってんの? 大胆だねぇ?」










「あれ、アンタ...」




「ウィクラインだぁ!」


パァァァ


「 ! 」






( 私を知ってる? )






to be continued...



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