バンシー -Banshee-

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「バンシー -Banshee-」とは

概要

特定の対象を執拗に付け狙うという特徴から特定の調査員をターゲットとするゴーストです。

通常のゴーストは調査中に狙う調査員を固定しているわけではなく、ハント中にターゲットを変更することもありますが、バンシーは調査開始時に調査員の誰かをターゲットと定め、その調査員が死亡したりゲームから退室したりして不在になるまでは、この特殊なターゲットを変えることがありません。

ハント時には近くにいるかどうかにかかわらず、ターゲットが調査エリアの中にいる間に、ターゲットとした調査員を狙い、他の調査員がバンシーとすれ違ったとしても殺されてしまうことはありません。そもそもターゲットがいるハントでは、バンシーはターゲット以外のプレイヤーを認識できず、浄化香での撃退やハント回避のようなサブミッションもターゲットが追われている状態にならないとクリアできません。

また、ターゲットが不在のハントでは、バンシーは通常のゴーストと同様に、ターゲットじゃないプレイヤーも狙います。猿の手で玄関の扉を開けて、ターゲットが外に脱出した場合も、すぐ通常のゴーストのように振るいだします。

ターゲットとしていた調査員が死亡したり、ゲームから退室したりすると、新たに生きている調査員の中から一人ターゲットを定めます。

バンシーは通常の徘徊の際に一部のルームを除いて、基本的に同じ階層にターゲットとなる調査員がいるとその調査員の元へ徘徊する特殊能力を持ちます。

この特殊能力の使用率は高いため、ターゲットが遠くにいるとゴーストルーム付近にあまりいないということも起こり得ます。

また、この特殊能力のせいで、バンシーはルーム変更に必要とする通常の長距離徘徊ができなくなり、御霊と同様にルーム変更ができません。

他に、バンシーの大きな特徴としてハントが発生する正気度の参照が平均正気度ではなく、個人正気度であるというものが挙げられ、ターゲットとした調査員の正気度が50%以下になるとハントを仕掛けてくる可能性があります。そのため、もの凄く極端な例でいえば、平均正気度87%（ターゲット以外100%、ターゲット50%の4人プレイ）でハントを仕掛けてくる場合があるということになります。

超常現象の際は他のゴーストと比べると、姿を見せてその場で歌うタイプの超常現象を発生させやすい傾向にあります。

もちろん、他のゴースト同様、追尾タイプの超常現象も行いますが、追尾タイプの超常現象で追尾された調査員はターゲットとは限らず、発生直前にゴーストに一番近い調査員が対象になります。

なお、歌うタイプの超常現象を発生させた場合、通常であれば接触時に正気度が10%減少しますが、ターゲットとなっている調査員が接触した場合は15%減少するという細かい違いがあります。

指向性マイクで怪奇音を検知した際に33%の確率で独特な叫び声が聞こえることがあり、これはバンシー固有の特徴となります。

特定の調査員を追跡するという性質から早々とバンシーを疑うことができる場合はあるものの、似たような能力を持つファントムもいますので、何回も同じ調査員のところに向かっているのであればバンシーの可能性が高くなるものの、確率の話なので確定は困難です。

指向性マイクを向けて金切り声のような叫び声が聞こえた場合は、バンシーであることが確定します。ハントを利用しない場合は、これがもっとも確実な確定法といえます。

ハントを利用する場合は、マルチプレイであれば、ターゲット候補となる調査員以外がバンシーに近づいた際に、バンシーがこちらに向かってくるかで区別できますが、ハント時にゴーストに近づく事になるため、苦手であれば他の方法で区別したいところです。ハントを起こすことそのものは問題ないのであれば、平均正気度50%超えで個人正気度のみを下げて建物内に入る、或いは逆に個人正気度を高めにして平均正気度が低い状態で建物内に入ることで、ハントが起きるかどうかで区別することもできます。

ただし、この場合おおよそのターゲット候補となる調査員が誰であるか分かっておくことが望ましいです。

なお、バンシーのハントについて以下の点に注意しておく必要があります。

• ターゲットとなった調査員が調査エリア内外のどちらであるかに関わらず、ハントの判定はターゲットの個人正気度を参照します
• ターゲットとなった調査員が調査エリア外である場合は、通常のゴーストと同様のハントを行います
• この場合、当然ターゲット以外の調査員を狙いますし、触れれば殺されます

ハントが始まる可能性がある正気度

• ターゲットとなった調査員個人の正気度50%以下

特徴

バンシーはハント時以外で徘徊する時、ターゲットの元へ徘徊する事も確認されています。特に広いマップではターゲットの元へ行ってしまい、全然ゴーストルームに居ない事もあります。

ソロの場合は自分がターゲットの為、バンシーの追跡を調べる事で素早く特定が出来ます。

指向性マイクを使用した時、他のゴーストと共通のよく聞く低めのボソボソ声ではなく、バンシー特有の高めの("キョゥーワァーオ"のような)声が33％の確率で聞こえる事があります。

バンシーは超常現象の時他のゴーストより歌う超常現象の頻度が高いです。

ターゲットがバンシーの歌う超常現象で正気度を下げられた場合は追加で5％、計15％下がります。

特殊能力

バンシーのターゲットが同じ階層に居る場合、徘徊時に66％の確率でターゲットの元へ徘徊します。

この能力は頻度が高いため、ターゲットが遠くにいる場合は、ゴーストルームに殆ど居ない事もあります。

階層違いでの追跡

ver0.10にて灯台マップの実装と共に、バンシーの追跡AIに調整が入りました。バグの可能性もありますが、現在ターゲットが違う階にいた場合、バンシーは低確率で階を跨がずに、ターゲットと同じ横座標（つまり、ターゲットの真下か真上）へ向かいます。

また、地下室*1、屋根裏部屋、ポイントホープの場合、バンシーは階を跨いで、階段正面方向まで追跡してくることが確認できています。例えば、Bleasdaleの屋根裏部屋の場合、バンシーは２階一番奥のGirls BedroomとBoys Bedroomにのみ追跡してきした。地下に複数のルームが存在するWillowと、Point Hopeの一番上の螺旋階段では、階を跨ぐ追跡が確認できませんでした。

階を跨ぐ追跡は階段の向きによって有効範囲が限定されているため、灯台マップPoint Hopeでは、必然的に階段のすぐ近くで待機することになります。よって、複数のモーションセンサーを設置し、追跡か普通の徘徊か頻度で判別する必要があり、下手すれば指向性マイクで特定したほうが早いです。

有効なアイテム

ナイトメア以上での特定

指向性マイクで特殊な声を聞くことで確実に特定できます。

なかなか怪奇音を出さなかったり、指向性マイクを持ってきていない場合は、非ハント時の追跡や超常現象で歌う頻度をもとに推測していくことになりますが、他のゴーストでも似たような挙動をすることがあるため確実ではありません。

マルチの場合、全員がエリア内にいる状態でハントが起こった際、確実に視認されたのに見向きもされなければバンシーで確定になります。ただし、ターゲットの人は普通に追跡されるので、あらかじめ浄化香を用意し、場合によっては他の人と交代してもう一度検証してみましょう。

誰かが調査エリア外にいると上手く行かないことがあるため注意が必要です。

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