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Black Survival 資料室

Bottomless Pit_20

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Black Survival ― Bottomless Pit ―

各話セリフ/意訳

▼ セリフ訳 下書き. 不明な一人称は暫定.

Part.20







スッ




「 ・・・ 」


「私と親しく...されてた方ですか?」




「親しく? アンタと私が?」




「プッ...」




「ッハハハハ」





「ハハハハハ」


「 ・・・ 」

  「あの。」



「あ~ そうだよねぇ。」


「親しいっちゃ親しい仲かもね?」


ククク・・・




ツン




「お互いにいちばん奥深くまで知ってる間柄だもんね?」


ツン ツン




「今でもアンタの臓器はキレイなピンク色なの?」




パンッ




「質の悪い冗談はやめてください。」



「 ・・・ 」




「私を知ってるのなら、ひょっとしてフレッドもご存知ですか?」




「フレッド?」

   「あぁ。あの男?」


「なんでそんなに慕ってるのかわかんないけど、悲鳴は微妙だったなぁ。」


「私はバリトンよりソプラノがいい。」




「では、フレッドはあなたが殺したんですか?」


「さあ? 何度か殺したけど、私が終わらせたのかは知らないよ?」


ふむ?




「だって、アンタも私も正気じゃなかったじゃん?」




「それにしてもガッカリだなぁ、私を忘れてるなんて。」


「まぁ...」




「これはこれで」


「初めて会ったときを思い出せて悪くないけど。」


スルッ…


「もう二度と私を忘れられなくしてあげる。」









「初めてのときみたいに、キレイに泣き叫んでね?」





!



シュ バッ


「わっ!!」



グルッ


「待って、」

  「まだ聞きたいことがたくさんあるんです!」




「残念だけどウィクライン、夜は短いからさ?」


ダッ




ズ パッ



「ッ」


バキッ





「ひっ」


シュバーッ



「はっ」


ブンッ




( このままじゃまずい。 )


( 素手で戦えるような相手じゃない! )




バ ッ


ありゃ


「え~ 逃げちゃうの?」



ダーッ


「はっ」



「かくれんぼでもいっか。遊ぶのも好きだし。」


ニィッ


「特に私が鬼だとね。」





でもウィクライン...

「そうやって逃げても無駄だって、誰よりよく知ってるだろうに。」



「ウィクラインは私とおんなじ一次実験体だったよね?」


「なら記憶がリセットされることも無いのに。」


んー


「まぁ、どうであれ...」





「いつもみたいに楽しませてくれるんでしょ?」


「はっ」


   「はっ」







ガッ


「 !? 」




「隠れてないで、出ておいで~」 *1


「ッ」



ガサッ




「どこにいるの、ウィクライン~?」


「ずっと隠れてちゃつまんない。」


はぁ




( 刀...! )




ガサッ ガササッ






パキッ







「 ・・・ 」




ガキンッ


「ッ!!」




「はぁ~... こんなに生ぬるいウィクラインは記憶にないなぁ?」


ガタ ガタ


「早く私を楽しませてよ。」




キィーンッ




「言われなくともそのつもりです。こちらもやられてばかりいる趣味はないので。」


「あなたに聞いてみたいことも多いし。」




「期待しちゃっていいんだ?」






to be continued...



脚注
  • *1 memo「꼭꼭 숨어라. 머리카락 보일라~」=訳:ちゃんと隠れろ。髪が見えるぞ~=韓国の”かくれんぼ”の掛け声. 出身国を考慮して英語圏に於ける”かくれんぼ”の掛け声「Come out come out, wherever you are.」の和訳にした.
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