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ハントについて

最終更新日時 :
1人が閲覧中
作成者: 駄犬
最終更新者: カツキ

ハントについて

部屋の照明や懐中電灯の明かりが点滅し、電子機器が異常を起こし始め、ゴーストのうめき声などが聞こえ、エリア出入り口の扉がひとりでに閉まったら、ハント開始の合図です。

ハントを開始すると、ゴーストは調査員を《殺し》に来ます。


ハント中は、エリアの出入り口の扉に鍵が掛かり開けることができなくなり、その間、ゴーストは調査員を探し建物内を歩き回り、調査員を発見したゴーストは調査員に向かって歩いてきます。

ハント中のゴーストに至近距離まで追いつかれると調査員は殺されてしまいます。

殺されてしまった場合、当該調査員はその調査から脱落となります。マルチプレイであれば、1人でも調査員が生き残っていれば調査は継続となりますが、いずれの場合であっても死亡した時点で調査に持ち込んだアイテムは失われてしまいます。

ハント中のゴーストに対抗する手段はなくはありませんが、基本的には一時しのぎに過ぎませんので、基本的にはハントから逃れる為には、見つかる前に十分に遠い遮蔽物に隠れるか、仮に視認されてもハント終了時まで確実に近づかれない場所まで離れるしかありません。

ハント中のゴーストは一定距離内の電源の入った電子機器を感知する能力を持っていますので、懐中電灯を代表する道具を電源を点けたまま持っているとゴーストに調査員の位置を知らせてしまうことになります。

ハントは、ゴーストルームではなくゴーストの現在地から開始します。詳しくはゴーストルームのページを参照してください。

ハントの開始条件

原則として、平均正気度が一定量を下回るとハントを起こしてくる可能性があり、平均正気度が低ければ低いほど発生確率が上がっていきます。

逆に言ってしまうと平均正気度が一定量を上回っていれば一部例外を除きゴーストがハントをしてくると言うことはありませんので、ハントを避けるためには正気度を高く保つことが重要となります。


具体的にハントが開始される正気度ゴーストによって異なるものの、一部例外を除けばその平均正気度50%以下となります。なお、バンシーを除いた全てのゴーストにおいて、ハントの開始には平均正気度を参照しますので、たとえ1人の調査員だけが建物内におり、その調査員の個人正気度が50%以下であったとしても、平均正気度が50%より高ければハントは起きません。

4人での調査の場合、一人だけが建物に入り、残り3人が車の中で待機して正気度を100%に保った場合、正気度平均値は常に≧75%となるためハントが開始されることはほとんどありません。


ただし、一部のゴーストはこれより高い正気度でハントを起こしてくるものもいるほか、特殊な条件でハントを起こしてくるものもいますので、平均正気度が50%より高ければ安心という訳ではない点に注意する必要があります。

あくまで、大抵のゴーストは平均正気度50%以下でハントを起こしてくるというだけです。

逆に、平均正気度が50%より上なのにハントが発生した場合、閾値が高いor特殊ハントの条件を持つゴーストであることが分かります。そういった意味でも正気度をこまめに確認することは重要です。


準備時間

難易度がアマチュアやセミプロの場合、準備時間が設定されています。

準備時間はトラックのモニター近くにタイマーとして表示されており、この準備時間が残っている間はゴーストは何があってもハントを行うことができません。


アマチュアの場合は5分、セミプロの場合は2分の準備時間が設定されており、この時間内はハントが行えないだけでなく、正気度の減少も緩和されるため可能な限り準備時間内にゴーストルームを特定したいところです。


なお、プロ以上の難易度は準備時間がなく、カスタム難易度では準備時間を設定することができます。


なお、準備時間は呪いのアイテムを使用した時点で0になりますので、呪いのハントを準備時間で防ぐことはできません。


猶予時間

ハントが発生してから、ゴーストが実体化し実際に襲いかかってくるまでの間には多少の時間があり、これを猶予時間と呼びます。

猶予時間は難易度に応じて数秒程度設けられており、この間はゴーストがこちらを視認していることもありませんので安全な距離を取る余裕があります。


とはいえ、猶予時間は長くとも5秒であるため、悠長に構えているとすぐに襲われてしまいますので、ハントが始まる前にハントが始まったらどこに逃げるか等を考えておき、猶予時間に素早く行動することが重要となります。

ただし、逃げようとした先にゴーストが居て、猶予時間が終わった瞬間に出合い頭に殺される、という事故が起こらないよう注意が必要です。ゴーストの声を聞けばおおよその位置が分かるので、感覚を掴んでおくといいでしょう。


猶予時間は通常は難易度によって決められた時間がありますが、呪いのハントを発生させると猶予時間は以後1秒となります。これは呪いのハント発生後の通常ハントにも適用されますので、呪いのハント発生後は通常ハントも逃げるのが難しい点に注意が必要となります。


ハント時間

ハントが始まり、ゴーストが建物内で調査員を探す時間は難易度マップの広さによって決まっています。

ハント時間中は建物の出入り口の扉は鍵が掛かり、内外から開くことはできませんので、建物から脱出してハントから逃れるということは後記例外を除きできません。

また、ハント時間中は電気のスイッチのオンオフができなくなりますので、既に電気が点いていればいいですが、切れている場合には電気を点けることはできません。

難易度プロ以下であればハント中にいずれかの調査員がゴーストに殺されてしまった場合はハント時間中であったとしても、その時点でハントは終了しますが、難易度ナイトメア以上の場合は調査員が殺されるとハント時間が延長されますので、近くに複数の調査員がいた場合連鎖的に殺されてしまう可能性もあります。


ハント時間内は原則として建物から脱出することはできませんが、呪いのアイテムである猿の手の願い事「帰りたい」を使えば例外的にハント中であっても出入り口の扉が開くようになります。この場合、建物内から調査員が一人もいなくなった場合はその時点でハントが終了します。


なお、呪いのハントを起こした場合、ハント時間が20秒延長されます。猶予時間と同様に呪いのハントを発生させた後は通常のハントであってもハント時間が延長されますので注意が必要となります。


ハント時間/呪いのアイテムの強制ハント時間

難易度/サイズ
アマチュア
カスタム:短
15/35秒30/50秒40/60秒
セミプロ
カスタム:中
20/40秒40/60秒50/70秒
プロ以上
カスタム:長
30/50秒50/70秒60/80秒

難易度がナイトメア以上またはカスタム難易度でハント時間延長がありの場合、調査員が殺された際に、ハント時間が延長されます。


調査員が殺された時に延長される時間

設定延長時間
ナイトメア/インサニティ
カスタム:短
15秒
カスタム:中25秒
カスタム:長35秒

ハントの終了

ハント時間が終了するか、エリア内に生存者がいなくなった場合、もしくはハント中に誰かが殺されてしまった場合(難易度プロ以下に限る)、その時点でハントは終了します。

ハントが終了すると、建物内にある全ての電気のスイッチがオフになり、出入り口の扉を開くことができるようになります。

ハント中に電気が点いた部屋に隠れているのであれば電気が消えたことでハントの終わりを知ることもできますが、電気が点いていない部屋にいた場合であれば、電気のスイッチを押してカチカチと切り替わるようになったかどうかでハントの終わりを察することが可能です。


マルチプレイであれば出入り口の扉が開くかどうかを確認することでハントの終わりを判断することもできますが、鍵の掛かった出入り口の扉を調べた際のガチガチ音はかなり広範囲に聞こえ、音量を上げているプレイヤーからは耳障りなものとなりますので気心知れたプレイヤーと一緒に遊んでおり、こういった行為が問題ないという場合を除き外から扉を連打することは控えた方が良いでしょう。


なお、外からアクティブモニターの数値が10であることをもってハントの開始、終了を判断できないこともありませんが、数値が10になったとしてもハントとは限らない点には注意が必要です。


呪いのハント

呪いのアイテムによっては利用時に強制的にハントを起こさせるものもあります。

呪いのアイテムによって発生したハントは呪いのハントと呼ばれ、通常のハントと比べ、ハント時間が20秒延長され、猶予時間が1秒しかないという特徴があります。

なお、呪いのハントを起こした場合、以後の通常ハントにおいてもハント時間の延長と猶予時間の短縮が適用されてしまいますのでハントの難易度が上がってしまう点に注意が必要です。

呪いのハントは正気度などの条件を全て無視して発生するため、十字架浄化香によるハント発生防止の効果は適用されないのが原則ですが、例外的にまだ1度もハントを防いでいないティア3の十字架であれば呪いのハントを防ぐことが可能です(この時、十字架は1回で完全に焼け朽ちます)。


ハント開始のタイミングに特徴があるゴースト

  • メアー
    メアーが現在いる場所の照明がオフになっていると、正気度が60%以下になるとハントが開始する可能性があります。メアーが現在いる場所の照明がオンになっていれば正気度が40%以下にならないとハントが開始しません。
  • デーモン
    デーモンの特殊能力により、正気度が100%でも特殊ハントが始まる可能性があります。ゴーストルームに行かない、常に十字架を持っている、といった非現実的な方法でしか避けようがありません。ハントの頻度が最も高く、正気度が70%以下になると一般ハントが始まる可能性があります。
  • シェード
    調査員がゴーストと同じ部屋に居るとハントの確率が低下します。正気度が35%以下になるまで一般ハントが始まりません。
  • 怨霊
    MAP内で火が消された直後(MAP内で3回火が消される毎に100%の確率で発生)、正気度が100%でも特殊ハントが始まる可能性があります。また正気度が60%以下になると一般ハントが開始する可能性があります。
  • 雷獣
    電源の入った電子機器がゴーストの周囲にあると、正気度が65%以下になったとき特殊ハントが始まる可能性があります。
  • 妖怪
    正気度が80%以下の際にゴーストに接近してゲーム内VCやスピリットボックスを使用した場合、特殊ハントが始まる可能性があります。
  • デオヘン
    正気度が40%以下になるまで一般ハントが始まりません。
  • セーイ
    正気度が75~15%と老化具合によってハントラインが変化します。

即死の危険性があるゴースト

  • 上記「ハント開始タイミングに特徴があるゴースト」を予期するのは難しいため、結果的に意図しないポジションでハント開始となる危険性があります。
  • デーモン
    上記どおりの恐ろしい特殊能力があります。
  • 怨霊
    上記どおりの恐ろしい特殊能力があります。
  • 幽霊
    プレイヤーの正気度を下げる特殊能力があり、この特殊能力を使われたことにプレイヤーが気付くとは限りません。結果として一般ハントが起きる条件が整い、至近距離からのハントで即死となる危険性があります。
  • レイス
    ゴーストルームから離れていてもプレイヤーの近くにワープしてくることがあり、その場でハント開始となる危険性があります。
  • ファントム
    ゴーストルームから離れていてもプレイヤーの近くまで追跡してくることがあり、その場でハント開始となる危険性があります。
  • バンシー
    ゴーストルームから離れていても同じ階層ではターゲットの元へ追跡してくることがあり、その場でハント開始となる危険性があります。
  • ジン
    ハント中にプレイヤーを視認すると至近距離まで急激に加速するので、(直近で減速するとはいえ)結果的に即死となる可能性があります。また低確率ながら、ブレーカーがオンの状態で、ゴーストと同じ部屋またはゴーストから3m以内にいるプレイヤーの正気度を25%下げる特殊能力があります。この特殊能力はプレイヤーにとって気づきにくく、2発で一般ハントが起きる条件を満たし、至近距離からのハントで即死となる危険性があります。
  • レヴナント
    ハント中にプレイヤーを視認すると急激に加速するので、結果的に即死となる危険性があります。
  • 雷獣
    ゴーストの周囲に電源の入った電子機器があると加速するので、ハント開始場所に電子機器が置かれていた場合、結果的に即死となる危険性があります。
  • ミミック
    以上の危険なゴーストを真似ていた場合、同様の特殊能力により即死となる危険性があります。

ハントと脅かしの区別

ハントとよく似たものとして、ゴーストが実体化し脅かしてくるタイプの超常現象があります。

元々、誤認を狙ったようなアップデートがされてきた経緯があることから両者はよく似ていますが、固有の特徴があるため見分けることは可能です。

ハント脅かし
発生場所どこでも発生ゴースト付近のみ
ゴーストの出現現在位置
ツインズのみ例外あり
今いる部屋
白い雹は現在地
ドア閉め常に玄関を閉める今いる部屋
照明消しすぐには消さない発生と同時に消す
ただし電球を割る場合は消さない
スイッチ終了までロックされるすぐつけ直せる(例外あり)
猶予時間あり
すぐには出現しない
なし
発生と同時に出現する
外見常に完全に実体化して点滅する半透明や影の姿もあり点滅しない
移動ランダムに徘徊、見つかると向かってくる*1隠れても向かってくる
棒立ちの場合もある
移動速度ゴースト毎に変化あり常に通常速度
音声調査中ずっと同じ声毎回ランダム
専用の歌声*2もある

ハントであることが分かりやすいのがドアの音で今いる部屋ではなく、玄関の方からドアが閉まる音がしたらハントであると判断できます。

ただし、現在地が入口付近の場合、今いる部屋の扉ということで玄関の扉が閉まることもあるため注意が必要です。

また全体として見ると、最初に一気に来る脅かしに比べハントの方が初動が静かです。危険そうに見えないからと判断に迷っていると逃げ遅れるので注意が必要です。

ハントの対処法

ハント開始前

  • エリア外に出ておく
  • 確実に死亡を回避できる唯一の方法です。正気度が減っていると思われ、ハントが起きるかもしれないと思う場合はまずトラックに戻り精神安定剤を使うなり、トラック内でゴーストオーブ等の確認をするなり、調査を打ち切るなりの判断をしましょう。
  • ゴーストルームから遠く離れた場所で待機しておく
  • ほぼ確実に死亡を回避できる方法ですゴーストは周囲のドアを開けて中を確認しながら移動していくため、原則としてハント中にそれほど遠くまでは辿り着けません。証拠が揃っている状況など、ハント中にゴーストを視認して挙動から特徴を掴む必要性がない時は、ハント以前にゴーストルームから離れてしまうのが得策です。
  • 十字架を置いておく
  • ゴーストがハントを行おうとした瞬間のゴーストの位置から半径3m~5m(ティアによる。デーモンの場合は4.5m~7.5mでこちらもティアによる)に十字架があればハントの開始を阻止することができます。この場合には十字架が燃えるようなエフェクトと音が出、ハントを阻止したことが分かります。
  • 浄化香の煙を浴びせておく
  • ゴーストの近くで浄化香を焚くと、90秒(スピリットに対しては180秒、デーモンに対しては60秒)ハントを開始できなくなります
    そしてゴースト幽霊の時に限り、ゴーストは90秒間その部屋から出られなくなります。
  • ティア3の塩を撒いておく
  • ティア3の塩はハント中のゴーストの移動速度を2秒間低下させる効果を持ちます。塩は3個まで持ち込め、1個につき3箇所撒くことが出来るため、ハントで近づいてきてほしくない場所に何箇所かに分けて撒いておけば有効です。

ハント開始後

  • 逃げる
  • 近くでハントが起きた際に、遮蔽物が近くにない場合はまずは逃げることが重要です。とはいえ、プレイヤーの移動速度よりもゴーストの移動速度の方が早いことから単純に逃げるだけではまず追いつかれてしまい殺されてしまうため、あくまで隠れられる場所に逃げる、ということを念頭にしましょう(「ハント中の逃げ方」の項も参照)。
  • 見つからないように隠れる
  • ゴーストの出現位置を音で判断し、移動ルート外に隠れましょう。違う部屋、ロッカー、クローゼット等に隠れてドアを閉めて静かにしていれば見つからずにやり過ごせる可能性があります(デオヘンだけは必ず見つけてくるゴーストなので候補に残っている場合はそれに対応する用意も必要です)。
  • ロッカーなどに隠れている場合、視認されていなければ扉を押さえておくことで開けられずに済むこともあります。
  • 浄化香の煙を浴びせる
  • ハント中にゴーストが接近してきた時に浄化香を焚くと、5秒間モーロイには7.5秒間)プレイヤーを殺せなくなって徘徊するため、逃げたり写真を撮ったりする時間を稼ぐことができます。ランクが高い浄化香であれば移動速度減少や移動停止の効果もあるのでより安全です。
  • 浄化香を利用するためには着火器が必要となりますので必ずセットで用意しておきましょう。
  • ティア3の塩を撒く
  • ハント開始前の対策と同様ですが、ハント開始後も逃げながら塩を撒いていくことは可能です。実際の逃げ道に沿って撒くことができるため、無駄になりにくいですが、ハント中に塩を撒くというのがそもそもリスクになりかねないので可能ならばハント前に撒いておきたいところです。
  • ティア3の精神安定剤を使う
  • ティア3の精神安定剤は10秒間ダッシュ無制限の効果を持ちます。ゴーストにもよりますが、視認加速を含めてもダッシュが無制限に使えるのであれば、理屈上は追いつかれないゴーストがほとんどです(低正気度モーロイなど例外あり)。
  • もっとも、実際にはずっと直線を逃げ続けられるケースはほぼあり得ませんので視線を切って逃げる、至近距離でハントが始まった時になるべく距離を取る、といった使い方が主です。
  • なお、精神安定剤のダッシュ無制限の効果が重要であり、ハント中に正気度を回復したところでハントは終わりませんので、正気度が移動速度に影響するモーロイを除けばティア2以下の精神安定剤をハント中に使うメリットはあまりありません。

ハント時の行動

ゴーストの行動

ハントが開始し、猶予時間が終了するとゴーストが実体化し、調査員を見つけるべく徘徊を開始します。

この時、ゴーストマップ上の適当な場所を探索の目的として設定し、周囲の扉を手当たり次第に開けつつ、最短経路でそこに向かいます。目的地に到達すると、また新たな目的地を設定して移動……これを調査員を発見するかハント時間が終了するまで繰り返す徘徊フェーズとなります。

調査員を何らかの方法で感知したゴーストは、当該調査員のいる場所を目的地として最短経路で移動します。

調査員を発見した場合は、追跡を開始し、複数の調査員を同時に発見した場合は、直線距離で近い方の調査員をターゲットとします。調査員を見失った場合は、調査員を最後に見た場所まで移動し、周囲を重点的に調べた後、再度徘徊フェーズに戻ります*3


2回目以降のハントでは、前回のハントで調査員を視認していた場合*4は、50%の確率で最後に調査員を視認した場所を目的地として徘徊フェーズを開始します。浄化香を当てたとしても、視認していた事実を忘れることはありません。ただし、記憶できるのはあくまで前回のハントの出来事で、前々回以前のハントで調査員を視認していたとしてもその位置が目的地として設定されやすいということはありません。

また、ハント時以外の超常現象等で調査員と遭遇していたとしてもその位置が目的地として設定されやすいこともありません。

ゴーストの目視判定

ゴーストの視界は360度ありますので、ゴーストの後ろを通過したとしても必ず発見してきます。また、視距離に関しては無制限です。

そのため、Brownstone High School、Prisonなど大型のマップの廊下の端から端であっても遮蔽物がなく、視線が通るのであればこちらがゴーストを認識できようとできまいとゴーストは調査員を目視することが可能です。


ゴーストは調査員の頭と足のどちらかを見た時に目視したという判定となりますので、テーブルや椅子に隠れてしゃがむことで頭の高さが低くなりゴーストからの視界を切ることができます。

また、ゴーストが調査員を目視したという判定は頭と足の2箇所の複数の目視ポイント(参考)を全てみた場合に目視したという判定になることから、角度次第では一見すると見つかっていても実は見つかっていないという場合もあります。リスクが高いので敢えてこの方法で隠れるということはあまりオススメできませんが逃げ切れない場合の最後の悪あがきとして覚えておいて損はありません。


その他、目視判定には以下のような特徴があります。

  • ゴーストの姿勢に関わらず、ゴースト側の(システム的な)「目」は立っている状態の位置にある。
  • ガラスの窓は障害物として扱われ、視認判定を妨げる。
  • キャンプ場のテントの扉は、完全に閉じている場合のみ視線を切る。少しでも開いている場合はないものとして扱われる。

ゴーストが調査員を目視しており、なおかつ調査員とゴーストが至近距離にいる場合、ゴーストは調査員を殺してきます。


なお、多くのゴーストは調査員を目視している間は移動速度が加速する、通称視認加速の性質を持っていますので、目視された状態が長く続けば続くほどすぐに追いつかれてしまいますのでハント中に目視された場合は速やかに視線から外れることが重要になってきます。


その他の感知判定

ゴーストは半径9m以内で調査員が喋った声や、電源の入った電子機器を感知することができます。ただし、ゴーストと同じフロアにいることが条件です。

この範囲内で調査員がボイスチャットを利用したり、懐中電灯を始めとする電子機器を持っていたりすると、たとえ視線が通っていなかったとしてもゴーストはその位置に調査員がいることを認識しその場所を目的地として移動を始めます。


特に電子機器については懐中電灯以外でも多くの調査用アイテムが電子機器となっていますので、調査道具を持っている場合は電源を切るか、手放すか、或いは手持ちアイテムを別のアイテムに変更しましょう(懐中電灯頭部装備は電源を切らない限り手持ちでなくとも効果が出るので注意が必要となります)。


なお、一部の場所では階層の判定が見た目とは異なることがあります。わざとゴーストを引き付けたい場合などは、これに注意する必要があります。


隠れ場所について

ゴーストはクローゼット、ロッカー、小テントの中に入ることはできず、目的地として設定することもできません。

ただし、中に調査員がいることを感知した場合、すぐ外の場所まで移動し、ドアを強引にこじ開けてきます。

即座にドアを閉め直せばやり過ごせることも稀にありますが、基本的には殺されると思った方が良いです。

一方で、近くを通った際に隠れ場所を開けようとした場合は、手で押さえることで開けられることを防止することが可能です。


ゴーストの基本移動速度

ハント開始直後では、一般的なゴーストが歩く速度は1.7m/sです。(プレイヤーの歩く速度は約1.6m/s。)

難易度ナイトメアでは、ハント中のゴーストの移動速度及び速度の変化はゴーストを見分けるための重要な手がかりです。

例外を以下に示します。

基本移動速度に特徴があるゴースト

  • レヴナント
  • 徘徊中は1m/s(約59%)、追跡中は3m/s(約176%)。追跡が終わると約2.7秒かけて徐々に減速する。
  • ハントゥ
  • 部屋の温度に依存。15℃以上で1.4m/s(82%)、0℃以下だと2.7m/s(約159%)
  • ツインズ参考
  • 本体は88%の速度(1.5m/s)の速度
  • 分身は112%の速度(1.9m/s)の速度
  • モーロイ
  • 平均正気度に応じて速度が変わる。45%以上で1.5m/s(約88%)、5%以下だと2.25m/s(約132%)
  • デオヘン
  • プレイヤーから6m以上経路が離れている場合3m/s(約176%)、2.5mまで近づくと0.4m/s(約24%)
  • セーイ
  • 現在の老化した回数によって速度が変わる。最高で2.75m/s(約162%)、最低で1m/s(約59%)

ゴーストの加速

ほとんどのゴーストは、プレイヤーを視認している時、徐々に加速します、この視認加速での最大加速はゴーストの最低速度を1.65倍した速度です。そのため、長い直線ルートを通ると原則として逃げ切ることはできません。

視認が原因でゴーストが加速した場合ゴーストの視認を切る事で徐々に減速して元の速度に戻ります。加速した状態でハントが終了しても次回ハントには持ち越されず、基本速度にリセットされます。

中にはハント中に視認加速を一切しないゴーストも居ます。

固有の能力によって高速化するのは以下のゴーストです。

通常の視認加速以外に高速化するゴースト

  • プレイヤーを追跡すると通常の視認加速以上に加速するレヴナント(3m/s、約176%)
  • ブレーカーがオンで、プレイヤーを視認していて、3m以上離れているジン(2.5m/s、約147%。視認加速とは重複しない)
  • 冷え切った部屋にいるハントゥ(最高で2.7m/s、約159%)
  • 電源の入った電子機器に近づいた雷獣(2.5m/s、約147%。視認加速とは重複しない)
  • 正気度の下がったモーロイ(最高で2.25m/s、約132%)
  • ターゲットにしたプレイヤーに接近する前のデオヘン(最高で3m/s、約176%)
  • あまり老化していないセーイ(最高で2.75m/s、約162%)

ジン雷獣の能力は視認加速とは重複しないため、2.5m/sより速くなることはありません。ただし、視線が通っている間は視認加速が蓄積されていくため、やはりすぐに隠れないと危険です。

ゴーストの減速

ゴーストからの視認を切る事でゴーストは徐々に減速します。そのため、加速させてしまった場合は素早く視線を切り隠れる事でゴーストが減速するので回避と同時に足音の出の判断がしやすくなります。

固有の能力によって低速化するのは以下のゴーストです。

低速化するゴースト

  • プレイヤーを追跡していないレヴナント
    →1m/s(通常速度の約59%)になります。
  • ブレーカーがオンで、一度はプレイヤーを見つけて加速したが、プレイヤーを見失ったジン
  • ブレーカーがオンで、一度はプレイヤーを見つけて加速したが、2m以内まで接近したジン
  • 暖かい部屋にいるハントゥ(最低1.4m/s、約82%)
  • 電源の入った電子機器から離れた雷獣
  • 正気度が高い時のモーロイ(最低1.5m/s、約88%)
  • ターゲットにしたプレイヤーに接近したデオヘン(最低0.4m/s、約24%)
  • 十分老化したセーイ(最低1m/s、約59%)

※この場合のハントゥは一般的なゴーストより遅いですが、天候次第では体感での速度の判別が難しいため注意が必要です。ブレーカーのオン/オフや部屋ごとの相対的な変化を観察する方がわかりやすいです。

※能力を使っていない時のジン雷獣は鈍足なわけではなく、一般的なゴーストの通常速度になります。あくまで相対的に加減速を感じるのがポイントです。

ハント中の逃げ方

ハントが起こった際に、ゴーストルームの遠くにいて隠れられるような状況であれば、そこが最善の場所であるため、基本的に逃げる必要はなく、電子機器や音声を発して自ら場所を教えてしまわない限りそのまま隠れていれば問題ありません。

逆に言えば、逃げる必要性があるのは自分が理想的な遮蔽物に隠れられず、既にゴーストが近~中距離にいる状況です。

一般的なゴーストは調査員より早く移動し、更に視認加速の性質を持っているものが多いため、ダッシュ無制限などの特殊な状況でない限り基本的に単純な追いかけっこをしていても必ず追いつかれてしまいます。

そのため、ハントにおける逃げ方の基本はゴーストの視線から逃れることが最優先となります。

その上で、視線から逃れることができたら、その位置からなるべく離れた隠れ場所に入るか、視線に入らないように遠くへ逃げハント終了まで時間を稼ぐ事になります。


以上の要素を考慮すると、逃げ切るために最適な戦略は次のようになります。(デオヘンの場合を除く)

  1. 電子機器の電源を切る
  2. 直線ルート上では角まで最短ルートで移動する
  3. (必要であれば、このタイミングで浄化香を当てる)
  4. 浄化香を当てた場合は、経過秒数を数え始める。難易度ナイトメアにおける幽霊スピリットデーモンの手がかり)
  5. 出来る限りゴーストに視認されている時間を減らすために走って距離を稼ぐ
  6. 最後に視認された角から十分に遠い遮蔽物まで、上のステップを繰り返す
  7. 遮蔽物に隠れる

主な死亡要因

これまでに挙げたような対策が通用しなかった場合、プレイヤーはゴーストに殺されます。

主な死亡要因は以下の通りです。

  • ヒューマンエラー(何らかの勘違いや伝達ミス)
  • ハント開始直後のゴーストの出現位置の階層を聞き間違えた
  • 電源の入った電子機器を手に持っていた(懐中電灯はもちろん、フォトカメラビデオカメラを構えている状態も含む)
  • ゲーム内音声通話(Vキー、Bキー)で隠れ場所を探知された
  • マイクのトグルをオフにするのを忘れてマイクに音が入り、隠れ場所を探知された
  • 音声自動認識なのにうっかりしゃべった。またはしゃべらなかったが、マイクが環境音を拾って隠れ場所を探知された
  • 浄化香を焚くのが遅かった
  • 浄化香を連続で焚いたが、1つ目と2つ目の合間にゴーストとすれ違った
  • 浄化香を焚かずにそのまま投げた
  • 隠れ場所に入る瞬間に見られていた
  • ゴーストが出歩いていてプレイヤーの背後からハントが開始した
  • デーモンにとにかく理不尽に殺された
  • ハント開始直前にレイスがワープして来て至近でハント開始した
  • 隠れていたらゴーストデオヘンまたはデオヘンをまねたミミックだったので見つかった
  • 周回チェイス中に何かにひっかかった
  • 難易度ナイトメア]ゴーストに追跡されているプレイヤーが、隠れているプレイヤーの近くで殺された(→連続キル)
  • バグや不安定な挙動
  • マップの構造バグ
  • ゴーストの視線切りバグ
  • 同期ズレ
  • VRにおけるプレイヤーの移動座標ズレ

ゴーストに見つかるような悪い行動を意図的に起こすことで、あえてゴーストを引きつけることも可能です。そうすることでマルチプレイ時に味方を助けたり、浄化香を持っているプレイヤーが率先してゴーストの挙動を観察しに行くことでクリアを目指す立ち回りをしたりすることも可能です。

Tips

  • 人が死ぬと、残された全員の正気度が15%下がります。
  • 隠れている最中にゴーストが目の前の扉を開けた場合は、すぐに閉め直せば見つからずに済むこともあります。
  • 隠れ場所の壁や扉に近すぎると、ゴーストが壁越しに殺してくるように感じられる動きをすることがあるため、可能であれば壁から少し離れた方が良いでしょう。
  • 理想的にはライトを点けずに移動する方が逃げ切りやすいですが、暗すぎてどうしても目の前が見えない場合は、ライトを点けたり消したりしながら移動すると最低限の露出で済みます。ただし最終的に隠れた遮蔽物の位置で一瞬でも電子機器を点けると、間近にいるゴーストには確実に気づかれるので注意が必要です。
  • ハント中にゴーストはチカチカと点滅しますが、ファントムは通常のゴーストより点滅の滅の期間が長く視認しづらいという特性を持つため、逃げながら点滅を観察することで無条件にファントムの特定が可能です。特に難易度ナイトメアでは、これは重要な手がかりとなります。
    逆には点滅の滅の期間が短く視認しやすいという特性を持つため、こちらも点滅を観察することで特定できます。
  • マイリングは足音が聞こえる範囲が狭いという特性を持つため、ハント中に自分の足元にライトを置いておき、ゴーストが近づいてきてライトが点滅したタイミングと足音が聞こえるタイミングが同じならマイリング、それより遠くから足音が聞こえていたらマイリング以外、という絞り込みが可能です。特に難易度ナイトメアではこの判別方法は非常に有効な手がかりとなります。

脚注
  • *1 デオヘンは見つかっていない状態からでも一直線に向かってくる
  • *2 女性ゴーストの場合Ring-a-Ring-o' Rosesという歌、男性ゴーストの場合ブーンという音にも聞こえる低い鼻歌
  • *3 基準となるのは最後に確認した「位置」であり、その時の移動方向などは考慮されません。例えば、部屋の中に逃げたのを目撃されたとしても、ゴーストが部屋の中を調べてくるとは限りません。
  • *4 あくまで視認が要件で、視認されずに声か電子機器で位置がバレた場合は該当しません。
コメント (ハントについて)
  • 総コメント数94
  • 最終投稿日時 2023年12月18日 17:09
    • ななしの調査員
    94
    2023年12月18日 17:09 ID:l5gmuq1c

    >>93

    地下に探索行ってる間に中央付近まで出歩いて来てたって事ですかね。遠くにいても油断大敵だな…。

    • Good累計50 ななしの調査員
    93
    2023年12月18日 08:49 ID:qffvoaci

    >>92

    単純に運悪く偶然ゴーストがそこに向かってきてしまったのでは。

    相当低い確率ではありますが、否定はしきれません。

    • ななしの調査員
    92
    2023年12月16日 21:27 ID:l5gmuq1c

    >>91

    視線云々ではなく、同じ区画にいなかったのに急に向かってきたのはなぜ?という話です。

    狩られる前のハント数回で中央の区画にいない事と、左右の区画にも中央区画から探知できる範囲にはいなかったことをティア3の指向性マイクにて確認済み。

    まあ、普通にバグなのかな…。

    • ななしの調査員
    91
    2023年12月16日 18:08 ID:enivv4gt

    ドア前でも視線切ってなかったら向かってくるし暗視ゴーグルつけてるなら尚更バレやすいけど

    >>90

    • ななしの調査員
    90
    2023年12月15日 00:51 ID:l5gmuq1c

    サニメドのアポチャレ中、指向性マイクを使いゴーストを探すも見つからず、3度ほどハントが起きましたが中央エリアではゴーストの音を全く拾わなかったので地下含めて左右どちらかの区画の奥の方にいると判断。

    一旦トラックに戻ろうとしらハントが始まったため、玄関ドア前で少し待機してたら急に足音とうめき声が近づいてきて振り向いたら廊下から爆速で向かってきてあっさり殺られました。

    結果は化け狐でしたが、暗視ゴーグルを起動していたとはいえ、どこで探知されたのか…。

    このゲームしてて一番ゾッとしました。

    • しゅうと
    89
    2023年04月06日 20:15 ID:k9o5z210

    >>87

    ケミカルライト、キャンドルやDOTSプロジェクター(←雷獣の可能性がある場合注意)などをあらかじめ隠れる場所やチェイスする場所に設置しておけばある程度明るさの確保はできます。

    ライターやキャンドルを持つのもありです。気休め程度ですが。

    あとはハントは慣れです。どんな上級者も殺される時はあっさり殺されますw

    • ななしの調査員
    88
    2023年04月02日 04:43 ID:rk73tsz9

    >>87

    マップ暗記も大事ですが、慣れないうちは予めチェイスする経路を決めて照明になるアイテムを配置するか、自らの環境で明るさを調整するのがいいでしょう。

    ゲームやモニターにも明るさ調整機能はありますが限界があるので、私の場合はモニターの機能でナイトビジョンモードがあるのでそういったモニターを用意されるのも一考かと。

    • ななしの調査員
    87
    2023年04月02日 04:07 ID:epmn4983

    ライト消した状態で逃げ続けるコツってなんですかね……

    MAP暗記しておくのが一番なのでしょうか

    • ななしの調査員
    86
    2023年03月21日 07:04 ID:otlcggt6

    >>85

    そうですね

    まぁwikiも完璧じゃないんで更新遅れや抜けてることもあるでしょう

    Tipsにファントムの点滅は書いてあるのに鬼のは書いてないし、即死の恐れにバンシー書いてないし、今は照明スイッチがロックされる脅しもあるし

    • ななしの調査員
    85
    2023年03月21日 03:18 ID:c9okgc6g

    ハント開始タイミングに特徴があるゴーストってセーイも含まれませんか?老化してないセーイは正気度75%でハントしてきますよね

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